宝石のルース・裸石だけでも売れる?枠から外れた色石の査定ポイント【2026年最新版】
あまり買取の頻度としては、金やプラチナの貴金属に比べれば多くはない品目ですが、定期的に買取りの依頼や、問い合わせがあるルース(裸石)状態での宝石。 ジュエリーとして完成していない […]
2026年8月11日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
・読売テレビ 「ウェークアップ」
・関西テレビ 「news ランナー」
・関西テレビ 「ジャルやるっ!」

丸い形ではないダイヤモンドでも、カットだけで価値が決まるわけではありません。
オーバルカット、エメラルドカット、ペアシェイプなど、ラウンドブリリアントカット以外のダイヤモンドは、一般的にファンシーカットと呼ばれます。
ラウンドブリリアントカットに比べるとダイヤモンドの買取査定では価格に差が出やすい傾向がありますが、すべてが安くなるわけではありません。
この記事では、丸くないダイヤモンドはなぜ買取価格に差が出るのか、ファンシーカットの中でも金額に反映されやすい形はあるのか、査定時にどのような点を見られるのかを、大阪の梅田となんばでダイヤモンド買取りを行う鑑定士の目線で解説します。
目次

ダイヤモンドの買取査定では、丸いラウンドブリリアントカットが最も高く評価されます。
ラウンドブリリアントカットは世界的に需要が高く、売却後も次の買い手が見つかりやすい形です。
また、輝きを引き出すカットとして完成度が高く、鑑定書でもカットグレードが評価されるため、品質を比較しやすいという特徴があります。
一方で、オーバルカット、エメラルドカット、ペアシェイプ、マーキスカット、ハートシェイプ、バゲットカットなどのファンシーカットは、ラウンドブリリアントカットに比べると好みが分かれやすく、ダイヤモンドの買取査定では評価が下がります。
ただし、丸くないダイヤモンドだからといって、最初から価値が低いと決まるわけではありません。
カラットが大きいもの、光を受けたときにしっかり輝くもの、形のバランスがきれいなもの、指輪やネックレスとして見栄えの良いものは、ファンシーカットでも金額に反映されることがあります。
同じファンシーカットでも、形のバランスや輝き方によって査定額は変わります。
そのため、丸くないダイヤモンドを売るときは、「ラウンドではないから安い」とすぐに判断せず、実物を見てどこに価値があるのかを説明してくれる買取店で査定してもらうことが大切です。
ダイヤモンドの輝きは、形の種類だけでなく、プロポーションや研磨状態、左右のバランスによっても変わります。
カットと輝きの関係については、こちらの記事も参考にしてください。

ファンシーカットのダイヤモンドは、形によって買取評価に差が出ることがあります。
ただし、これは「この形なら必ず高い」「この形だから必ず安い」という意味ではありません。
ダイヤモンドの査定では、カラット、カラー、クラリティ、テリ、縦横のバランス、厚み、ジュエリー全体のデザインなどを総合的に見て判断します。
ここでいうテリとは、実物を見たときの輝きや光の返り方のことです。
そのうえで、同じような品質条件で比べた場合、ファンシーカットの中では次のような順番で金額に反映されます。
| 順位 | カット | ダイヤモンドの買取査定で見られるポイント |
| 1 | オーバルカット | 大きく見えやすく、人気も比較的高い。形のバランスとテリが重要。 |
| 2 | ペアシェイプ | リングやネックレスで見栄えが良い。左右のバランスと先端の欠けに注意。 |
| 3 | エメラルドカット | 高品質なものは評価されるが、内包物や色味が見えやすく差が出やすい。 |
| 4 | マーキスカット | カラット以上に大きく見えやすい。形のバランスと両端の欠けが査定に影響。 |
| 5 | ラディアントカット | 四角系でも輝きが出やすい。テリとカットバランスが良いものは評価されやすい。 |
・オーバルカットは、指に着けたときに大きく見えやすく、形のバランスが良いものは買取価格に反映されやすいカットです。
・ペアシェイプは、しずくのような形が特徴で、リングやネックレスに使われることが多いカットです。
先端部分の欠けや左右のバランスに注意は必要ですが、テリが良く形が整っているものは査定額につながります。
・エメラルドカットは、高品質なものほど評価されるカットです。
ただし、面が広く、内包物や色味が見えやすいため、品質が低いと査定額に差が出やすくなります。
エメラルドカットのように石の内部が見えやすい形では、黒い内包物の大きさや位置も査定の重要なポイントです。
ダイヤモンドの黒い点が買取価格へどの程度影響するのかは、こちらの記事で詳しく解説しています。
上記の順位は、あくまでカットだけでのランキングです。
同じオーバルカットでも、厚みがありすぎて見た目が小さいものや、輝きが弱いものはダイヤモンドの買取金額の評価が下がります。
反対に、順位が下のカットでも、プロポーションが優れている場合は上の順位のカットよりも査定金額が高くなる場合もあります。

