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金とプラチナの違いとは?高く売る方法もそれぞれ解説|買うならどっち?
2025年2月28日
「金とプラチナの主な違いは?高く売れるのはどっち?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
プラチナと金には、見た目や重さ、用途など、さまざまな違いがあります。
価格やニーズは金のほうが高い傾向がありますが、希少価値はプラチナのほうが高いのが特徴です。
この記事では、金とプラチナの違いや、様々な観点から見た価値の高さについて解説します。金とプラチナを高く売買するときのポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
【要素別】金とプラチナの違い
金とプラチナには、見た目だけでなく重さや用途にも大きな違いがあります。本章では、以下の要素ごとに金とプラチナの違いを解説します。
- 色の違い
- 重さの違い
- 用途の違い
本章の内容を参考に、金とプラチナの特徴を理解しておきましょう。
【色】プラチナは銀白色、金は金色
プラチナと金には、それぞれの色合いに明確な違いがあります。
白金(はっきん)とも言われるプラチナは、銀白色で重厚感のある色合いが特徴的です。シルバーよりも落ち着いた色味をしており、高級感があります。
一方、金は名前のとおり自然な金色をした「純金」のほかに、以下のようなカラーバリエーションがあります。
- ホワイトゴールド
- ブラックゴールド
- イエローゴールド
- ピンクゴールド
- レッドゴールド
中でもプラチナやパラジウムが含まれるホワイトゴールドやブラックゴールドは需要が高く、買取における値段が上がりやすいのが特徴です。
【重さ】プラチナは金よりも重みがある
プラチナと金では、1cm³(立方センチメートル)あたりの比重がそれぞれ異なります。
比重とは金属などの物質の重量を測るときに用いる計算方法で、計算式は「物質の密度÷基準となる水の密度(1g/cm³)」です。
比重が高いほど重くなります。
プラチナと金の密度はそれぞれ以下のとおりです。
種類 | 比重 |
プラチナ(純プラチナ) | 約21.45g/cm³ |
金(純金) | 約19.3g/cm³ |
同じ大きさの指輪やジュエリーであっても、プラチナの方が重くなります。
参照:
【用途】プラチナは工業用やジュエリー、金は投資対象にもなる
プラチナと金の用途の違いは以下のとおりです。
種類 | 用途 |
プラチナ |
|
金 |
|
参照:
プラチナは自動車部品やジュエリー、電気・電子工業用などに用いられることが多い金属です。
一方金は、ジュエリーや工業用、歯科・医療用などに使われるだけでなく、投資対象としても需要があります。
プラチナと金はどちらの方が価値が高い?
プラチナと金の価値の高さは、着目するポイントによって大きく異なります。本章では、以下の観点から解説します。
- 価格の高さ
- 希少価値の高さ
- ニーズの高さ
本章の内容を参考に、プラチナ・金それぞれの価値を理解しておきましょう。
価格は金のほうが高い
価格については、金の方がプラチナよりも高い傾向があります。
2025年2月25日時点における金とプラチナの価格は、それぞれ以下のとおりです。
小売価格(税込) | |
金(1gあたり) | 15,705円 |
プラチナ(1gあたり) | 5,205円 |
1gあたりの金額を比較すると、金の方がプラチナの約3倍ほど高くなっています。両者の値段は1日単位で変動しており、毎日数百円ほどの差額が発生することもあります。
現時点では金の価格がプラチナよりも大幅に高いものの、今後逆転する可能性もゼロではありません。
希少価値はプラチナのほうが高い
希少価値については、金よりもプラチナのほうが高い傾向があります。
2024年時点でのプラチナの総供給量は228 トンであり、金の総供給量(4,974.5トン)の約22分の1ほどです。
また、プラチナは原鉱石1トンから3グラムしか採取できないといわれており、金よりも希少価値が高い金属といえます。
参照:
World Gold Council「ゴールド・デマンド・トレンド2024年通年および第4四半期」
World Platinum Investment Council「2024年第3四半期WPIC Platinum Quarterlyプレスリリース」
レアメタル 2007(1)|プラチナの需要・供給・価格動向等
ニーズは金のほうが高い
一般的には、プラチナよりも金の方が需要が高いといわれています。
