ルビーは合成に成功した初めての宝石|ゴールドウィンコラム

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ルビーは合成に成功した初めての宝石

2017年1月13日

ルビー

真っ赤に燃える炎のような輝きで、多くの人々を魅了する宝石・ルビー。そんなルビーは、人間が人為的作成に成功した初めての宝石だといわれています。ここでは、合成ルビーと呼ばれる人工宝石の誕生までの歴史についてご紹介します。

滅多にお目にかかれない宝石

ルビーは、コランダムという鉱物からできた宝石です。コランダムとは、高温高圧下で溶けた酸化アルミニウムが、長い年月をかけ冷えて固まり結晶になったもの。そのコランダムの中に“クロム”という金属がわずか1~2%混じることで、燃えるように美しい赤色の宝石へと姿を変えます。

ルビーは宝石のなかでも有名なため、その希少性は低いと考えている方もいるかもしれません。しかし、ルビーは偶然に偶然が重なり誕生した奇跡の宝石なのです。というのも、前述の通り、ルビーの誕生には混じり合うクロムの量が1~2%でなくてはなりません。クロムが少ないと赤色が薄まり、ピンクサファイアという宝石ができあがります。反対にクロムが多すぎると、宝石としての価値を失うことになります。コランダムとクロムがちょうどよいバランスで混ざり合って、初めて良質なルビーを生み出すことができるのです。

世界初の合成宝石の誕生

希少性の高さとは裏腹に、多くの人々から高い需要を誇るルビー。そんな需要に応えるために、歴史の早い段階で、合成ルビーの研究が行われていたといいます。そして1904年、人工宝石の製造法・ベルヌーイ法により、初めて人工のルビーの開発が成功。これこそ、人間が初めて作り出した合成宝石といわれています。
天然のものとまったく同じ物質で生成された合成ルビーは、天然に劣らないほどの美しさと、天然では得られないほどの大きさで、多くの人々を魅了してきました。本物そっくりの宝石が手頃な価格で購入できるようになったことで、宝石をコレクションする一般人が増えるきっかけにもなったといわれています。

しかし、ルビーが天然か合成かを肉眼で判別することは困難を極めます。そもそも、天然宝石と人工宝石は、その生成過程が自然か化学的かの違いしかないので、その見分けは非常に難しくなります。それに加えて、合成ルビーの特徴“傷のない透明感のある赤色”も判別を惑わせるポイントになります。なぜなら、この特徴は、高品質な宝石を評価する際のポイントと合致してしまうからです。つまり、肉眼で見る限り、合成ルビーは「高品質な宝石」と評価されてしまうのです。
現在は鑑定技術も進歩し、少なくともベルヌーイ法で生成されたものであれば、合成か否かの識別は容易となっています。しかし、鑑定技術の進歩に比例して合成技術が進歩しているのもまた事実。そのため、水熱合成法や溶融法など最新の技術を用いて生成された合成ルビーに関しては、天然か合成かの識別が困難だとされています。なお、希少性の高い天然ルビーは、大きな結晶がほとんど採掘できないことから、10カラット以上のものは合成の可能性があると考えるのが一般的とされています。

そんなルビーが天然か合成かを判別するには、プロの鑑定士に任せるのが一番といえます手元にあるルビーが天然かどうかを確かめたいのであれば、買取専門店に買取依頼を出してみるのもひとつの方法です。

宝石やブランド品の買取を専門に行っているゴールドウィンでは、ルビーの買取も行っています。多数のルビー販路を確保しているゴールドウィンでは、現在ルビーの強化買取を行っています。色やテリ、傷やヒビ割れ・欠け、大きさや形状などさまざまな点をチェックし、また膨大な過去の取引データや、最新の相場情報・査定基準などを参考に査定を行い、ルビーの真の価値を導き出します。
不要になったルビーをお持ちの方で、これを買取に出したいとお考えの方がいらっしゃれば、ぜひゴールドウィンにお任せください。

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