ファンシーカットのダイヤモンドを売るときは、鑑定書の内容だけで判断しないことが大切です。
ラウンドブリリアントカットの場合、鑑定書にカットグレードが記載されることが多く、品質を比較しやすい特徴があります。
一方で、オーバルカット、ペアシェイプ、エメラルドカット、マーキスカットなどのファンシーカットは、鑑定書にラウンドと同じような総合的なカット評価が記載されません。
ファンシーカットのダイヤモンドが脇石として使われている場合も、すべてをまとめて同じ評価にするのではなく、一石ずつ品質を確認することが大切です。
小粒のメレダイヤでも、色や透明度、カットの揃い方によって買取金額が変わる理由は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ダイヤモンドの買取査定では、鑑定書に書かれたカラット、カラー、クラリティだけでなく、実物を見たときの輝き、形のバランス、厚み、欠けの有無まで確認します。
特に、ペアシェイプなどのファンシーカットは先端部分の欠けに注意が必要です。
エメラルドカットやバゲットカットは面が広いため、内包物や色味が見えやすく、品質の差が査定額に出やすくなります。
また、クッションカット、トリリアンカット、プリンセスカット、レクタンギュラーカットなども、主石として使われているのか、脇石として使われているのかによって査定の見方が変わります。
鑑定書にカット評価がない場合でも、実物の状態を確認することで査定額に反映できる部分があります。
丸くないダイヤモンドを売る場合は、単に「ラウンドではないから安い」と説明されるだけでなく、なぜその金額になるのかを確認しましょう。
形、品質、デザイン、市場での需要まで説明してくれるダイヤモンドの買取店であれば、納得して売却しやすくなります。
大阪の梅田やなんばで丸くないダイヤモンドの買取りを検討している方は、形の名前だけで判断せず、実物を見て、どこが評価されるのか、なぜその金額になるのかまで説明してくれるダイヤモンドの買取店に相談しましょう。
ゴールドウィンでも、一点一点の特徴を確認し、査定額の理由を分かりやすくご説明しています。

この記事の監修者
あなたが身に着けているアクセサリーや時計、もしかしたらとんでもない金額かも!? なんでもお持ちください。ゴールドウィンの鑑定士が豊富な知識でお査定します!
・関西テレビ「ジャルやるっ!」
・2時間特番「おごれる東京に宣戦布告!!VS東京2時間SP」
金・貴金属の高価買取のおすすめは大阪梅田・なんばのゴールドウィンで。
最新の価格相場で日本一の買取に挑戦!他社とも比較してください!
どこよりも高くをモットーに買取いたします。
あまり買取の頻度としては、金やプラチナの貴金属に比べれば多くはない品目ですが、定期的に買取りの依頼や、問い合わせがあるルース(裸石)状態での宝石。 ジュエリーとして完成していない […]
宝石の買取査定では傷や欠け、ヒビは査定額に影響することがあります。 しかし、それだけで「買取できない」と判断されるケースはあまり多くありません。 実際 […]
ルビーやサファイア、エメラルドなどの色石に傷や欠けがあると、このように考える方は少なくありません。 確かに、リカット(再研磨)によって見た目が改善される宝石はあります。しかし、だ […]
ダイヤモンドを売却する際、鑑定書やソーティングを新しく作り直した方が、ダイヤモンドの買取金額は高くなるのか気になる方も多いのではないでしょうか。 今回の記事では、古い鑑定書をお持 […]
ブラックオパールは、どの宝石の買取店へ持ち込んでも同じ価格になる宝石ではありません。 遊色の鮮やかさや模様、地色によって評価が変わるため、石を見慣れているかどうかで査定額に差が出 […]
ダイヤモンドを売ろうと宝石の買取店へ持ち込んだ際、預かり査定になると言われ、不安を感じる方もいらっしゃいます。 しかし、一般的なダイヤモンドの多くは、その場で査定額をご案内できる […]
宝石を売ろうと考えたとき、多くの方が最初に気にされるのが石の大きさです。 大きなルビー、大粒のサファイア、存在感のあるエメラルドを見ると、「これだけ大きければ高く売れるのでは」と […]
昔に購入したダイヤモンドのリングやネックレスに、古い鑑定書が付いていることがあります。 ただし、鑑定書に記載されたグレードが、現在の買取査定でもそのまま評価されるとは限りません。 […]
2026年6月の宝石市場では、ブランドジュエリーや高品質な色石に対して、引き続き強い需要が見られました。 古いデザインのジュエリーでも、ブランド性や希少性、名のある作家のジュエリ […]