- 大阪で金・貴金属買取ならゴールドウィン 梅田店・難波店ホーム
- 買取コラム
- 「ダイヤモンドに価値がない」って本当?3つの魅力や高額買取のポイントも解説
「ダイヤモンドに価値がない」って本当?3つの魅力や高額買取のポイントも解説
2025年3月14日
「ダイヤモンドには価値がないの?」「買取額が安いって本当?」と疑問に思っていませんか。
ダイヤモンドは買取価格が購入時の30〜40%程度になるケースもあり「価値がないのでは?」と感じる方もいるかもしれません。
結論からいえば、ダイヤモンドには確かな価値があります。売り方次第では高額で買い取ってもらえる可能性もあるでしょう。
この記事では、ダイヤモンドの価値に関する誤解と真実、そして高く売るためのポイントを専門家の視点から紹介します。
質の高いダイヤモンドや適切な売却方法を知ることで、眠っているジュエリーを資産に変えられる可能性が高まるでしょう。
「ダイヤモンドに価値がない」と言われる本当の理由
ダイヤモンドに価値がないといわれる主な理由は、以下の4つが考えられます。
- 小売価格と買取価格に大きな差があるため
- 一般消費者には品質評価(4C)が難しいため
- 希少性が人工的に操作されているため
- メレダイヤ(小粒ダイヤモンド)が評価されにくいため
本章を参考に、ダイヤモンドの価値について改めて整理しておきましょう。
小売価格と買取価格に大きな差があるため
ダイヤモンドジュエリーは購入時と売却時で価格に大きな開きがあります。30万円で購入した婚約指輪が、数年後にわずか10万円程度の査定額になるようなケースも珍しくありません。
この差が生じる最大の理由は、購入価格には「宝石の価値」以外に多くの手間賃が含まれているからです。宝石の採掘、加工、デザイン料、ブランド広告費、店舗維持費、人件費など、さまざまなコストが上乗せされています。一方、買取時にはこれらの手間賃は一切考慮されず、純粋な宝石の価値と地金の価値だけで評価されます。
また、ダイヤモンドジュエリーの需要は限定的です。
とくに日本では新品志向が強く、再販市場が狭いのが特徴です。買取業者も在庫リスクを避けるために価格を抑えがちな傾向があります。
このような市場構造が「ダイヤモンドに価値がない」といった印象を強めています。
一般消費者には品質評価(4C)が難しいため
ダイヤモンドの価値は「4C」(カラット・カラー・クラリティ・カット)で決まります。しかしその評価は、専門家でなければ正確に判断するのが難しいものです。
とくにカラーグレードの違いは肉眼では判別しづらく、Dカラー(最高級)とHカラーの差は並べて比較しないとわかりにくいでしょう。
また、内包物の有無や配置を示すクラリティも、専門的な知識と機器がなければ判断できません。この専門性の壁が、消費者が自分のダイヤモンドの本当の価値を知ることを困難にしています。
その結果、買取時に提示された価格が適正かどうか判断できず、「価値がない」という認識につながりやすいのです。
希少性が人工的に操作されているから
ダイヤモンドの価値は「希少性」に基づいています。ただしこの希少性は、自然発生的なものではありません。
世界最大のダイヤモンド企業であるデビアス社は、長年にわたり市場の供給量を意図的にコントロールしてきました。
採掘したダイヤモンドの一部を市場に出さずに保管することで「希少性」を演出し、価格を高く維持する戦略をとってきたのです。また「ダイヤモンドは永遠の輝き」というマーケティングキャンペーンにより、婚約指輪にダイヤモンドを使う文化が20世紀に急速に広まりました。
このように、ダイヤモンドの価値は地質学的な希少性よりも、企業戦略によって作られた側面が強いことが、その本質的な価値に疑問を投げかける理由となっています。
メレダイヤ(小粒ダイヤモンド)が評価されにくいため
多くの買取店では、メレダイヤと呼ばれる0.1カラット以下の小粒ダイヤモンドにほとんど価値を見出しません。エンゲージリングのセンターダイヤの周りを取り囲む装飾用のダイヤや、エタニティリングに使われる小さなダイヤモンドは、買取時に「ほぼ無価値」として扱われがちです。
