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貴石? 半貴石? 価値による宝石の分類
2016年5月7日
宝石は、どのように定義されているのでしょうか?宝石は、天然宝石、処理宝石、合成宝石、人造宝石、模造宝石の5種類に分けられており、合成宝石、人造宝石、模造宝石の3種類は人工で作られるもので、宝石としての価値は低いと考えてよいでしょう。宝石の分類の中でも、価値が高いのが天然宝石とそれを加工してできる処理宝石です。人の手によって作られたものではなく、自然界で産出された宝石が高い価値で取引されています。この天然宝石は、世界で3,000~5,000種類あるといわれる鉱物の中でも30種類程度という希少な存在です。さらに、宝石に分類されるものは貴石と半貴石という分類がなされており、その基準によって宝石の価値が定められています。しかし、貴石と半貴石については、世界中で基準が異なり、現代においても、世界共通となる貴石と半貴石の明確な基準はありません。さまざまな定義がある中で、ここでは耐久性(モース硬度)による貴石と半貴石の分類をご紹介します。
貴石(モース硬度7以上)
一般的に宝石として認知されているダイヤモンド・ルビー・サファイア・エメラルド・アレキサンドライトなどは、鉱物の硬度を示すモース硬度の最上級7以上とされており、最も希少価値の高い宝石だといえます。中でも最もモース硬度が高いのがダイヤモンドで、モース硬度は10。貴石の中でも突出した硬度を誇る宝石です。次いでルビー・サファイアの硬度9、アレキサンドライトの硬度8.5、エメラルドの硬度8と続きます。また硬度以外にも、産出の難しさや外観の美しさなども評価に加わるため、宝石としての評価は流動的です。日本で有名なトパーズやガーネットなども硬度7以上で貴石に分類されています。
半貴石(モース硬度7以下)
モース硬度7以下の半貴石には、ローズコーツ、アメシストコーツ、アベンチュリン、タイガーアイ、クオーツ・キャッツアイなど7~6.5程度の硬度のものが分類されています。日本で有名なオパール、ネフライト(ひすい)、ラピスラズリなども半貴石に分類されており、貴石に比べると少しだけ価値が低く設定されています。また、認知の高いパールはモース硬度4.5程度で、硬度による評価では、半貴石という分類となっています。
宝石の査定はゴールドウィンで
ここでは、貴石と半貴石の違いを中心に宝石の価値をご紹介しました。買取査定では、市場価値や時代性なども考慮にいれながら、その価値を判定しています。貴石、半貴石を問わず、さまざまな要素を考慮して買取査定を行なっています。不要になった宝石の処分にお困りの方は、ゴールドウィンの買取サービスをご利用ください。