【鑑定士監修】ルビーに内包物があれば天然?合成ルビーが見分けにくい理由をGIAの事例から解説
ルビーに内包物があるからといって、天然石とは限りません。 天然ルビーにはさまざまな内包物が見られ、天然・合成を見分ける重要な手掛かりになります。 しかし、合成ルビー […]
2024年8月16日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
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買取できない宝石 トパーズ編
ゴールドウィンでは、様々な宝石の高価買取を行っております。
特に色石やダイヤモンドを中心に、大阪で地域最高の買取額を常に目指しております。
貴金属に宝石がセットされたジュエリーに付加価値をプラスして買取査定いたします。
本日は、そんな宝石の買取に強い当店でも値段がつかない宝石のひとつ、
トパーズについて説明させていただきます。

ただすべてのトパーズという宝石に全く値段がつかないのか、買取できないのか、というとそうではありません。
中には色や大きさ、種類によって買取できるトパーズも存在しますが、
ほとんどのトパーズは買取査定で値段がつかず、
枠の金やプラチナの貴金属部分や脇にセットされているダイヤモンドのみの評価となる場合が多いということです。
買取でのお持ち込みも非常に多く、かなりの数が世界中に流通しています。
トパーズは魅力的な酒黄色(ウイスキーのような色)、ピンク、
オレンジ、ブルーなどカラーバリエーションが多く、非常に人気が高い宝石です。
ジュエリーに多用されるようになったのは近世ですが、19世紀には欧州で特に人気が高まり、重要な宝石となりました。
トパーズの着色原因は不純物としてごくわずかに含まれる元素や、
結晶構造中の欠陥(格子欠陥)に起因する光の吸収によるものです。
天然のトパーズの多くは無色が淡い色の結晶ですが、宝石にされるものは限られた産地の濃色のもので、
加熱処理されることもありますが、未処理で優れた色のものは希少で価値が高い傾向にあります。
無色の石は放射線照射処理で主に青系色に施され、流通しています。
トパーズは無色や淡青色のものであれば巨大な結晶があり、200kgを超えるものも産出しています。
その為、流通量が非常に多い宝石としても有名です。
概してクラリティは高い宝石でありますが、インクルージョンとして気泡や液体、省状の空洞、フラクチャーがみられます。
近年では宝石質の石を産する鉱床が減少しているため、良質なものの供給は激減しており、
未処理で優れた色の大粒の石はアンティークや古くに採掘されたものである場合が多くみられます。
トパーズの最も重要な産地はブラジルのミナスジェライスで、
その他の産出国はアフガニスタン、パキスタン、ロシア、ミャンマー、
中国、ナミビア、スリランカなどで産出されています。
トパーズの硬度は8と高いですが完全な劈開があるために割れやすく、取り扱いに注意が必要となります。
カットの際は劈開方向をテーブル面から角度を十数度ずらす必要があり、
割れや欠けを防ぐために石が保護されるようなセッティングにすることが好まれます。
色の魅力を引き立てるためにステップカットやシザーカットにされるほか、
淡い色の石であればブリリアントカットやプリンセスカットなども見栄えが良く、多用されています。
そしてトパーズは、カラーゾーニングがみられることもあり、ピンクと黄などのバイカラーなどになる場合もあります。
これを加熱すると黄色が消え、全体的にピンクになりますが、熱を加えると結晶が脆くなってしまいます。
さらに放射線照射処理されたブルートパーズも、色調を整えるために加熱処理されることもあります。
基本的にトパーズは、買取では値段がつかないことが多いのですが、
中にはしっかりと高額な買取をできる個体も存在するため、売却時には注意が必要です。
宝石や色石の専門知識がある買取業者を見極め、しっかりと査定してもらいましょう。
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159

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