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知ってた?エルメスのバッグの由来はあの著名人だった!
2015年12月11日
買取店でも人気のエルメスは、たくさんのコレクションを発表しています。その中には著名人から名前をもらっているバッグもあり、エルメスの歴史とともに語り継がれているのです。以下では、馴染み深いエルメスのコレクションの中から著名人の名前をもらったバッグや歴史ある由来を持つバッグをご紹介します。
定番のバーキンは、イギリスの映画女優から名前をもらっていた!
エルメスの定番商品であるバーキンは、イギリスの映画女優ジェーン・バーキンから名前をもらっています。ジェーン・バーキンは整理整頓が苦手で、撮影のために海外に行くときは籐のトートバッグに荷物を詰め込んで持ち運んでいたそうです。そんなジェーン・バーキンを空港で見かけたのが、エルメスの5代目社長であるデュマ氏。デュマ氏は「ジェーンのために、荷物がたくさん入る丈夫なバッグを作らせてほしい」と申し出て、エルメス初のバッグであるオータクロアをアレンジしたバーキンを発表しました。バーキンは整理整頓が苦手なジェーン・バーキンのために作られただけあり、収納力ばつぐん。開口部も広く、本当になんでも入ってしまいそうな使い勝手の良さを誇ります。
バーキンには25センチ~45センチまでのサイズがあり、最も小さい25センチのバーキンはパーティーバッグとしても使えるすぐれもの。30センチのバーキンは小柄な日本人に向けて作られたもので、欧米ではあまり見かけません。30センチのバーキンを探すなら、日本のエルメス取扱店や買取店で探してみましょう。
エレガントなケリーバッグは、もともと違う名前だった?
エレガントなデザインのケリーバッグは、もともとは「サック・ア・クロア」という名前でした。アメリカの女優でありながらモナコ公妃でもあったグレース・ケリーが、妊娠して大きくなったお腹をとっさにバッグで隠した写真が雑誌の表紙となったことがケリーバッグの人気のはじまりなのだそう。マスコミに妊娠を悟られないためのとっさの機転が、ケリーバッグの人気を後押ししました。しばらくは「サック・ア・クロア」の名前で販売されていましたが、エルメス側がモナコ皇室に許可を取って「ケリーバッグ」へと改名し、現在に至るまで愛されています。
ケリーバッグには「内縫い」と「外縫い」の2種類のデザインがあります。生地をバッグ内部に織り込んで縫い目を隠す内縫いは、やや丸みを帯びた可愛らしいフォルムになるのが特徴的。フォーマル、カジュアルどちらでも活躍し、レディライクなファッションに寄り添ってくれます。
縫い目を外側に出す「外縫い」は、かっちりとした直線的なフォルムになるのが特徴的。エレガントですっきりとした見た目になり、フォーマルシーンやビジネスにぴったりです。
ケリーバッグには25~35センチのサイズがあり、28センチや32センチはビジネスにもカジュアルにも使える人気のサイズ。また、ミニケリーやミニミニケリーと呼ばれるショルダーバッグサイズの小さなケリーバッグもあります。とても希少なので、買取店で見つけたら幸運かもしれません。
バッグに新しい風を吹き込んだエルメスのボリード
ボリードは世界で初めてファスナーをつけたバッグだということをご存知でしょうか。エルメスの3代目社長であるエミール氏が第一次世界大戦の折にカナダを訪れた際、車の幌を固定するためのファスナーと出会ったころで着想を得たのだそうです。発売当時は「ブガッティ」という名前でしたが、後にレーシングカーを意味するボリードへと改名しました。1950年には注文生産品となり店頭から消えてしまいましたが、1962年にコレクションとして復活。可愛らしいフォルムと収納力で、現在もたくさんの女性に愛されています。
ボリードは15~47センチという幅広いサイズで展開されており、15センチのものは化粧ポーチとしても使うことができます。またボリードは軽さも特徴的で、1番大きい47センチでも重さを感じない。小柄な女性でも、旅行用として使うことが可能です。
ボリードは使い勝手から人気が高く、買取市場でもさまざまな色やサイズが取り扱われています。買取店で、自分にぴったりのボリードを見つけることができるかもしれません。