
海外の金のインゴットは買取できないのか?【鑑定士解説】
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2020年3月12日
金製品の刻印や、証明書などを見てみると「18K」「K18」「18金」といった表記がある場合があります。いずれも、金の純度を意味するものであるうえに、それぞれ似たような意味を持つことから「違いが分からない」と首をかしげる方が少なくありません。
しかし、金の売却では「18K」「K18」「18金」の意味をあらかじめ理解しておかないと、希望と異なる金製品を購入してしまうなど、問題が生じてしまいます。
そこで、今回は金製品の「18K」「K18」「18金」の違いについてご紹介します。
金製品における「18K」「K18」などの「K」は、金の純度を意味します。
金は純度100%を24分率で表記していて、24K・K24が純金です。つまり、18KやK18の金の純度は75%ということになります。
ちなみに、18K・K18の後に「WG」「PG」「YG」と表記されていることもあるのをご存じですか。
これらは、「ホワイトゴールド(WG)」「ピンクゴールド(PG)」「イエローゴールド(YG)」を意味していて、金の色味によって表記が異なります。
18K・K18・18金は、それぞれ「75%の金が含まれている」という意味では違いがありません。
それにも関わらず、表記が3種類ある理由は何なのでしょうか。ここからは、それぞれの違いについて解説します。
18Kは海外で製造された金製品であることを意味します。
上記は、日本の造幣局が定めたルールであり、国を問わず海外で製造された金製品は、金の純度が75%であれば「18K」と表記されるのです。
ただし、海外の金製品の場合、18Kと表記されていても実際は10K程度の金しか含まれていないこともあるため注意しなければなりません。
18Kの金製品を購入する場合は、信頼できる店舗を利用する必要があります。
K18の表記は日本国内で製造された金製品を意味します。
日本で「正規品」と認められている金製品には、K18といった表記・刻印が施され、金の純度が高いことを証明しています。
18金は、ジュエリーなどの刻印として表記されることはなく、主に証明書や店舗での紹介の際に用いられることが多い表記です。
18金は金の純度が75%を意味するものであり、18KやK18のことです。
18KやK18、18金などは、金の純度が75%であり、残り25%はほかの金属です。
ジュエリーなどは、純金のほうが価値が高くなりますし、華やかになるにも関わらず、なぜ他の金属を混ぜるのでしょうか。
ここからは、金に他の素材を混ぜる理由について解説します。
金に他の素材を混ぜる理由は「純金がジュエリーには不向き」といった点が挙げられます。
純金は、手でも曲げられるほど柔らかいため、ジュエリーにすると傷や変形などが生じやすくなってしまうのです。
また、ネックレスのチェーンで純金を使用してしまうと、切れやすくなるといった難点もあります。
そのため、純金ではなく銀や銅などを混ぜた金がジュエリーに使われることが多いのです。
金に他の素材を混ぜることで色味を変えることができます。
例えば、金に銀を混ぜれば「ホワイトゴールド」といった、プラチナのような輝きを放つ仕上がりになります。また、金に銅を混ぜると、赤身を帯びたピンクゴールドへと仕上がるのです。
色味を変えられるといった点も、金に他の素材を混ぜる理由の一つといえます。
金に他の素材を混ぜる理由の一つがコストパフォーマンスを高めるです。
純金のみの金製品と、他の金属を混ぜた金製品では、当然ながら後者のほうが価格が安価になります。
比較的安価で金製品を入手できるようにするために、他の素材を金に混ぜているのです。
18K・K18・18金の買取金額相場は、日によって異なるため一概には言えません。
金の価格は日々変動しています。なぜなら、需要と供給、世界情勢などの影響によって金の価値が異なるからです。
実際に、金製品は日々1gあたり数十円~数百円単位で変動しているため、もし売却を検討しているのであれば、金価格が高い日に売却しなければ損をしてしまいます。
また、買取業者によっても買取金額が大きく異なるため、金を高額で買取してくれる業者の利用が必須です。
ちなみに、当社ではどこよりも高く金の買取を行っています。ほかの業者の見積もり費用に納得できない…という方は、一度当社にもご相談ください。
金製品に表記されている18K・K18・18金にはそれぞれ違いがあります。
とはいえ、主な違いは「製造国」の違いであり、それぞれ大きな違いはありません。いずれも金の純度が75%ですので、ジュエリーなどで使われている場合は、耐久性及び輝きや品質は高いといえます。
現在、18K・K18・18金の違いについて知りたい方は、本ページの内容をよく理解したうえで、購入や売却を検討してみてください。
この記事の監修者
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