金とメッキを見分ける方法は?本物と偽物の違いや買取店の選び方も紹介【鑑定士監修】|ゴールドウィンコラム

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金とメッキを見分ける方法は?本物と偽物の違いや買取店の選び方も紹介【鑑定士監修】

2025年5月30日

金 メッキ 見分け方

「金とメッキの違いはどこを見ればわかる?」「金が本物なのか偽物なのかは自分でも見分けられるの?」と疑問に思っていませんか。

見た目は金色で「K14」「K18」といった刻印があっても、本物の金ではないケースもあるため、確信が持てず悩むかもしれません。

結論からいえば、金か金メッキかの違いは、刻印や色味、磁石などを使って、家庭でも簡単な方法で見分けられます。

ただし、近年はX線検査や断面を確認しないと見分けられないものも出回っているため、確実に見分けるなら専門家へ鑑定を依頼するのがおすすめです。

この記事では、金と金メッキを自分で見分ける8つの方法や、金の本物と偽物の違い・特徴を解説します。

最後まで読むことで、自分の持っているアイテムが本物の金かを見分ける知識が身につき、損をしない判断ができるようになるでしょう。

金と金メッキの見分け方【鑑定士監修】

金と金メッキの見分け方【鑑定士監修】

家庭でも実践できる8つの方法で、金製品の真贋を見極められます。

  • 刻印を確認する
  • 色味を確認する
  • 磁石を当てて確認する
  • 水を使用して比重を確認する
  • 試金石を利用して確認する
  • 表面の剥離を確認する
  • 温度変化を利用して確認する
  • 専門業者に鑑定してもらう

ただし、最近では技術の向上により、見分けが困難な精巧な偽物も増えているため、複数の方法を組み合わせて判断するのも重要です。

本章を参考に、お持ちのアイテムが本物の金かメッキかチェックしてみましょう。

刻印を確認する

k18

刻印の確認は最初に行うべき基本的な見分け方ですが、偽装刻印にも注意が必要です。

K24(純金)、K18(18金)、K14(14金)などの刻印は金の純度を示す重要な手がかりとなります。しかし、近年は偽装刻印の技術が向上しており、刻印だけで本物と断定するのは危険です。

K18、K14などと刻印があっても、メッキで作られているものが数多く存在するため、注意しましょう。最近では、インゴットや喜平ネックレスなどに金の比重に近い貴金属に、本物の金を張って作られた高品質の金のコピー品が数多く出回っています。

これらはX線の検査や、実際に切ったりして断面を見たりしないとわからないような作りのものも存在するため、刻印確認は他の見分け方と併用するのが大切です。

色味を確認する

インゴット

純金特有の黄金色と人工的な光沢の違いで、本物と偽物を見分けられます。

本物の金は鮮やかで深みのある黄金色が特徴で、時間が経過しても色あせることがありません。一方、金メッキは表面処理による人工的な光沢があり、長期間使用すると徐々に変色や色落ちが生じます。

照明の下で角度を変えながら観察してみましょう。本物の金は均一で安定した発色を示すのに対して、メッキ製品は光の当たり方によって不自然な反射や色ムラが見られる場合があります。

磁石を当てて確認する

磁石テストは、家庭で最も簡単にできる見分け方の一つです。

本物の金は磁性を持たないため、強力な磁石を近づけてもまったく反応しません。もし磁石に引き寄せられる場合は、内部に鉄やニッケルなどの磁性金属が使用された偽物の可能性が高くなります。

ただし、この方法には限界があります。金メッキの下地が銅や真鍮などの非磁性金属の場合、磁石では判別できません。磁石テストは他の確認方法と組み合わせて使用しましょう。

水を使用して比重を確認する

比重テストは、金の高い密度を利用した効果的な見分け方です。

本物の金は比重が約19.3g/cm³と非常に重いため、水の中での沈み方や手に持ったときの重量感で判別できます。水を入れた透明な容器に金製品を入れると、本物の金は素早く真っ直ぐに沈んでいくでしょう。

より正確な比重測定を行う場合は、金製品の重量を測定し、水に沈めたときの体積変化から比重を計算する方法もあります。K18の場合は比重約15、K14では約13になるため、純度の判定にも活用できます。

試金石を利用して確認する

試金石を使った検査は、プロの鑑定士も使用する信頼性の高い判定方法です。

試金石に金製品をこすりつけて線を引き、その上に硝酸などの酸液を垂らして反応を観察します。本物の金は酸に対して非常に強い耐性があるため、純度の高い金ほど変化が少なくなります。

