ザンビア産エメラルドの全て

ザンビア産エメラルドの全て

2023年4月20日

 

 

ザンビア産エメラルドの全て

 

 

美しい宝石は世界中に存在します。

宝石の王様ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ様々な宝石がネックレスやリングに

宝飾され市場に出回ります。

今回はその宝石の中からエメラルドをピックアップしたいと思います。

エメラルドも様々な産地が存在し、その産地によって同じエメラルドでも大きく特徴が

異なります。

 

エメラルド名産地ザンビア産のエメラルドについて詳しくお話していきます。

 

エメラルドの産地としてコロンビアに次いで重要な産地がザンビアです。

ザンビアでのエメラルドの発見は1931年でしたが、産業的生産に入ったのは1967年頃からで比較的新しい産出地です。

 

ザンビアのミク鉱山やカマンガ鉱山などが開発され透明度の高い原石を産出しています

また、ザンビア産エメラルドの原石は丸みを帯びているためオーバルシェイプに研磨される傾向があります。

品質も良く無処理の物はかなりの高額で買取や取引をされています。

ですが、近年は需要や生産コストの増大で傷の多いエメラルドにオイルや樹脂を含浸させて美しくした処理石も市場に多く出回っています。

 

微量成分がエメラルドの色に大きく影響を及ぼす

 

ザンビア産のエメラルドは雲母（ウンモ）の中で結晶化します。

時には黒雲母を内包物として結晶の中に取り込んでいきます。

また濃いグリーンはバナジウムに起因しており、その僅かな量でエメラルドグリーンの

濃さが大きく変わります。

コロンビア産のエメラルドのクロムによるグリーンの色相や美しさとは異なります。

 

 

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