プラチナは金額の相場が変動しやすいのに対して、金は世界情勢や景気変動の影響を受けにくく、資産価値が安定しているのが特徴です。
「有事の金」という言葉があるように、金は長期的な資産運用に向いている投資対象といえるでしょう。
プラチナや金を売却するときのポイント
プラチナや金を売却するときは、以下4つのポイントを意識しましょう。
- リアルタイムの相場を調べる
- 1つではなく複数の業者へ査定を依頼する
- 売る時にかかる税金について事前に把握しておく
プラチナや金を持っておくべきか、売却するべきか迷っている方はぜひ参考にしましょう。
リアルタイムでの相場を調べる
プラチナや金を売却するまえに、リアルタイムの相場を調べましょう。
プラチナと金の値段は、1日単位で変動が続いています。
プラチナは金よりも希少価値が高く、市場規模も小さい金属です。そのため、社会情勢や産業の動向によって価格が変動しやすい傾向があります。
一方金は、プラチナと比べて価格が安定しており、長期投資にも向いているのが特徴です。
プラチナや金の価格変動を予測するのは困難なため、気になる方は過去における月ごとの価格変動をチェックし、売却に適した時期を調べてみましょう。
1つではなく複数の業者へ査定を依頼する
プラチナや金の売却をするときは、複数の業者へ査定を依頼するのがおすすめです。
買取査定を複数の業者へ依頼することで、金額の相場を知り、最も高く売れる場所を見つけやすくなるでしょう。
手持ちのプラチナや金を売却したいときは、最低でも2〜3社以上の業者へ査定を依頼し、相見積もりを取るのがおすすめです。
なお、金・貴金属を高く売るなら「金・貴金属を売るならどこがいい?知恵袋で口コミが良い買取業者5選」の記事をご参照ください。
売る時にかかる税金について事前に把握しておく
プラチナや金を売却すると、金額次第で納税の義務が発生します。
納税の義務が発生するのは、プラチナやゴールドの売却価格が購入価格を上回る場合です。
個人または法人が保有しているプラチナや金などの貴金属は「現物資産」として扱われ、売却は「資産の譲渡」に該当します。
資産の譲渡によって得た利益の金額によっては、確定申告が必要になるので注意しましょう。
貴金属の売却益は「譲渡所得」に分類され、金額は「譲渡所得=売却額-取得費-譲渡費用-特別控除(50万円)」で求められます。
売却で得た利益のうち、50万円を上回った部分が課税対象となります。
ゴールドウィンでは、プラチナや金の買取における節税・税金対策も行っています。売却にかかる税金面が不安な方はお気軽にご相談ください。
まとめ|プラチナと金の違いは沢山ある!それぞれの価格や希少価値を押さえておこう
プラチナと金は、色や重さ、用途などさまざまな要素が異なります。
価格が高いのは金、希少価値が高いのはプラチナです。
市場価値が比較的安定している金は長期的な投資、売却価格が変動しやすいプラチナは短期的かつハイリターンを狙う投資に向いているといえるでしょう。
金やプラチナの購入・売却を検討している方は、ぜひ一度「ゴールドウィン」へご相談ください。
ゴールドウィンでは、忙しくてご来店が難しい場合に利用できる宅配買取や出張買取を実施しています。
写真を送るだけで買取価格の目安がわかるLINE査定も行っているため、ご活用いただければ嬉しく思います。
金とプラチナの違いについてよくある質問
プラチナより金の方が価格が高いのはなぜ?
金の価格がプラチナよりも高い理由として、以下などが挙げられます。
- 世界的に安定した投資資産として認識されているため
- 景気が停滞した場合も需要への影響が少ないため
- 為替市場の変動に影響を受けやすいため
プラチナの価格は、南アフリカやロシアといった国々の情勢や景気変動の影響を受けて変動しやすい傾向があります。
一方で、金は長年の間世界各地で産出されており、投資資産としての信頼が高く景気の影響を受けにくいため、価格が比較的安定しているのが特徴です。
将来的に価値が上がるのは金とプラチナのどっち?
金とプラチナの将来性を比較した場合、安定性や資産価値が高いのは金と言われています。
金は価格だけでなく、供給や市場価値が比較的安定しているため、将来を見据えた投資におすすめです。
一方で、プラチナの価格は需要・供給のほか、主要消費国や産出国における経済動向の影響を受けやすいため、短期的かつハイリターン狙いを目的とした投資に向いています。
将来的な価値の上昇を見越しつつ、資産として長期的に保有したい方には、プラチナより金の方がおすすめと言えるでしょう。
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159