産地ごとにみた宝石の特徴 ~オパール~|ゴールドウィンコラム

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産地ごとにみた宝石の特徴 ~オパール~

2016年10月9日

オパール

オパールは、数ある宝石のなかでもとりわけ人気のあるもののひとつ。買取専門店でも高価買取が狙える宝石です。そんなオパールは、世界のさまざまなエリアで採掘されている宝石で、産地ごとに異なった特徴を見せます。ここでは、産地ごとで見るそれぞれのオパールの特徴について解説していきます。

オパールのメッカ オーストラリア

オパールといえば、見る角度によってさまざまな輝きを見せる“遊色効果”が特徴の宝石です。見る角度によっては、まるで虹のような輝きを見せてくれるのが大きな魅力。そんなオパールの産地は、オーストラリア、メキシコ、南アフリカ、タンザニアなどの国々です。なかでもオーストラリアはオパールの一大生産地として有名で、世界の産出量の約9割を占めているといわれています。
オーストラリア産オパールは、大きく分けて3つの種類があります。以下にて、その3つをご紹介していきます。

まずひとつ目が、サウス・オーストラリア州で採掘される「ライトオパール」です。この名称のほか、「ホワイトオパール」と呼ばれることもあります。その名のとおり、地色が白から無色透明、クリームやグレーなどの色をした宝石を指します。オーストラリアで採掘されたライトオパールは、ドイツや香港で研磨加工され、再びオーストラリアの市場に出回ります。

2つ目が、ニューサウスウェールズ州で採掘される「ブラックオパール」です。こちらもその名のとおり、地色がブラックからダークグレーまでのオパールを指します。ブラックオパールは、地色が黒ければ黒いほど価値が高く貴重だといわれています。ブラックオパールが採掘され始めたのは今から100年ほど前だといわれており、身近な宝石になったのは意外にも最近の出来事なのです。

3つめが、クイーンズランド州で採掘される「ボルダーオパール」です。ボルダーオパールは、鉄鉱石の隙間に宝石の本体が入り込んだ状態で採掘されます。研磨するときは、隙間に入り込んだ宝石や母岩を削り取りすぎないよう慎重に作業を進める必要があるそうです。

日本でもブームを巻き起こしたメキシコ産オパール

メキシコ産オパールは、主にケレタロやマクダレーナ周辺で採掘された「ファイヤーオパール」が有名です。その名前のとおり、ファイヤーオパールは燃え盛る炎を思わせる赤色やオレンジ色をしているのが特徴。透明度が高く、水分の含有量が多いため比重は軽めです。ファイヤーオパールの価値は遊色効果の程度によって決まり、遊色効果が強ければ強いほど価値が高いとされます。

ちなみに、メキシコ産オパールは1960年代に日本で大ブームを巻き起こした宝石でもあります。現在では、当時の流行を再現したデザインのオパールがリメイクされるケースも多く見られます。そんなメキシコ産オパールはひび割れしやすく扱いにくい宝石であるものの、信頼できる業者から買取ればアクセサリーとして長く楽しむことができます。

「手元にオパールのアクセサリーがあるが、もう使わない」という方は、この機会に買取専門店への売却をご検討されてみてはいかがでしょうか? 大阪市の買取専門店「ゴールドウィン」では、オパールの査定・買取を行っております。店頭買取にくわえ、出張買取や宅配買取など、お客様のご都合に合わせて品物を買取らせていただきます。

宝石自体の品質はもちろん、産地やカット手法、仕上がりなどさまざまな要素を丁寧に観察し、高価買取を実現します。他店では値段がつきにくい小粒な宝石も、しっかりと査定して高額評価をさせていただきます。もちろん、他店価格との比較や上乗せも大歓迎。オパールの売却をお考えの方は、お気軽にゴールドウィンまでご相談ください。

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