【2025年最新版】金貨の買取相場はこう変わった!もし10年前に買っていたらいくらになってた?
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2020年3月9日

記念品や結婚式などのイベントで貰うことが多い金杯。これといった使い道がなく、売却を検討している方は多いものです。
しかし、純金の金杯ならともかく、24KGPの金杯を買い取ってもらえるのか?といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は24KGPの刻印が入った金杯の買取可否や価値、買取の注意点についてご紹介します。
結論から申し上げますと「24KGP(K24GP)」と刻印された金杯につきましては、金メッキ製品に該当するため、申し訳ございませんが当店では買取対象外とさせていただいております。
「24KGP」とは「24金ゴールドプレート」の略であり、純金(24金)を表面にごく薄くコーティングした金メッキ製品であることを示しています。見た目は金そのもののように見えることも多いのですが、中身は主に銅や真鍮などの別の金属であるため、金としての資産価値・重量価値がほとんどないのが実情です。
金の買取においては、金そのものの純度(K24やK18など)と重さが価格の基準となりますが、金メッキは表面に極微量の金が施されているだけのため、地金として再利用や再販が難しく、金相場にも連動しません。
そのため誠に心苦しいのですが、24KGPと刻まれたお品につきましては、資源回収業者やリユースショップなどでのご相談をおすすめしております。
金杯とは、結婚などの重要な行事でお酒を飲む際に使われることが多い、縁起の良いものです。
金杯は金メッキで作られていたり、純金で作られていたりと金が使用されていますが、他にも陶器やガラス、銀などが素材として使われていることもあります。
金杯をよく見てみると「24KGP」といった刻印が入っていることがあります。この刻印の意味は「金メッキ」を意味し、純金ではないという証拠です。
刻印の「K」は金を表し、「GP」はメッキを表したものですので、24金がメッキとして使われているということになります。
24KGPの刻印がある金杯の場合、使われている金属のほとんどは鉄やアルミであることが多く、コストを抑えるために作られたものです。
そのうえ、メッキとして使われている金の量もごく微量であり、金杯の重さ1gに対して、金の量はわずか0.01g程度です。
さらに、表面に金がわずかに使われているだけですので、使用方法や保管していた環境によっては金が剥がれ落ちることもあります。
前項で触れたとおり、24KGPの金杯は純金ではなく、あくまでも「金メッキ」です。そのため、価値の高さで考えると、残念ながらほとんど価値は期待できないというのが現状です。
メッキとして本物の金が使用されているとはいえ、金の使用量はごくわずか。メインで使われている金属は鉄やアルミといった安価な素材ですので、価値は低いのです。
金杯に限らず、金メッキ製品は「金」としての価値がないと考えられています。
とはいえ、24KGPの刻印があっても、需要の高いブランドの金杯などである場合は、金杯の価値が高くなる傾向にあります。
24KGPの金杯の買取は、結論から言うと買取業者によります。
買取業者によっては、24KGPであっても金が使われているという理由で買取してくれる場合がありますし、逆に「ほとんど金としての価値がないから」という理由で買取を断られることもあります。
なお、現時点ではほとんどの場合、24KGPは買い取ってもらえないケースがほとんどです。
そのうえ、仮に24KGPを買い取ってもらえたとしても、買取金額が安価となってしまうことがほとんどです。
売却する金杯が純金である場合は、ほとんどの買取業者で買い取ってくれます。
金の量が多い純金は金としての価値が高く、買取価格も高額です。また、純金の金杯は貴金属として扱われ、その日の金相場に応じた買取価格となります。
ジュエリーやコインなどと比較すると、金杯は重量が大きいことから買取価格は非常に高額で、重さによっては数十万円~数百万円単位で買取してもらえます。
純金と金メッキを見極めるにはどうしたら良いのでしょうか。
一般的に、金メッキの金杯は「24KGP」といった刻印がありますが、製品によっては刻印が入っていないことがあります。
しかし、刻印がなくても純金と金メッキを見極めることができますので、以下からの内容を参考にしてみてください。
金杯が純金の場合は「K24」といった刻印が入っていることがあります。K24とは「純金」のことですので、純金の金杯と判断できます。
なお、金の刻印の種類はほかにも「K18」「K14」「K10」などがあり、数字が小さくなるごとに、金の純度も低くなります。
金は、他の金属と比較すると重量が大きいため、「見かけによらず重い」といった特徴があります。
金杯を持ち上げてみて、ずっしりとした感触を感じられる場合は、純金の金杯である可能性が高いでしょう。
持っている金杯が純金であるかをチェックするために、磁石を近づけてみましょう。
純金は磁石に反応しませんので、金杯に近づけてみることで金か否かを確認できます。仮に磁石が反応した場合は、内部で別の金属が使われていることが考えられるため、純金ではありません。
記念品や行事などで使ったり、受け取ったりすることが多い金杯。しかし、以降にはなかなか使い道がないことから、売却を検討する方が少なくありません。
とはいえ、金杯だからといって「純金」とは限りませんし、仮に純金の金杯でなかった場合は、買取してもらえないこともあります。
現在、金杯の売却を検討している方は、本ページを参考にしながら金の種類をチェックし、売却できるか否かを判断してみてください。

この記事の監修者
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