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ビーフブラッドの魅力
2017年6月13日
ルビーと聞くとよく聞くのがピジョンブラッドの鮮やかな赤の宝石を思い浮かべる方も多いと思います。
ルビーには色の違いや産地の違いで様々な種類があります。有名な物で「ピジョンブラッド」「ビーフブラッド」「チェリーピンク」が一般的に出回っているルビーの種類になります。
有名なビジョンブラッド
「ピジョンブラッド」はアジアの他産地の約1/10しか採取できず、ミャンマーで採取される希少価値の高いルビーが主にそう呼ばれます。
成分に約1%のクロムが含まれ、鮮明で鮮やかな赤が特徴です。希少性がかなり高く購入される際の価格も高額になります。
ただ、海外で購入される際は注意が必要で、日本の鑑別書では産地がミャンマー産と確定した上で一定以上のカラーでない限りピジョンブラッドと記載することが出来ません。ですが海外での鑑別書では、産地が不明の場合も一定以上の濃い赤であればピジョンブラッドと記載できます。そのため海外で購入したピジョンブラッドのルビーを日本で再度鑑別書をとると、ピジョンブラッドと記載されない場合があります。
ピジョンブラッドと鑑定されない場合
価値が下がってしまうので注意が必要です。
また、ルビーの種類で小豆色したサファイアに光が反射して星の模様が見える「インドスタールビー」と、
スリランカやベトナムなどで採掘され、透明度が高くピンクサファイアとよく間違われる「チェリーピンク」は、
宝石として価値が付かず売却される際などは値段が付きません。
ピジョンブラッドだけじゃない!ビーフブラッドの魅力
「ビーフブラッド」は市場によく出回っており、あまりその名は一般的ではありませんが、巷で一番よく見かけるポピュラーな赤色のルビーです。
鑑別書に“ルビー”としか書かれていないことが多いのは「ビーフブラッド」と「チェリーピンク」であることが多いです。
ビーフブラッドの産地の多くがタイで、日本語訳で“牛の血の色“という名前からはあまり良いイメージが出来ないのですが、ビーフブラッドのルビーに価値がないかというとそうではありません。
ピジョンブラッドが希少で非常に高価というだけで、ビーフブラッドも高価なルビーです。
成分に鉄分が多く含まれており、サファイヤの青色の成分が赤色と混ざり、ピジョンブラッドと比べると黒みがかっています。透明感は少ないですが、高級感があり落ち着きのある赤色が特徴です。
ビーフブラッドは希少性が高く、売却される際にも高額で取引されます。
自分好みの色の濃さやデザインでお気に入りの逸品を是非見つけてみてはいかがでしょうか?