【鑑定士監修】ルビーに内包物があれば天然?合成ルビーが見分けにくい理由をGIAの事例から解説
ルビーに内包物があるからといって、天然石とは限りません。 天然ルビーにはさまざまな内包物が見られ、天然・合成を見分ける重要な手掛かりになります。 しかし、合成ルビー […]
2024年9月2日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
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合成サファイアの買取について
ダイヤモンドに合成ダイヤモンドが存在するように、サファイアにも天然サファイアと合成サファイアが存在します。
海外なので見かけるお土産屋などで売られているサファイアは
合成サファイアや模造サファイアなども混ざっているので注意が必要です。
合成サファイアは化学的には天然サファイアと同じ酸化アルミニウムから作られており、
光学的、物理的な特性もほぼほぼ変わりません。
ですが、天然と合成では合成ならではの特徴があります。
合成サファイアは人為的に製造されたサファイアなので製造過程で色や形のばらつきがほとんどありません。
それに比べ、天然サファイアは自然界で生成されるので、
合成サファイアとは違い色のばらつきや内包物やキズなどが見受けられます。
合成サファイアにはいくつか製造方法があります。
ベルヌーイ法は1902年にフランスの化学者オーギュスト・ベルヌーイによって発明された方法で、
最も初期の合成サファイアの製造法の一つです。
フラックス法は、結晶成長のための溶媒(フラックス)を用いる方法です。
この技術は、自然界での結晶形成のプロセスに似ています。
この方法は、ベルヌーイ法と比較して成長速度が遅く、時間もコストもかかりますが、
天然サファイアと非常に似た合成サファイアが作れます。
水熱合成法は、高温・高圧の水溶液を用いて結晶を成長させる方法です。
この方法は、天然サファイアの形成プロセスに似ています。
水熱合成法は、非常に高品質な合成サファイアを得ることができるため、研究用途や高級ジュエリーに用いられます。
この方法は、チョクラルスキー法とも呼ばれ、主に半導体材料の製造に使用されますが、
サファイアの合成にも利用されています。
この方法は、結晶のサイズや形状を比較的自由に制御できるため、工業用途に適しています。

合成サファイアといえども、製造方法によって多少なり違いがあり、天然サファイアと比べると違いは歴然です。
青色の宝石=サファイアと認識されるほど、希少価値が高く人気のあるサファイアは天然でこそ初めて価値が付きます。
譲り受けた宝石や、プレゼントでいただいた石が付いたリングなど、
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