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賛否両論?!グッチの2015-16秋冬コレクション、キーワードは”ノージェンダー”
2016年3月3日
買取市場で人気のブランド、グッチ。グッチのイメージはデザイナーが変わることで大きく変化すると知られており、買取市場でみられるグッチのアイテムも、時代によってデザインが大きく異なっています。2015年にはアレッサンドロ・ミケ―レを迎え、それまでのラグジュアリーなムードを廃止。2016年の秋冬コレクションでは、ノージェンダースタイルが取り入れられました。そこで今回は、グッチの秋冬最新コレクションのテーマ、ノージェンダーについてご紹介します。
ノージェンダーとは?
ノージェンダーとは、かつてのモードの世界の常識を覆すファッションのひとつ。それまでは、男女の境界線がはっきりと引かれていたモードファッションですが、ノージェンダーではそれを取り払い、着る人の性別を感じさせないファッションを成立しています。“自分の着たいものを着る”、これこそがノージェンダーのテーマといえるでしょう。
なお、ノージェンダーと同じ意味に捉えられやすいのが、ユニセックスです。ユニセックスは男女どちらでも着れる衣服を指すもので、その様にデザインや色が工夫されています。それに対してノージェンダーは、その工夫がなされていません。
グッチが提案する2015-16年秋冬のノージェンダー
グッチでノージェンダーファッションが登場したのは、春夏コレクションから。特に、ウィメンズコレクションに多く見受けられました。ボディラインを強調し過ぎないサイジングやストリートの要素はボーイッシュでありながらも、女性らしいプリーツスカートや小花柄などできちんと女性らしさも演出。さらに、エンブレムを配したジャケット、大きなリボン、ベレー帽などで新生グッチらしい存在感もアピールしています。
そして、秋冬コレクション。春夏コレクションの要素に世界各国の模様や柄を加え、よりノージェンダーな世界感が表現されています。デザイナーのミケーレが求めたのは、「恋愛の地図」。そこからイマジネーションを膨らませ、オリジナル地図のプリント、オリエンタルな花の刺繍、アフリカンプリントのスカートなど、一見複雑ながらも決して誰にも真似できないデザインをつくりだしました。
不自然なのにオシャレなのはなぜ?
不思議なのは、個性的過ぎるアイテムの組み合わせによって、一見複雑で不自然に見えるものの、きちんと統一感がとれている点です。これには、ブランドを尊重するアイテムチューンドが関与していました。GGモチーフやグリーン×レッドというグッチのアイコンカラー、こういったものを所々に用いることでファッション全体の一貫性が保たれているのです。
買取市場では、多数のグッチのファッションアイテムがみられます。近々、今回ご紹介した春夏コレクション、秋冬コレクションのアイテムも買取市場に登場することでしょう。ノージェンダーファッションに興味のある方は、是非とも買取店へチェックしに行きましょう。