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デリケートな宝石ランキング1位は、緑に輝く◯◯◯◯◯
2016年6月16日
買取専門店のゴールドウィンでは、日々さまざまな種類の宝石の買取を行っています。そんな中、特に買取の際の取り扱いに注意を要するデリケートさを持つ宝石が「エメラルド」です。美しく強いグリーンを帯びたエメラルドは、和名で「翠玉」、「緑玉」とも呼ばれ、昔から宝飾品として高い人気を誇っていました。
クレオパトラや皇帝ネロが愛したエメラルド
買取専門店でも人気の高いエメラルドは世界の4大宝石に数えられています。古代エジプトの女王クレオパトラやローマ帝国の皇帝ネロが愛用したとも伝えられているほど、深い緑色をした美しい宝石です。エメラルドの元となるベリル鉱物は無色透明ですが、結晶が形成される過程で混じりこんだクロムやバナジウムにより、グリーンの色味に変化します。それぞれの元素がたまたま折り重なることによってエメラルドは誕生しますが、それらが無理やり結晶化することによって、エメラルド内部には無数のキズが発生します。宝石の多くはある程度内部に多少のキズが存在しますが、天然物のエメラルドはこのキズがとりわけ多くなっています。「キズのない宝石エメラルドがないように、欠点のない人間などいない」という慣用句があるほどです。
職人泣かせのデリケートな宝石
鉱物としてのエメラルドは、7.5~8のモース硬度を持っています。宝石の中ではエメラルドは硬い部類に入りますが、内部のキズの多さゆえに衝撃に非常に弱く、ちょっとした衝撃で割れてしまいます。指輪の台座に取り付けるだけで割れてしまうこともあることから、「職人泣かせの宝石」とも呼ばれているほどです。そのため、欠けにくく、よりグリーンの色味を楽しめるよう、角を削りとった8角形のエメラルドカットに加工されることが多くなっています。
また、キズを隠したり、宝石の強度を増すために、エメラルドの多くはオイルや天然樹脂などで加工がされています。エメラルドの買取査定の際には、エメラルド事態の透明度や色味、内部のキズやインクルージョンの多さはもちろん、加工の仕方や状態もチェックされます。しかし、買取査定に出すからといって洗剤で洗ったり、超音波洗浄機にかけたりしてしまうと、染み込ませたオイルや樹脂が変質し、宝石としての価値をさらに下げてしまうため注意が必要です。
買取専門店のゴールドウィンでも、エメラルドを高価買取いたしております。もちろん、今回ご紹介したエメラルド以外の宝石はもちろん、ブランド物のバッグやアクセサリーなどの買取も受け付けております。店舗に出向かずとも買取査定をご利用できる出張買取にも対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。