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皿洗いから創業者へ!グッチの創業者、グッチオ・グッチの波乱万丈な一生
2016年8月23日
今や老舗の世界的ブランドとなっているグッチ。買取専門店での買取査定でもかなりの人気ブランドであるグッチは、1921年にイタリアで創業されました。創業者のグッチオ・グッチはフィレンツェで生まれ、数奇な運命を辿ってグッチを立ち上げました。買取専門店の買取査定でも人気のブランドであるグッチ。そのブランドを立ち上げたグッチオ・グッチの波乱万丈な一生とは、どのようなものだったのでしょうか。
ホテルの皿洗いから始まったグッチオ・グッチのキャリア
1881年、グッチオ・グッチはフィレンツェで小さな帽子会社の息子に生まれました。17歳のときにロンドンに渡り、最高級ホテルのサヴォイ・ホテルの皿洗いとして雇われました。
しばらく皿洗いを行った後にウェイターに昇格したグッチオ・グッチは、そこで王侯貴族たちを接客し、その立ち居振る舞いやファッションなどを観察しました。そこで学んだのは、「原価は意味を持たない」ということ。グッチオ・グッチは若くして、「商品の値段が高ければ高いほど、それを所有することの価値も高くなる」という、高級ブランドの価値観を手に入れたのです。
その後、イタリアに帰国。いくつかの職と徴兵を経て、高級レザーグッズの店にたどり着きました。そこで皮革の扱いを覚えたグッチオ・グッチは1921年に会社を設立、翌年には「GUCCI」の店名を掲げたショップをオープンしました。
培ったセンスと知識、技術が詰まったグッチのバッグ
グッチの製品の中でも、買取専門店の買取査定で人気なのがバッグです。現在主流のナイロン製のバッグやレザーバッグなど、グッチのバッグは買取専門店の買取査定だけでなく世界中で愛されています。しかしグッチは、最初から自社でデザインしたバッグを扱っていたわけではありません。最初はイギリスから輸入したバッグを扱い、その修理などを請け負っていました。その修理によって、グッチオ・グッチは「バッグの壊れやすい箇所はどこか」「使いやすく、丈夫なバッグを作るにはどうすればいいのか」というバッグ作りの研究を行ったのです。
一通り研究を行ったグッチオ・グッチは、イギリスの最高級ホテルで培ったセンスを発揮してバッグをデザイン。洗練されたデザインのバッグや小物はすぐに注目を浴び、グッチは買取専門店の買取査定でも人気のブランドの仲間入りを果たしました。
職人を愛したグッチの創業者
グッチに関しては、グッチオ・グッチの死後に起こったグッチ家の内紛と崩壊のエピソードが有名で、創業者自身に関する逸話はあまり多く残されていません。しかし、ホテルの皿洗いからのし上がったグッチオ・グッチは、職人を愛し、職人から愛された創業者でした。
その証拠に、グッチにはかつて、「職人が材料費のみで家族や恋人にバッグを作っても良い日」というのが制定されていました。職人の給料ではなかなか手が届かないグッチのバッグが、職人の家族の手に渡るようにという心遣いは、職人を愛するグッチオ・グッチならではのものです。