- 大阪で金・貴金属買取ならゴールドウィン 梅田店・難波店ホーム
- 宝石買取
- 翡翠買取
- 翡翠コラム
- 翡翠買取について
翡翠買取について
2017年7月28日
翡翠は、深緑の宝石で特に中国では他の宝石よりも重宝される程人気がある翡翠ですが、値段が付く翡翠と付かない翡翠があります。
実は翡翠は成分の違いから硬玉(ジェダイド)と軟玉(ネフライト )に分類されます。その見た目はよく似ているのでどちらも翡翠とよばれますが、軟玉(ネフライト )の方は宝石としての価値が付かず半貴石として取り扱いで翡翠買取の際も値段が付きません。
軟玉(ネフライト )は中国では重宝され、品質がいい物を和田玉とされ、その中でもヨーグルトの様な白色の艶のある翡翠は羊脂玉とよばれ中国では最高級品として硬玉(ジェダイド)よりも高く取引されています。また、彫刻や工芸品としてお皿やコップなど様々な形や模様を施されている翡翠があります。
翡翠は小さな結晶が複雑に絡み合った構造をしていて、硬度は高くないので石よりも硬度が低くぶつけたりしてしまうとキズが入りやすいですが、靭性が非常に高く宝石の中で一番割れにくい特徴が翡翠にはあります。
実はカラフル!翡翠のカラーバリエーション
日本で翡翠と聞くと深緑の宝石というイメージがありますが、その他にも、ピンク色、ラベンダー色、半透明、白色、青色、黒色、黄色、橙色、赤橙色といった様々な色の翡翠があり、大きく分けて、15色程度存在していると言われています。
翡翠は宝石として販売されるまでに様々な人口処理をされている物がほとんどで、無処理で綺麗な翡翠はすごく高額で取引されます。
翡翠の処理の方法も2種類に分類され、自然界でもおこりうる範囲内で処理されている物をエンハンスメントと呼びます。エンハンスメント処理とは、無色のワックスで表面に艶を出す処理(蝋処理)などのことを言います。また、それとは別に翡翠は様々な物を吸収しやすい多孔質という特徴があり、炭のような小さな穴が多数あいているような性質になり他の物質を取り込みやすくなっています。そのためインクの吸着がいい為人工的に別の色で染めて鮮やかにする染色処理と、鉄など別の物質を流し込んだ含浸処理がありこれらをトリートメント処理と呼びます。
トリートメント処理された翡翠は宝石としての価値が低くなり、翡翠買取価格も大幅に安くなってしまいます。
鑑別所にはこのトリートメント処理の染色や含浸されたものには記載され、翡翠のエンハンスメント処理に関しては無処理の物に比べれば価値は下がってしまいますが、処理されている翡翠が圧倒的に多くどちらの処理がされているかが価格に大きく影響しています。
またオーストラリア翡翠やインド翡翠、アフリカ翡翠など翡翠の前後になにかつく翡翠は安価な石を染色したり、加工して売られている翡翠に似ただけのものが多いので注意が必要です。
見た目も翡翠に似せてつくられているので見ただけでは判断が難しいものもあります。翡翠の鑑別書を確認して、石の名称やどんな処理がされているか確認されてから翡翠を購入される事をオススメします。
ろうかんまたは、インペリアルジェイドとよばれる最高品質の翡翠は特に価値が高く、多くの愛好家がいます。
カラーは少し青みのある濃いグリーンで濃すぎず、薄すぎずまるで発色しているようなカラーがあり亜透明感に優れ、キメの細かい質感のものでカットも縦、横、高さのバランスの取れたカボションカットの翡翠が高額で取引されます。
ラベンダー色のラベンダーの翡翠も人気で高値で取引されています。
翡翠は買取対象としても人気のある石です。翡翠の買取ならぜひゴールドウィンにお任せください。