
海外の金のインゴットは買取できないのか?【鑑定士解説】
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2020年10月16日
「金塊を購入したいけれどよくわからない」「金投資について調べていたら金塊の情報が出てきたけれど何のこと?」など、金塊について疑問を抱えている方はいらっしゃいませんか?
近年は、金投資が一般にも認識されるようになり、関心を集めることが増えました。しかし、まだまだ金について勉強中であると、よくわからない単語などが出てきて悩むことがあります。
そこで、今回は「金塊」について解説します。種類や刻印の内容について触れていきますので、参考にしてみてください。
金塊とは、一般的に「金」と聞いて思い浮かべる四角形の形状をした金のことです。インゴットとも呼ばれる金であり、保有資産として購入したり、コレクションとして楽しむために所有するケースもあります。
実際、金は安定性の高い資産であることから、預金や現金としてではなく、あえて金を保有するケースが少なくありません。また、デザイン性が高い金塊もあり、コレクションとしても魅力的な一面があります。
また、金塊によっては指定ブランドに分類されるものもあります。日本に位置する公設貴金属市場である東京商品取引所が定めた指定ブランドであれば、非常に高い品位として認められています。
東京商品取引所が定めた指定ブランドの金塊は、「グドデリバリーバー」と呼ばれ、国内外問わずに売買が可能です。
金塊をよく見てみると、小さな刻印が施されています。この刻印は金塊が本物であることの証です。しかし、金塊によって刻印されている内容に違いがあります。
金塊の刻印内容は、次の通りです。
商品を管理するための、番号のことです。金塊によって番号は異なります。そのため、複数の金塊に同一の番号が刻印されることはありません。重複しないように刻印されています。
金塊の刻印における「商標」は、金を製錬した業者の登録マークのことです。本記事で触れたとおり、金にはブランドがあり、主要ブランドであれば「日鉱金属」「三井金属鉱業」「三菱マテリアル」などが挙げられます。
そういったブランドを表すのが「商標」の刻印なのです。
金塊には、重量が刻印されています。
なお、金塊に刻印される重量の表示方法は「g」です。
一口に「金塊」といっても、重量別にさまざまな種類があります。それぞれ、重さやサイズ感が異なりますので、購入の際には自分に合った金塊を選ばなければなりません。
具体的な種類は、以下を参考にしてみてください。
金塊の種類として、比較的一般的と言われているのが「1kg」の金塊です。
数ある金塊の中でも、大きい種類であり、実際に持ってみるとずっしりとした重量感を覚えます。
1kgの金塊は、資産として保有する際に最も選ばれる種類の金塊です。
前項では、1kgの金塊をご紹介しましたが、比較的軽い種類もあります。500gや100g、50gなどがあるのです。
小さなサイズであっても、金塊には変わりはありません。また、価値に影響することもありませんので、「1kgの金を購入するのはハードルが高い…」と感じる方の中には、50gの金塊を購入するケースもあります。
金塊には「ペンダント用」として、20gや10g、5gといった小さなタイプがあります。金塊によっては、ペンダントにするために、プレートのような形状に加工して販売されていることがあるのです。
サイズや重量が小さい分、比較的安価で入手できるのが魅力です。
金塊の中には10kgを超える「ラージバー」と呼ばれる種類もあります。実際の重さは約12.5kgです。
世界の金取引の中心となるのがロンドンの金市場であり、ここではラージバーが受け渡しされています。当然、取引される金額も非常に高額です。
とはいえ、10kgを超えるラージバーは、日本国内であれば一般的にあまり触れる機会はありません。
金塊の販売内容を見てみると、5g~で販売されていることが多い傾向にあります。種類でいうと「ペンダント用」に分類される金塊です。
しかし、店舗によっては、さらに小さい2gや1gを取り扱っている場合もあります。コレクションやアクセサリーも兼ねて金塊を購入したいときには、ペンダント用などの小さな金塊を選んでみてはいかがでしょうか。
金投資を検討している方や、金の売却を検討している方に向けて、「金塊とは何か」についてご紹介しました。
金塊は主に資産として保有したり、コレクションとして所有するための金です。かつては、「お金持ちしか持てないもの」といったイメージがありましたが、現在は一般市民でも所有が難しくない存在として知られるようになってきています。
当社では、資産やコレクションとして所有していた金塊の高額買取を行っています。金塊の種類や大きさ、刻印などを問わず、他社よりも高額な金額を提示いたします。
ぜひ、金塊の売却を検討中であれば、当社にご相談ください。
この記事の監修者
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