これは、メレダイヤの取り外しや再利用コストが高い割に市場価値が低いためで、多くの業者はメレダイヤを無視し、地金価値のみで査定します。
一方、「ゴールドウィン」では0.01カラットからでも適正に査定額に反映いたします。メレダイヤがセッティングされているダイヤモンドジュエリーをお持ちの方は、ぜひ「ゴールドウィン」にご相談ください。写真を送るだけで買取価格の目安がわかるLINE査定も行っておりますので、お気軽にお問い合わせいただけます。
実はダイヤモンドには価値がある|知られざる3つの魅力
「ダイヤモンドに価値がない」という声もありますが、実はダイヤモンドには他の宝石や資産にはない独自の価値があります。
具体的には以下3つの魅力があげられます。
- 世界最高硬度10で傷がつきにくい
- 簡単なメンテナンスだけで美しさが続く
- 希少カラーダイヤは高額査定の対象になる
本章を読み、ダイヤモンドの価値について再認識しておきましょう。
世界最高硬度10で傷がつきにくい
ダイヤモンドの最大の特徴は、世界最高レベルであるモース硬度10です。つまり、ダイヤモンド以外のものでは傷をつけられない硬度です。
金属製品や他の宝石は日常使用で簡単に傷がつきますが、ダイヤモンドは何十年使っても傷がつきにくく、実用価値が高いといえます。
サファイアやルビーは硬度9程度で、長年使用すると微細な傷が蓄積します。一方ダイヤモンドは、毎日身につけても世代を超えて美しさを保てる唯一の宝石です。
簡単なメンテナンスだけで美しさが続く
ダイヤモンドの優れた点は、耐久性だけではなくメンテナンスの容易さにもあります。多くの宝石や金属は定期的な専門クリーニングが必要ですが、ダイヤモンドは家庭で簡単にケアできます。
ぬるま湯に中性洗剤を少し入れ、柔らかい歯ブラシで優しく磨くだけで、本来の輝きを取り戻せるのです。時間とともに脂や汚れが付着して輝きが失われても、この簡単なクリーニングだけで新品同様の輝きが復活します。
古くなったと思われるダイヤモンドであっても、適切なクリーニングを行うだけで買取価格がアップすることが多いです。このメンテナンスの容易さは、長期的に見るとダイヤモンドの価値を高める重要な特性といえます。
希少カラーダイヤは高額査定の対象になる
通常のホワイトダイヤモンドも価値がありますが、とくに希少なカラーダイヤモンドの価値はさらに高くなります。天然のピンク、ブルー、グリーンなどのカラーダイヤモンドは、同サイズのホワイトダイヤモンドの数倍から数十倍の価値を持つことがあります。
これらの希少カラーダイヤモンドは、適切な鑑定書があれば非常に高額な買取が期待できるでしょう。2017年には香港のオークションで約57カラットのピンクダイヤモンド「ピンク・スター」が約79億円で落札されたこともあります。
希少性の高いカラーダイヤモンドは年々価格が上昇する傾向にあり、宝石だけでなく金融資産としても注目されています。
高額買取が期待できるダイヤモンドの特徴
すべてのダイヤモンドが同じ価値を持つわけではありません。買取市場において高額査定を期待できるダイヤモンドには、以下のような共通する特徴があります。
- 1カラット超の大きさ
- 「D〜Fランク」の高品質カラー
- 「VS以上」の高いクラリティ
- 有名ブランドのジュエリー
- 国際的な鑑定書の有無
本章で、保有しているダイヤモンドがどれほどの価値を持つのかチェックしてみましょう。
1カラット超の大きさ
ダイヤモンドの価値は大きさに比例して上昇します。とくに1カラット(0.2グラム)を超えると価格が飛躍的に上がります。これは大きなダイヤモンドの原石自体が希少であるためです。
ダイヤモンドが大きくなるにつれて、その価格上昇率はさらに高くなります。小さなダイヤモンドでも他の条件が優れていれば価値はありますが、1カラット以上あれば買取価格を大きく左右する可能性があるでしょう。
「D〜Fランク」の高品質カラー
ダイヤモンドのカラーグレードはD(無色透明)からZ(黄色味が強い)まであります。D・E・Fランクは「カラーレス」と呼ばれる最高品質です。
トップクラスのカラーグレードは希少価値が非常に高く、買取市場でも高評価です。D〜Fランクのダイヤモンドをお持ちなら、査定時に必ず伝えましょう。
