ブラックオパールの価値を決める基準とは?おすすめの売却時期も解説|ゴールドウィンコラム

06-6348-2525

  1. 大阪で金・貴金属買取ならゴールドウィン 梅田店・難波店ホーム
  2. 買取コラム
  3. ブラックオパールの価値を決める基準とは?おすすめの売却時期も解説

ブラックオパールの価値を決める基準とは?おすすめの売却時期も解説

2025年3月14日

ブラックオパール 価値

「ブラックオパールの価値はどうやって決まるの?」「他のオパールと比べて何が違うの?」と、疑問に思ってませんか。

自分が保有しているブラックオパールの価値が高いなら、売却を検討したいと考えることもあるかもしれません。

結論、ブラックオパールの価値はカラット数(ct)や遊色効果による鮮やかさ、地色の黒さによって決まります。買取店でも、これらの基準をもとに査定を行うことが多いです。

この記事では、ブラックオパールの価値を決める基準や相場変動の理由、取り扱う際の注意点などを詳しく解説しています。
ブラックオパールの価値について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ブラックオパールの価値を決める基準

ブラックオパールの価値を決める基準

ブラックオパールの価値を決める基準は、大きく分けて3つあります。

  • カラット数
  • 遊色効果の鮮やかさ
  • 地色の黒さ

本章の内容を参考に、ブラックオパールの価値や特徴を理解しておきましょう。

カラット数(ct)

カラット数(ct)とは、宝石の重さを表す単位で、1ct=0.2gとして計算されます。ブラックオパールはカラット数が大きいほど価値が高まり、高額で取引される傾向があります。

とくに5ct以上のブラックオパールは希少性が高く、査定額もアップしやすいです。さらに、ぷっくりとした形状であれば、より高く評価されることが多いでしょう。

遊色効果の鮮やかさ

遊色効果(プレイオブカラー)とは、オパールが光を受けたときに、表面にさまざまな色が浮かび上がる現象のことです。遊色効果の色合いは「斑(フ)」と呼ばれ、斑の色や鮮やかさによってオパールの価値が大きく左右されます。

2025年3月現在は、赤や黄色の斑が入っているブラックオパールが人気で、買取価格が高騰しています。

地色の黒さ

地色とは、オパールのベース、背景色となる色合いのことです。ブラックオパールは、地色が黒いほど希少性があり、価値が高いとされています。

これは、地色が濃いと遊色がより鮮やかに映え、斑の美しさが引き立つためです。

3月と11月は売却価格が高騰する

3月と11月は売却価格が高騰する

3月と11月は、ブラックオパールの売却価格が高騰する傾向にあります。

3月に香港インターナショナルジュエリーショー、11月に香港JMA国際宝飾展が開催されるためです。

これらのジュエリーショーが開催される時期は、宝石バイヤーが仕入れを活発に行うため、品質の良いブラックオパールの相場が高騰します。

ブラックオパールの売却を検討している方は、ジュエリーショーの開催時期に取引を行うことで、通常より高値で売却できるでしょう。

ブラックオパールの価値を守るための注意点

ブラックオパールの価値を守るための注意点

ブラックオパールはとても繊細な宝石のため、適切に取り扱わないと価値を損なう可能性があります。とくに、傷がつきやすく、環境によってはひび割れや劣化が生じるため注意が必要です。

ブラックオパールを取り扱う上での注意点は以下のとおりです。

  • 乾燥させない
  • 他の石と一緒に保管しない
  • 湿度の高い場所を避ける

ブラックオパールの美しさや価値を長く保つために、注意点を把握しておきましょう。

乾燥させない

ブラックオパールは、水分を含んでいる宝石です。

直射日光やドライヤーの熱を長時間当てると、ブラックオパールに含まれている水分が抜け、「カン」と呼ばれるひび割れが生じる可能性があります。

カンが生じたブラックオパールは、価値が大幅に下がるので、極端に乾燥させないようにしましょう。

他の石と一緒に保管しない

ブラックオパールのモース硬度は5〜6.5と低く、ダイヤモンドやサファイアと比べると傷がつきやすいため注意が必要です。

他の宝石と同じ容器に保管していると、宝石どうしがぶつかり合うことでカンが生じる可能性があります。

貴重なブラックオパールの価値を下げないためにも、他の宝石と一緒に保管しないようにしましょう。

湿度の高い場所を避ける

ブラックオパールは水分を吸収する特性があります。

空気中の水分程度であれば過度に心配する必要はありません。しかし、ブラックオパールを濡れたまま放置すると、内部の水分バランスが崩れ、変色する恐れがあります。

ブラックオパールに水分が付着した場合は、すぐに柔らかい布で拭き取りましょう。

オパールの種類

オパールの種類

オパールは大きく分けて以下の2種類に分類します。

  • プレシャスオパール
  • コモンオパール

それぞれの特徴を知り、違いを理解しておきましょう。

プレシャスオパール

遊色効果のあるオパールを「プレシャスオパール」といいます。以下に、プレシャスオパールの一部を紹介します。

地色 名前
ブラックオパール
ホワイトオパール
無色 ウォーターオパール
オレンジ ファイアオパール

プレシャスオパールは、遊色効果により豊かな色彩を楽しめる宝石です。また、コモンオパールに比べると価値が高い傾向があります。

コモンオパール

遊色効果のないオパールを「コモンオパール」といいます。以下に、コモンオパールの一部を紹介します。

地色 名前
淡いピンク ピンクオパール
鮮やかな黄色 イエローオパール
乳白色 ミルキーオパール
淡い青色 ブルーオパール
淡い緑色 グリーンオパール

コモンオパールは美しい地色が特徴の宝石です。豊富なカラーバリエーションを活かし、多くはファッションジュエリーとして加工されます。

まとめ|ブラックオパールの価値はさまざまな要素や売却時期によって決まる!

ブラックオパールの価値は、ct(カラット)数や遊色効果の鮮やかさ、地色の黒さによって大きく変動します。

とくに、現在は赤や黄色の斑が入っている個体の希少性が高く、買取価格が高騰しています。

また、ジュエリーショーが開催される3月と11月は、ブラックオパールの相場が高騰しやすい時期です。売却を検討している場合は、ジュエリーショーが開催される時期を狙うと良いでしょう。

お手持ちのブラックオパールの価値を知りたい方は、ぜひ一度「ゴールドウィン」へご相談ください。

査定料は無料で、査定後に売却をキャンセルしても費用は一切かかりません。まずはお気軽にお持ち込みください。

ブラックオパールの価値についてよくある質問

オパールの価値が高い色は何色ですか?

最も希少価値が高いオパールはブラックオパールです。

続いて価値が高い順に、オレンジ色のファイアオパール、透明色のウォーターオパール、白色のホワイトオパールとなります。

個体によって価値は変動するので、お手持ちのオパールの価値が知りたい場合は、無料査定してみることをおすすめします。

ブラックオパールの保管方法はありますか?

ブラックオパールは硬度が低い宝石です。

衝撃に弱いため、他の宝石と一緒に保管すると、宝石どうしがぶつかり合うことで「カン」というひび割れが生じる可能性があります。

カンがあるブラックオパールは価値が大幅に下がるので、専用のジュエリーボックスなどに入れ、他の宝石と一緒に保管しないようにしましょう。

ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159