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独創的な煌めきを放つ“オパール”
2016年10月4日
数ある宝石のなかでも、ひと際独創的な魅力を持っているのが「オパール」です。買取専門店でも人気のオパールは、遊色効果によってさまざまな色や輝きを見せる珍しい宝石。ここでは、そんなオパールの特徴や歴史をご紹介します。
どんな宝石?オパールが持つ特徴
オパールと聞いて、まず思い浮かぶのが独特の輝きではないでしょうか。見る角度や光の当たり具合によって、オパールのなかに虹色のような輝きが見えることがあります。この特徴は“遊色効果”と呼ばれ、オパール以外にも研磨済の貝殻やラブラドライトなどの鉱物にも見られます。
遊色効果が見られるオパールは「プレシャスオパール」と呼ばれ、その多くが宝石として加工されます。プレシャスオパールのなかには、地色が無色の「ウォーターオパール」や、地色がオレンジ色の「メキシコオパール」などのさまざまな種類があります。これらのオパールは非常に高い価値評価をされることが多いため、買取専門店などで高価買取してもらえることもあります。
ほかにもオパールには「コモンオパール」と呼ばれる遊色効果がないものもあります。さらに、そのなかには地色が淡いピンク色の「ピンクオパール」や鮮やかな黄色の「イエローオパール」と呼ばれる種類があります。
石にまつわる歴史とエピソード
宝石には、興味深い歴史やミステリアスな逸話がつきものです。オパールもその例に漏れず、さまざまなエピソードを持っています。
オパールの歴史は古く、古代ローマ時代には既にその名前が知られていたようです。古代ローマの博物学者プリニウスは、オパールが持つ遊色効果に驚き、感嘆したとされています。そして彼は、見る角度によってさまざまな輝きを見せるオパールを、「燃える炎にも、画家の作り出す豊かな色にも似ている」と評価しました。
また、古代ローマの将軍アントニウスは、美しく巨大なオパールを所有していた元老議員ノニウスに何度もそのオパールの譲渡交渉をしたと伝えられています。しかし、ノニウスはその交渉を頑なに拒否。「オパールを譲らなければ街から追放する」というアントニウスの言葉を受けて、ノニウスはオパールを持ったまま本当に街を出て行ってしまったそうです。
中世ヨーロッパでは、オパールは「幸運を呼び込む石」として重宝されていました。その美しさと、「幸運になれる」というジンクスに惹かれ、多くの貴婦人が身につけていました。しかし、時代が進んだ1829年、とある小説でオパールが不幸の象徴として描写されたことが影響して、オパールは不幸が起こる前触れとして扱われるようになりました。
このように、オパールは時代を問わず多くの人々の関心を集めてきた宝石です。一つの石に、赤や青、黄色や緑といったさまざまな色の輝きが現れる現象は何とも神秘的なもの。古代の人々も、そんなオパールの魅力に惹かれていたのかもしれませんね。
ちなみに、オパールの名前の由来には諸説あります。サンスクリット語で宝石を意味する単語「Upala」からきているという説や、ギリシャ語で目を意味する単語「Opthlmus」から来ているという説があります。なお、オパールの和名は「蛋白石」です。この和名は、白くマットな質感のオパールがゆで卵の白身の質感とよく似ていたことに由来しています。
そんな、オパールは、「創造力を高める」、「内面の隠れた才能を引き出す」といった力があると信じられています。そのため、クリエイターが身につけることも多いようです。
オパールを売却する際は、しっかりとした知識を持った買取専門店に買取依頼をしましょう。宝石のカットや仕上げの査定も重要ですが、オパールの遊色効果の査定は、確かな知識を持ったプロにしかできません。当店では知識・経験の豊富なベテラン査定士が、オパールの持つ価値要素をひとつひとつしっかり査定。見落とされがちな箇所も丁寧に査定しますので、より高額な買取価格を提示することができます。また、当店では多数の売却ルートを確保することにより、相場や他店の買取額に縛られない高額査定を実現しています。まずはお気軽に、相談へお越しください。