鑑定書があればカラーが正確に分かるため、一緒に査定に出すのがおすすめです。鑑定書がない場合は、事前に鑑定書を発行してからであればより正確な買取金額がわかりやすいでしょう。
高品質なダイヤモンドほど、鑑定書の有無で買取価格に大きな差が出ることがあります。
「VS以上」の高いクラリティ
クラリティとは、ダイヤモンド内部の透明度や内包物(インクルージョン)の少なさを表す指標です。具体的には、以下に分類されます。
- FL(完全に無傷)
- IF(内部無傷)
- VVS(非常に小さな内包物)
- VS(小さな内包物)
- SI(やや目立つ内包物)
- I(肉眼で見える内包物)
VS(Very Slightly Included)以上は、10倍の拡大鏡でも内包物がほとんど見えないレベルの高品質なダイヤモンドです。VVS以上のクラリティを持つダイヤモンドは希少です。
適切な鑑定書があれば、同じカラット数でもSIクラスと比較して30%以上高額な買取が期待できます。
有名ブランドのジュエリー
ダイヤモンド自体の品質以上に、ブランド価値が買取価格を大きく左右します。
ティファニー、カルティエ、ブルガリなどの高級ブランドジュエリーは、同等品質の無名ジュエリーよりも高い買取価格になるでしょう。
ブランドジュエリーは保証書や箱などの付属品も一緒に保管しておくと、正規品の証明となりさらに価値が上がります。
偽物が多いブランドジュエリー市場では、正規品であることの証明が買取価格を大きく引き上げます。
国際的な鑑定書の有無
ダイヤモンドの価値を客観的に証明するのが鑑定書(グレーディングレポート)です。
とくにGIA(米国宝石学会)、HRD(ベルギー高級宝石鑑定所)などの国際的に信頼性の高い機関による鑑定書があると、買取価格が大幅にアップする可能性があります。
鑑定書にはダイヤモンドの4Cに関する詳細情報だけでなく、蛍光性や研磨状態などの情報も記載されています。価値を適正に評価する重要な資料といえるでしょう。
ダイヤモンドを最高額で売るための具体的方法
ダイヤモンドは、売り方次第で大きく価格が変わることがあります。
ダイヤモンドを高値で売るポイントは以下の4つです。
- 付属品をすべて保管する
- 売却前にクリーニングする
- 複数業者で査定を比較する
- 相場が高い時期を狙う
保有しているダイヤモンドを買取査定に出す際は、本章で紹介するポイントを意識しておきましょう。
付属品をすべて保管する
ダイヤモンドジュエリーを高額で売るためには、購入時の付属品をすべて保管しておくことが重要です。
以下のような付属品があることで、ダイヤモンドの信頼性や正規品であることが証明でき、買取価格が大幅にアップします。
- 保証書
- 鑑定書
- ブランドの箱
- ショッピングバッグ など
とくに国際的な鑑定機関であるGIAやHRDの鑑定書は、ダイヤモンドの正確な品質を証明する重要な書類です。
ブランドジュエリーの場合、正規の箱や保証書がないと、ブランド価値部分の評価が下がってしまうことがあるため、必ず一緒に持参しましょう。
売却前にクリーニングする
ダイヤモンドは時間の経過とともに、皮脂や汚れが付着して輝きが失われていきます。売却前に簡単なクリーニングを行うと見栄えが大幅に向上し、査定額がアップする可能性があります。
家庭でのクリーニング方法としては、ぬるま湯に中性洗剤を数滴入れ、柔らかい歯ブラシで優しく磨き、その後水でよくすすいで柔らかい布で拭き取るという方法が効果的です。
ダイヤモンドの輝きは査定時の印象を大きく左右します。
ひと手間で査定額アップの可能性があることを知っておきましょう。
複数業者で査定を比較する
ダイヤモンドの買取価格は業者によって大きく異なります。同じダイヤモンドでも、買取店によって査定額に大きな差が出ることも珍しくありません。
これは買取店の専門性、得意分野、販売ルートなどによって評価基準が異なるためです。
たとえば、ブランドジュエリーを得意とする買取店と、宝石そのものの価値評価を得意とする買取店では、同じダイヤモンドジュエリーでも査定額が変わることがあります。
