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産地ごとにみた宝石の特徴 ~ルビー~
2016年12月21日
赤色に美しく輝くルビー。その情熱的な色から、昔から「勝利をもたらす石」としてお守り代わりに使われてきました。そんなルビーはジュエリー市場でも人気が高く、買取専門店でも多く取り扱われている宝石のひとつです。ルビーの赤の魅力に魅了されたことのある方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は「ルビー」の赤色には、さまざまな種類があることをご存知でしょうか。ルビーの色は、産地によってそれぞれ個性があります。そこで今回は、産地ごとに異なるルビーの特徴についてご紹介します。
主な産地の歴史
ルビーの主な産地は、もともとミャンマー(旧ビルマ)のモゴックと呼ばれる町でした。しかし、1960年にビルマ政権が大きく変動して以降、ルビーの産出量は大幅に減少してしまいました。その後、それまで低品質だといわれていたタイ産のルビーが見直され、タイが主要産地となりました。しかし、1993年から、ミャンマーのモンスー地方で採れたルビーがジュエリー市場での競争力を強めます。そして、ミャンマーがルビーの主要産地として、再び世界的に知名度を高めるようになったのです。
ミャンマーからタイ、そしてまたミャンマーへ………といったように、ルビーの主要産地は時代と共に移り変わっています。しかし、ルビーは現在もさまざまな地域で採掘されています。なかでも有名なのは、前述の「モゴック産」のルビーと「タイ産」のルビー、そして「スリランカ産」のルビーです。それぞれの産地によって、ルビーの色味には異なる特徴が見られます。
産地それぞれの特徴
それぞれの産地で異なるルビーの主な特徴は、以下の通りです。
モゴック産のルビー
モゴック産のルビーの特徴は、明るくピンクがかった色です。その他の産地では見られない柔らかな色合いが美しいルビーです。紫外線に当てると強く発光し、紫色っぽい赤色になります。しかし、高クオリティでカラット数の大きいものが算出されることは極稀です。そのため、サイズが5カラット以上のモゴック産のルビーは、ダイヤモンドよりも高価な値がつけられることもあります。
タイ産のルビー
タイのクラン地区産のルビーは、色が濃かったり、薄かったりとさまざま。透明度も高いとはいえず、モゴック産のルビーに比べると低品質のものが多いといえます。しかし、加熱処理によって発色良く変化させることもできます。加熱処理が行われたタイ産のルビーは、ジュエリーとして、よく流通しています。また、たとえ採掘時の品質が悪かったとしても、リング台などの形に合わせて研磨すれば、ジュエリーとして使えるようにもなります。
スリランカ産のルビー
スリランカは、サファイアの主要産地として知られています。そんなスリランカでは、サファイアだけでなく透明度の高いルビーも多く産出されているのです。スリランカ産のルビーは透明度が高いだけでなく、淡く美しい色合いも特徴です。全体的に見ると、スリランカ産のルビーは他の産地よりも品質的に劣ります。しかし、なかにはモゴック産のルビーと同等の美しさを誇るものが産出される場合もあります。
産地によって異なる表情を見せるルビー。そんなルビーを、お気に入りのジュエリーとして身に付けている方も多いかと思われます。一方で、せっかく所有しているにも関わらず、押入れの奥にしまったままの状態にしている方も少なくはありません。そんな方は、ぜひ買取専門店ゴールドウィンにご相談ください!モゴック産など品質の良いものであれば、高価買取値がつくことも。たとえモゴック産でなくとも、ルビーは買取専門店で高く買取ってもらえる可能性がある宝石です。もう使わなくなった不要なルビーを買取専門店で買取ってもらい、新たなジュエリーの購入資金にしてはいかがでしょうか。