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産地ごとにみた宝石の特徴 ~サファイア~
2016年10月19日
海のように透きとおる青色が魅力のサファイア。数ある宝石のなかでも人気が高く、買取専門店でも高価買取される宝石の一つです。そんなサファイア。実は産地ごとに見た目などの特徴に違いがあることをご存知でしょうか。ここでは、サファイアの特徴を産地に分けてご紹介します。
主な産地は5つ。その違いは?
サファイアは、世界各国で産出される宝石です。なかでも代表的な産地は、スリランカ・カシミール・ミャンマー・パイリン・モンタナの5ヶ所です。各生産地のサファイアの特徴は、以下です。
スリランカ
数あるサファイアのなかでも、最も流通数の多いのがスリランカ産のサファイアです。大きさや色合い、透明感など、全てにおいて最上級のクオリティーを誇っており、なかにはジェムクオリティー(最高品質の宝石)と認められたサファイアもあるほど。セイロンブルー(紫色を混ぜたような青色)の濃淡バランスが美しい宝石です。そのクオリティーの高さから、高価買取されることの多い宝石です。
カシミール
カシミール産のサファイアは、100年ほど前は量・クオリティーともに最高クラスだといわれていました。しかし、現在はサファイアを産出することはほとんどなくなりました。そんなカシミール産のサファイアの特徴は、その類いまれなる青色の美しさにあるといわれています。青色が柔らかく石全体に広がるその様は、「カシミール産のサファイアを見た人は幸せになる」といわれているほどです。その希少性から、アンティークジュエリーとしてオークションへ出品されることも多くあります。
ミャンマー
産出量がとても少なく、その量は同地で産出されるルビーの約500分の1といわれています。希少性が高いだけではなく、クオリティーの高さも折り紙つき。ロイヤルブルーという、透明感を持ちながらも深い青色が魅力の宝石です。
パイリン
15世紀からルビーやサファイアなどの宝石産出がされていたバイリン。1960年代頃までは世界各国に流通するサファイアの半分がバイリン産でした。そんなパイリン産のサファイアの特徴は、鮮明で濃い青色をしているという点。しかし、なかには色が濃すぎるものも多く、他の生産地よりもクオリティーは劣ります。
モンタナ
本格的に流通が始まったのは1890年代に入ってからとされており、他の生産地と比べると価値は低め。色が薄く、粒が小さめという点が特徴です。
このように、同じ宝石でも生産地により価値や美しさが異なります。現在、サファイアをお持ちの方は、自身のサファイアがどこで産出されたものなのかをチェックしてみてはいかがでしょうか?
全てのサファイアが“青色”というわけではない
サファイアと聞いて、多くの方が知的でクールな青色をイメージするのではないでしょうか?しかし世の中には、青色だけでなくピンクやオレンジ、黄色、紫色などのサファイアも存在しています。
サファイアは“コランダム”と呼ばれる鉱物の一種。同じくコランダムの一種である宝石にルビーがありますが、コランダムのうちルビー以外のものは、青色も含めて全て「サファイア」と呼ばれています。たとえば、キュートな見た目で女性に大人気の「ピンクサファイア」なら耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。他にも、切なく美しい夕陽を連想させる「オレンジサファイア」、見ているだけで元気をもらえる「イエローサファイア」などもあります。
サファイアは産地が変わることでがらりと特徴も変わり、またその色も様々な宝石です。これからサファイアを買取してもらおうとお考えの方がいらっしゃれば、ぜひとも「ゴールドウィン」をご利用ください。
ゴールドウィンは、大阪に店舗を構える金・宝石・ブランド品の買取専門店。経験豊富な鑑定士があなたの大切な宝石を丁寧に査定します。“もてなしの心”を大切にしている当店は、出張や宅配による買取依頼にも対応していますので、ご来店が難しい方や遠方に暮らしている方でも問題なくご利用いただけます。もちろん、買取専門店の利用が初めてという方のサポート体制も整っておりますので、安心してご連絡ください。