宝石は同じカラットでも見た目の大きさが違う?「フェイスアップサイズ」と買取り評価の関係を鑑定士が解説【2026年最新版】
宝石を見比べていると、「どちらも1カラットなのに、こちらの方が大きく見える」と感じることがあります。 反対に、カラット数は大きいはずなのに、正面から見ると思ったほど大きく感じない […]
2023年9月20日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
・読売テレビ 「ウェークアップ」
・関西テレビ 「news ランナー」
・関西テレビ 「ジャルやるっ!」
「ダイヤモンドは永遠の輝き」と一度は聞いたことのあるこのキャッチコピー。
永遠の輝きに相応しくダイヤモンドには話継がれる逸話がいくつかございます。

【クルティナ・ホープダイヤモンドの呪い】
クルティナ・ホープダイヤモンドは、有名な青いダイヤモンドであり、その鮮やかな青色で知られています。
このダイヤモンドには「呪い」がかかっていると信じられています。
伝説によれば、このダイヤモンドを所有した者は災厄や不幸に見舞われると言われています。
実際には、所有者の不幸とダイヤモンドそのものとの因果関係は証明されていないものの、このダイヤモンドにまつわる不吉な伝説が存在します。

【500年の歴史を語るダイヤモンド コ・イ・ヌール】
コー・イ・ヌールで、1304年頃発見されたこのダイヤモンドはインドのラジャ王一族が所有しておりました。
200年後ムガル帝国の皇帝の所有となり、世襲財産として代々の王に継承され、タージ・マハルを建立したシャー・ジャハーン帝を経た後、人手を転々としたと言われます。
そのダイヤモンドの魔力は、次々にそれに関わる人を不幸にしていき、代々の王は悲劇的で残忍な死に方をしました。
コー・イ・ヌールは男性に不幸をもたらしますが、女性には幸運をもたらすという言い伝えがあったので、1850年に東インド会社を経てビクトリア女王に献上されました。
その後、研磨師を招いて再研磨させ再研磨前の186ctから108.93ctに仕上げられ、その後も戴冠式などで重要な英国王室の宝石としての地位を占めております。

【世界最大の大きさのダイヤモンド】
後に「カリナン」と名付けられることになる巨大なダイヤモンドの原石が、南アフリカのプレミア鉱山で発見されたのは1905年1月26日。(カリナンとは、この鉱山を開いた人物サー・トーマス・カリナンにちなみ命名)
この原石はあまりに大きかったため、鉱夫が発見した時は誰かがイタズラでガラスを埋め込んだと思い、手に入れた後もしばらくはガラスと思っていました。
その重さは、3106カラットあり、大きさは長さ101mm、高さ63.5mm、幅50.8mmだったそうです。
カリナンが発見されるまで世界最大だったダイヤモンドは、1893年にヤーガスフォンティンで発見された「エクセルシオール」で、995.2カラットが世界最大のダイヤモンドでした。
カリナンは発見されてから何人かの専門家の手によって鑑定され、その誰もが「これまで知られている極めて大きい原石のどれよりも純度が高い」と言われていました。
最初は原石のままでヨハネスブルグとロンドンで展示され、その後2年間は買い手が表れることはありませんでしたが、南アフリカのトランスバール政府に売却され、そこからイギリス国王(エドワードⅦ世)に66歳の誕生日の贈り物として贈呈されることになり、研磨の大役はアムステルダムのI.J.アッシャー社に依頼されました。
アッシャーでは、この世界最大のダイヤモンドを研磨するために特注の機材を用意し、その作業には研磨職人3人が1日14時間働いて8カ月かかったと言われています。
カリナンは、最終的に大きな9つのダイヤモンドと96個の小さな石にカッティングされています
※これらの逸話は、ダイヤモンドの美しさや価値と共に、その歴史や文化的な背景にまつわる興味深い要素を反映しています。
ダイヤモンドは何百年経っても輝きは劣らず、持ち主を変えながら語り継がれるダイヤモンドはまだまだ沢山ございます。
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