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エメラルドコラム

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エメラルドと密接な関係にあるコロンビアの歴史

2016年9月13日

エメラルド

コロンビアは、エメラルドの産出量が世界一。世界の産出量の約80%を占めており、品質も最高級のものが採れます。ですがそれゆえに、コロンビアではエメラルドをめぐる争いの歴史が繰り返されてきました。
ここでは、コロンビアのエメラルドに関する歴史についてご紹介します。

歴史の転換期となった「大航海時代」

コロンビアのエメラルド採掘は、ヨーロッパ人が南アメリカ大陸に進出するはるか前から、先住民によって行われていました。10世紀には、先住民族のムゾー族がチボール地方とムゾー地方のエメラルド鉱脈を発見し、採掘を初めたといわれています。当時、先住民は、エメラルド鉱山のことを「ソモンドッコ(碧の石の神)」と呼んでいたそうです。

15~17世紀、世界は「大航海時代」に突入しました。
当時の覇権国であるスペインが南アメリカ大陸の植民地化を始め、コロンビアにも侵入します。スペインの征服者たちにとって予想外の発見となったのが、緑色に輝く宝石・エメラルドでした。彼らは先住民からエメラルドを奪い、エメラルド鉱山の場所を聞き出しました。先住民もそうやすやすと鉱山を明け渡そうとはせず、激しいゲリラ戦が繰り広げられました。美しい宝石をめぐって多くの血が流れた末、スペイン人が勝利。こうして1537年、征服者であるスペイン人の手によって、チボール地方にエメラルド鉱山が開かれたのです。
その後、1564年にはムゾー鉱山も開かれました。

コロンビアの美しいエメラルドは、世界の征服者たちの富と権力を象徴するのにふさわしく、征服欲を満たすものでした。スペイン人はエメラルド貿易によって富を増やし、ますます繁栄していったのです。

コロンビア独立。エメラルド鉱山の国有化

スペインによる南米支配は、19世紀まで続きました。
スペイン王権が衰退する過程で、スペインは所有していたエメラルドの多くを、東から侵攻してきたオスマン帝国やムガール帝国に差し出したといわれます。たとえスペインによる支配が終わっても、コロンビアから採掘されたエメラルドが、コロンビアに戻ってきたわけではないのです。

コロンビアは数々の独立戦争を経て、1886年、現在まで続く「コロンビア共和国」となりました。
そして20世紀初頭、コロンビアはエメラルド鉱山事業の国有化に向けて動き出し、1946年から、国立の中央銀行が管理することになりました。

マフィアによって新たな争いの時代に

一度は国有化されたエメラルド鉱山事業ですが、当時のコロンビア国内では汚職が多発し、国営事業は赤字の連続。鉱山事業も長くは続かず、1980年に民営化されました。
国内の情勢が不安定な中で、エメラルド事業に目を付けたのはコロンビアで暗躍していたマフィアでした。
国内最大のマフィア組織「メデジンカルテル」が鉱山事業の主導権を握り、鉱山主の暗殺、敵対グループとの抗争、他鉱山の無差別爆破など、数々の争いを巻き起こしました。このエメラルドをめぐる争いで、3,000人を超える死者が出たといわれています。

争いが終結したのは、1989~90年にかけてのこと。1989年、政府の特殊部隊が出動し、銃撃戦まで繰り広げられた末に、マフィアの首領は逮捕されました。そして翌年、コロンビアの主要鉱山主たちの間で和平協定が結ばれたのです。

平和な宝石採掘に向けて

21世紀の現在、コロンビアのエメラルド鉱山の多くは国営で、政府の管理体制のもとで採掘されています。公正な格付けと取引によって世界各国へ輸出できるよう、さまざまな取り組みが行われているのです。

国内の宝石市場や買取ショップにも、コロンビア産の上質なエメラルドが数多く流通しています。
買取専門店ゴールドウィンでも、エメラルドは買取依頼が多い宝石の1つ。豊富な買取実績があり、高価買取させていただきますので、エメラルドの買取をご希望の際はぜひ買取専門店ゴールドウィンをご利用ください。

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