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瞳を捕らえるほどの赤。激レア宝石“レッドベリル”について
2016年12月16日
買取専門店では、ブランド品のバッグや時計の他にも多くのジュエリーが取り扱われています。ダイヤモンドやルビー、サファイアやエメラルドなど、その種類はさまざまです。あらゆる宝石が取り扱われている買取専門店ですが、やはりなかなかお目にかかれない宝石も存在します。そのひとつに、激レア宝石といわれる「レッドベリル」があります。では、なぜレッドベリルは「激レアな宝石」といわれているのでしょうか。また、そもそもレッドベリルとは、どのような宝石なのでしょうか。ここでは、そんな激レアの宝石「レッドベリル」について詳しくご紹介します。
レッドベリルとは……
レッドベリルとは、真っ赤に発色する緑柱石のことです。緑柱石は「ベリル」とも呼ばれており、ベリリウム鉱物の類の総称を指します。ベリルのなかには、緑色に輝く「エメラルド」や青色に輝く「アクアマリン」、ピンク色に輝く「モルガナイト」などが含まれます。このように、同じ鉱物にエメラルドも含まれていることから、レッドベリルは「赤いエメラルド」とも呼ばれています。しかし、エメラルドとは比べ物にならないほど、レッドベリルは希少性の高い宝石なのです。
レッドベリルってどれぐらいレアなの?
同じベリルに含まれるエメラルドやアクアマリン、モルガナイトなどは多く産出されています。そのため、多くの方が一度は目にしたことがあるでしょう。エメラルドやアクアマリンなどは美しいのですが、産出量だけからいうと、「希少性が高い」とはいえません。比較的簡単に目にすることもできます。
しかし、同じベリルのなかでも、レッドベリルは一握りの方しか実物を目にしたことはないのではないでしょうか。なぜかというと、レッドベリルは現在では新たに産出されることがほとんどなく、希少性が極めて高いからです。これが、「激レアの宝石」といわれているが所以です。そんなレッドベリルは、これまでに地球上で発見された鉱物のなかでもっとも貴重な存在ともいわれています。その存在量は、ルビーの8,000分の1といわれているほど。それほどまでに希少価値が高く、その分、高価な宝石となっているのです。
主な産出地
レッドベリルが「激レア宝石」といわれる理由には、産出地が関係しています。レッドベリルは、かなり限られた場所でしか産出されない鉱物です。実はレッドベリルは、アメリカ合衆国でしか産出されていません。それも、2つの州だけ。その2つの州とは、ユタ州とニューメキシコ州です。さらに、その州のなかでも4箇所でしか産出されておらず、ユタ州ビーバー郡の「ワーワー山脈」とジャブ郡の「トーマス・レンジ」、ニューメキシコ州シエラ郡の「パラマウント・キャニオン」と「ラウンド山」でのみ、産出されます。
過去、レッドベリルはこれらの場所で産出されていましたが、大きな結晶ではほとんど採掘されませんでした。そのため、産出量と事業としての採算が合わずに採掘されなくなったそうです。
そんな希少価値が非常に高いレッドベリルは、ジュエリーショップなどで見かることは、ほとんどないかもしれません。そのため、レッドベリル自体が知られていないこともあり、その価値を知る人たちはとても少ないです。
しかし、極稀に買取専門店などで目にすることができます。買取専門店などで周りの宝石よりも明らかに際立って赤く輝いている宝石を見かけたら、一度手にとってみてください。もしかすると、それが激レアの宝石「レッドベリル」かもしれませんよ。
レッドベリルでなくとも、ご自宅に不要になった宝石類などがあるのであれば、ぜひ買取専門店ゴールドウィンにご相談ください。ゴールドウィンには、宝石の希少性を正しく鑑定することのできる専門家が在籍しています。希少性の高い宝石や品質の高い宝石であれば、高価買取値がつくでしょう。