最低でも3社程度の買取店で査定を受けることで、より適正な価格で売却できる可能性が高まります。
相場が高い時期を狙う
ダイヤモンドの買取相場にも季節変動があるため、相場が高い時期を狙いましょう。
一般的に、クリスマスや年末年始、バレンタインデーなどの前の時期は、ジュエリー需要が高まるため買取価格も上昇する傾向があります。
また、金相場の上昇時には、金を使ったダイヤモンドジュエリーの買取価格も連動して上がることがあります。
タイミングを少し調整するだけで、より高い買取価格を得られる可能性があります。急いで売りたい場合でなければ、相場の動向も考慮してみましょう。
ダイヤモンドや金の買取をお考えなら、「ゴールドウィン」にご相談ください。ゴールドウィンでは、専門の鑑定士がお客様のジュエリーを丁寧に査定し、適正価格での買取を心がけています。
まとめ|ダイヤモンドには価値がある!プロの鑑定士へ査定を依頼しよう
「ダイヤモンドは価値がない」といわれるのは、小売価格と買取価格の差がある、あるいは適切な品質評価が難しいなどの理由があります。
小売価格と買取価格の差は大きいものの、1カラット以上の大きさ、D〜Fランクの高品質カラー、などの条件を満たせば、高額での売却が可能になることも多いです。
大阪梅田・難波エリアでダイヤモンドや貴金属の買取をお考えなら、専門鑑定士が在籍する「ゴールドウィン」にぜひご相談ください。店頭買取はもちろん、LINE査定や宅配・出張買取も実施しており、お客様のニーズに合わせた買取サービスを提供しています。
ダイヤモンド買取に関するよくある質問
鑑定書なしでも買取してもらえる?
結論からいうと、鑑定書がなくてもダイヤモンドの買取は可能です。
鑑定書がない場合、買取店は独自の鑑定技術でダイヤモンドの品質を評価します。信頼できる専門店では、専門の鑑定士がルーペや鑑定機器を使って4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)を判断します。
売却前に新たに鑑定書を取得することも選択肢の一つです。
「ゴールドウィン」にはダイヤモンドや宝石の買取を熟知した鑑定士が在籍しているため、鑑定書や鑑別証がなくてもその場で高価買取が可能です。ダイヤモンドの本当の価値を見極める技術と経験を持っているので安心してお持ち込みいただけます。
金とダイヤはどちらを先に売るべき?
一般的には、ダイヤモンドを先に売却し、金製品は状況に応じて判断するのが賢明です。
ダイヤモンドは金と違って明確な国際相場がなく、買取価格の変動が読みにくいという特徴があります。一方、金は国際的な相場があり、比較的予測がしやすいでしょう。
また、金相場は長期的に見ると上昇傾向にあるため、急ぎでなければ保有し続ける価値があるケースも多いです。とくに純金(24金)のジュエリーや金貨などは、素材としての価値がほぼそのまま買取価格に反映されるため、相場が上昇すれば買取価格も上がります。
ただし、18金や14金のジュエリーで古いデザインのものや、流行遅れになったものは、デザイン価値が低下していくため、状態が良いうちに売却するのも一つの選択肢です。
ダイヤの大きさはどれくらいから価値がある?
買取市場で特に「価値がある」と評価されるのダイヤモンドは、一般的に「0.3カラット以上」からです。
0.3カラット未満でも買取は可能ですが、サイズが小さいため4Cの評価が難しく、市場価値も低くなりがちです。とくに0.1カラット以下の極小ダイヤモンドは、素材としての金やプラチナの方が価値が高くなるケースもあります。
一方、1カラット(約0.2グラム)を超えるダイヤモンドは希少性が高まり、買取価格も飛躍的に上昇するでしょう。また、同じカラット数でも、1粒のダイヤモンドは複数の小さなダイヤモンドの合計より価値が高くなります。
ダイヤモンドや金・プラチナジュエリーの買取をお考えなら、ぜひ一度「ゴールドウィン」へご相談ください。大阪梅田・難波エリアを中心に、店頭買取はもちろん、宅配・出張買取も実施しています。
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159