【鑑定士監修】ルビーに内包物があれば天然?合成ルビーが見分けにくい理由をGIAの事例から解説
ルビーに内包物があるからといって、天然石とは限りません。 天然ルビーにはさまざまな内包物が見られ、天然・合成を見分ける重要な手掛かりになります。 しかし、合成ルビー […]
2024年9月19日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
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買取できない宝石 テクタイト
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本日は買取できない宝石のひとつで、テクタイトという宝石について説明いたします。
買取の話でいうと、残念ながら単体ではなかなかお値段がつかないことが多い宝石のテクタイトですが、
どんな宝石か見ていきましょう。

テクタイトは天然のガラスであります。
1787年にチェコのモルダウ川周辺で初めて発見され、当地のものはモルダバイトと名づけられていました。
モルダバイトは暗緑から茶色を呈しますが、その他の産地のテクタイトは黒画を呈します。
表面は滑らかではなく小波のような凹凸で覆われており、溶かされたような質感となっています。
インクルージョンとして円形または流線形状の泡や渦がみられます。
テクタイトの起源については諸説あり、長く特定されていませんでしたが、
近年の研究で成因が明らかにされています。
大きな隕石が地球に衝突した際に、周辺の地殻の岩石が衝撃と高温で融けて飛び散り、
大気中で急速に冷却されることで液滴のような形の石が形成され、
表面の模様や溝などは大気との摩擦によって生じるものとして考えられています。
テクタイトの主な産地は、チェコ(モルバダイト)、タイ、フィリピン、カンボジア、
インドネシア、ベトナム、オーストラリアなどが有名です。
様々な彫刻がされたり、金と合わせてシックな感じのジュエリーに利用され、
重量感と高級感が備わった宝石です。
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