この方法では金の純度まで判定できるため、買取査定でも頻繁に使用されています。ただし、専門的な知識と適切な酸液、安全な環境が必要なため、一般家庭での実施は困難です。

表面の剥離を確認する

メッキの剥がれは偽物を見分ける最も確実な証拠の一つです。

金メッキ製品は使用により表面の薄い金層が剥がれ、下地の素材が露出します。下地には銅(赤銅色)、真鍮(黄色味を帯びた色)、ニッケル(銀白色)などが使用されており、これらが見えた場合は確実に偽物と判断できます。

とくに指輪の内側やネックレスの留め具部分など、摩擦の多い箇所で剥離が生じやすくなります。本物の金は内部まで同じ金で構成されているため、表面が削れても色が変わることはありません。

温度変化を利用して確認する

金の優れた熱伝導性を利用した見分け方は、道具を使わずに実践できます。

本物の金は熱伝導率が非常に高いため、息を吹きかけたり手で温めたりすると素早く温度変化します。室温の金製品に息を吹きかけると、すぐに温かくなり、離すとまた冷めるという反応が見られるのが特徴です。

メッキ製品は下地の素材により熱の伝わり方が異なるため、本物の金とは明らかに違う反応を示します。

金製品を数分間手に持っていると、本物なら手の温度がすぐに伝わって温かくなりますが、偽物は温まりにくいという特徴があります。

専門業者に鑑定してもらう

最も確実で安全な見分け方は、専門知識と高精度な機器を持つ買取店での鑑定です。家庭でできる判定方法には限界があり、とくに精巧な偽物や高額な金製品の場合は、プロの鑑定を受けましょう。

専門店ではX線蛍光分析装置や精密な比重測定器を使用し、金の純度を正確に測定できます。また、鑑定士の豊富な経験により、見た目や手触りからも真贋を判断してもらえます。

多くの買取店では無料査定を実施しているため、気軽に相談できる環境が整っています。

金製品の鑑定をお考えの方は、ぜひ一度「ゴールドウィン」へご相談ください。ゴールドウィンでは経験豊富な鑑定士による正確な査定を無料で実施しており、忙しくてご来店が難しい場合には宅配買取や出張買取もご利用いただけます。

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【比較】金の本物と偽物(金メッキ)の違い

【比較】金の本物と偽物(金メッキ)の違い

本物の金と偽物の金には、素材・特性・外観において明確な違いがあります。以下の比較表と詳細説明で、それぞれの特徴を理解し、正確な判断ができるようになりましょう。

本物の金 偽物の金(金メッキ)
素材構成 内部まで均一な金素材 表面のみ金、下地は別素材
重量 非常に重い(比重19.3前後) 軽い(下地素材による)
色の変化 年月経っても変色しない 使用により変色・色落ち
磁石反応 反応しない 下地により反応する場合あり
剥離 剥がれない 使用により表面が剥がれる
刻印 正確な純度表示 偽装刻印の可能性あり

本物の金の特徴と性質

本物の金は純金と金合金の両方を含み、いずれも全体が金を含む素材で構成されています。

純金(K24)は純度99.9%以上の金で、非常に柔らかく美しい黄金色を持ちます。日常使用のジュエリーには銀や銅などを混ぜた金合金が使われ、K18は75%、K14は約58%の金を含みます。

