火付け役はキャサリン妃!イギリス王室伝統の指輪素材、今話題の「ウェルッシュ・ゴールド」とは|ゴールドウィンコラム

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火付け役はキャサリン妃!イギリス王室伝統の指輪素材、今話題の「ウェルッシュ・ゴールド」とは

2016年5月15日

金

イギリス王室では、結婚指輪に「ウェルッシュ・ゴールド」という素材を用いる伝統があります。ウェルッシュ・ゴールドとは、ウェールズ地方の鉱山で採掘された金のこと。埋蔵量が少なく、とても希少な金だとされています。ここでは、伝説の金といっても過言ではないウェルッシュ・ゴールドについてご紹介します。

ウェルッシュ・ゴールドとは

ウェルッシュ・ゴールドとは、イギリスの西部にあるウェールズ地方の鉱山で採掘された金のこと。なかなかお目にかかれるものではないため、名前すら知らないという方も少なくはありません。
ウェールズの金鉱の歴史は古く、古代ローマ軍が大規模な採掘を行っていたといわれています。当時、金は身分や権力の象徴としてケルトの族長や、神官などが好んで身につけていたそうです。
ウェールズの金鉱は埋蔵量が少なく、最後の金鉱も20世紀末には閉山しました。その希少さから「ウェルッシュ・ゴールド」はプラチナ以上に価値があるとされ、南アフリカで採掘される金の3倍もの高値で取引されているのです。

採掘されたばかりのウェルッシュ・ゴールドは、ほんの少し赤みを帯びているといわれています。なお、ウェルッシュ・ゴールド100%の製品には、“ウェールズの乙女の彫り込み”と“Aur Cymru(ウェールズ語でウェルッシュ・ゴールドという意)の刻印”があるといわれています。

イギリス王室との固い絆

イギリス王室では、ウェルッシュ・ゴールド100%の結婚指輪が花嫁に贈られます。この風習はエリザベス女王の母であるエリザベス・ボーズ=ライアンから始まったとされており、1923年以降から現在まで続いています。いまやウェルッシュ・ゴールドの結婚指輪を贈る風習は、イギリス王室の伝統といっても過言ではありません。エリザベス女王はもちろん、ダイアナ妃やカミラ夫人、キャサリン妃もウェルッシュ・ゴールドの結婚指輪を贈られており、希少なきらめきが左手薬指を彩っています。
なお、キャサリン妃のウェディングをきっかけにゴールドの人気は急上昇しており、日本でも多くの女性がゴールドのアクセサリーに注目しています。

宝飾品をお持ちの方のなかには、人気が高い今だからこそ金の買取依頼をしたいという方がいるかもしれません。買取に関してのご相談は、ぜひゴールドウィンにお任せください。ゴールドウィンでは金の買取を積極的に行っております。出張買取や宅配買取なども行っているため、遠方にお住まいの方でもお気軽にご連絡ください。

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