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エメラルドの歴史2
2017年6月5日
今、宝石業界で人気の高いエメラルド。緑色の宝石といえばエメラルド、といっていい程の知名度と人気を誇っています。エメラルドは香港の大きな宝石オークションなのでは非常に高値で取引されています。エメラルドが人に愛されてきた歴史はとても長く、なんと紀元前4000年ほども前から、エメラルドは古代の人達を魅了していたというのです。その当時の古代の人々も、エメラルドを宝飾品として取り扱っており、ネックレスやリング、ブレスレットや冠・杖など、身分の高い人達に送られるような、高価な宝物としてエメラルドは取り扱われていました。さらにエメラルドは神に捧げられる石としても重要視されていて、宗教的な意味でもエメラルドは大きな役割を果たしていたのだと考えられます。
エメラルドにかかわる歴史上の人物
古代エジプトの女王、かの有名なクレオパトラ女王も、このエメラルドに魅了された人物の一人です。
エメラルドを宝飾品はもちろんの事、粉末状にして肌に付けたり、衣類にまでちりばめていたという程の、エメラルド愛好家だったと記されています。クレオパトラ女王は、自身でエメラルド鉱山を持っていて、自分だけではなく、周りの大使達にもエメラルドを分け与えるくらいでした。まさにエメラルドまみれの生活を過ごしていたのでしょう。
1800年の初めにこのクレオパトラのエメラルド鉱山が発見され、クレオパトラがエメラルドを愛好していたという話の信憑性はますます高いものになりました。エメラルドの石言葉は、”幸福” ”希望” ”安定”などで、古代人達は、過酷な労働や戦争の合間に、心を落ち着かせる為にエメラルドを眺めて、エメラルドの輝きの中に安らぎを見出していたのかも知れません。
西洋などでは、このエメラルドの鉱山を取り合う紛争が絶えず、エメラルドの為に沢山の血が流れました。過去を辿ってみると、エメラルドはそれだけの需要があり、それだけ人を魅了していたという事が非常に良くわかります。それも紀元前4000年から現在に至るまで。そんなエメラルドにはなにか特別な力が宿っていても不思議ではありません。
不変の価値 エメラルド
現在もエメラルドの相場は上昇しており、世界4大宝石の中ではダイヤモンドに次いで、エメラルドの買取価格は高騰しています。
とくに人気が高いのはコロンビア産やザンビア産のエメラルドです。コロンビアのエメラルド鉱山は、産出量も一番多く、品質も一級品のエメラルドが多いです。 歴史的にもずっとこのコロンビアで採れるエメラルドは、産出量・品質、共に特品です。これからもよほどの事がない限り、エメラルドは世界4大宝石として、人々に愛され続けていくでしょう。