本物の金製品は表面から内部まで同じ組成で作られており、酸化や腐食に強く、時間が経っても変色しないのが特徴です。

偽物の金(金メッキ)の種類と特徴

偽物の金には主に3つのパターンがあり、それぞれ異なる特徴を示します。

純度を偽装したタイプ

実際はK10程度なのにK18と刻印されているケースが最も多く見られます。

海外製品では「18K」のような「あとK」表記も見られ、純度が表示と異なることがあります。

金メッキを施したタイプ

表面のみに薄い金の層を被覆した製品で、本来は「K18GP」(Gold Plated)と表記すべきです。

しかし、悪質な業者はこの表記を省略し、純金製品として販売するケースもあります。

部分的に異なる素材を使用したタイプ

チェーンの一部や留め具だけに安価な金属を使用しているケースです。K18と刻印されていても、すべての部分が同じ純度でない場合は偽物と判断されます。

これらの偽物は共通して、使用により変色や剥離が生じ、重量も本物より軽くなる傾向があります。

信頼できる金買取店を選ぶ4つのポイント

信頼できる金買取店を選ぶ4つのポイント

適切な買取店選びは、金製品の価値を最大化するために不可欠です。以下の4つのポイントを押さえることで、安心して取引できる業者を見つけられます。

  • 買取実績が豊富が確認する
  • 余計な手数料がかからないか調べる
  • スタッフの対応と説明が丁寧か確認する
  • 安心できる実店舗の有無を確認する

買取実績が豊富が確認する

長年の実績と多数の買取事例を持つ専門店を選ぶことが重要です。

豊富な経験を持つ買取店は、さまざまな種類の金製品を扱ってきた実績により、正確な鑑定技術と適正な価格設定が期待できます。

公式サイトで実績年数や取扱件数を確認し、金やジュエリー専門の買取店を選択しましょう。

また、顧客レビューや口コミサイトでの評価も参考になります。実際に利用した人の体験談から、査定の正確性やスタッフの対応品質を把握できます。

余計な手数料がかからないか調べる

透明性の高い料金体系を持つ買取店を選択するのが重要です。優良な買取店では、査定料、手数料、キャンセル料などを無料としているのが一般的です。

事前に費用体系を確認し、隠れたコストがないかチェックしましょう。とくに宅配買取や出張買取を利用する場合は、送料や出張費の負担についても明確にしておく必要があります。

悪質な業者の中には、査定後に高額な手数料を請求したり、キャンセル時に費用を要求したりするケースがあるため注意が必要です。

スタッフの対応と説明が丁寧か確認する

信頼できる買取店を見極めるには、スタッフの接客態度や説明の質をチェックすることが重要です。

優良な買取店では、利用者に対して丁寧で親切な接客を心がけています。
横柄な態度を取ったり「うちでないとこの製品は買い取れない」といった制限的な発言をする業者は避けたほうが良いかもしれません。

買取方法や査定プロセスについて質問した際の対応も重要なポイントです。優良業者であれば疑問に対して親切に答えてくれますが、曖昧な回答しかしない場合は注意しましょう。

スタッフの対応については、店舗のホームページやGoogleマップなどの口コミを見て、接客態度に関する意見を確認しておくと安心です。

安心できる実店舗の有無を確認する

実店舗を構える買取店は、信頼性と安全性の面で優れています。実際に店舗を訪問することで、スタッフの対応品質や店舗の雰囲気を直接確認できます。

また、古物商許可証の掲示や、適切な設備(精密秤、鑑定機器など)の有無もチェックポイントです。万が一トラブルが発生した場合でも、実店舗があれば直接相談に行けるため安心です。店舗の立地やアクセスの良さ、営業時間や定休日も自分のスケジュールに合うかどうか確認しておきましょう。

まとめ|金とメッキを正しく見分けるなら専門業者に鑑定を依頼しよう

金と金メッキの見分け方には、刻印や磁石など自宅でも試せる方法がいくつかあります。

しかし近年は非常に精巧に作られた金メッキも出回っており、自己判断だけでは見分けがつかないケースも少なくありません。

本物の金と金メッキを正確に見分けるなら、専門業者へ持ち込み、鑑定を依頼するのが確実といえます。

大切な資産である金製品の価値を正しく把握するためには、信頼できる買取店を選び、複数の見積もりを比較することが重要です。

正しい知識とプロの力を活用することで、納得のいく取引ができるでしょう。

大阪の梅田・難波エリアで金買取店をお探しなら、ぜひ当店「ゴールドウィン」にご相談ください。

経験豊富な鑑定士が在籍しており、正確な査定を行います。

無料相談やLINEでの査定も承っておりますので、少しでも気になる品があれば、お気軽にお問い合わせください。

金と金メッキの見分け方に関するよくある質問

刻印がない金製品でも買取可能?

多くの買取店では、刻印の有無に関わらず金製品の買取を行っています。刻印がない場合、鑑定士が試金石テストやX線分析などの専門的な方法で純度を判定します。

ただし、通常の査定よりも時間を要することがあり、場合によっては数日かかることもあります。純金・18金・14金などの判別後に適正な買取価格が決定されるため、刻印がないからといって買取を諦める必要はありません。

家にある金色のアクセサリー、本物か簡単に調べられる?

磁石テストや色味確認など、本記事で紹介した方法で簡易的な判断は可能です。

とくに磁石に反応しない、ずっしりとした重みがある、長年使用しても変色していない、K18やK24などの刻印があるアクセサリーは、本物の金である可能性が高くなります。複数の方法を組み合わせることで、より正確な判断ができるでしょう。

ただし、最近は技術の向上により見分けが困難な精巧な偽物も存在するため、確実な判断を求める場合は専門店での鑑定がおすすめです。

金製品の正確な価値を知りたい方は、ぜひ一度「ゴールドウィン」へご相談ください。ゴールドウィンでは無料査定を実施しており、写真を送るだけで買取価格の目安がわかるLINE査定も行っているため、お気軽にご活用ください。

ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159