金地金(インゴッド)を節税しながらお得に売却するには?|ゴールドウィンコラム

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金地金(インゴッド)を節税しながらお得に売却するには?

2018年12月4日

金

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販売証明書が手元にあるのとないのとでは大きな差が

金地金(インゴット)は、その保有の量に関係なく固定資産税がかからないというメリットがあります。しかし、売却する時は、課税対象となるので上手く節税できるように調整する方法を解説します。
まず、金地金を売却した場合の所得は、譲渡所得として課税されます。その他の所得と合わせて総合課税の対象となります。
現在、一回の取引により200万円を超える場合、買取業者は、税務署へ「支払調書」の提出をする義務が生じます。
売却される場合、確認いただきたいことは、まず、販売証明書(購入時の領収書)です。
銘柄、販売時の日付等が記載されたものです。
これがあるのと無いのとでは課税額に大きな差が出ます。
また所有期間5年以上と以内でも異なります。

販売証明書(購入時の領収書)がある場合

例えば、300万円の地金を500万で売却した場合、200万円の利益になります。
また地金の所有期間でも違ってきます。
所有期間5年以下であれば、そこから50万円控除で差し引いた額が所得額と見なされます。
所有期間5年以上であれば、50万円差し引かれた額を更に二分の一にした額が所得額とされ課税対象となります。

販売証明書(購入時の領収書)が無い場合

上記の売却利益200万の95%、190万が課税対象になります。
国税庁による詳細に記した計算式は以下になります。

金地金所有期間5年以内の場合

売却価格 -(取得額+売却費用)= 譲渡利益
{金地金の譲渡益+その年の金地金以外の総合課税の譲渡益}- 特別控除50万=課税対象譲渡所得

金地金所有期間5年以上の場合

売却価格 -(取得額+売却費用)= 譲渡利益
{金地金の譲渡益+その年の金地金以外の総合課税の譲渡益}- 特別控除50万=譲渡所得譲渡所得 × 1/2 = 課税対象の譲渡所得

譲渡所得扱いとならない場合

営利を目的として継続的に金地金の売買をしている場合の所得は、譲渡所得とはならず、その実態により事業所得又は雑所得として総合課税の対象になります。
なお、購入した時に消費税を支払っているので売却するときは、消費税を上乗せして売却されます。

節税ポイントは、一年間の地金売却を非課税に調節すること

精錬加工(分割加工)で無税にできる。

冒頭に書きましたように一回の取引が200万円を超える場合、「支払調書」の提出が義務となり課税されます。
地金1kg500万円をそのまま一括で売却すると、その年の年収に加算され所得税も住民税も膨大になります。

対策その1.分割する

そこで地金を分割して年に100gずつ売却します。1本50万円です。基礎控除額が50万円なので非課税になります。

対策その2.別の形に加工する

もうひとつの節税のスタイルとして地金を仏具などに再加工することです。
金のジュエリー、仏具、茶釜、プレミアムカード、金貨などは課税対象となりません。

まとめますと非課税譲渡利益=売却価格-(売却手数料+精錬加工代)
なお精錬加工の現在の相場料金は、1gにつき約170円です。

金の精錬分割加工のその工程

お客様の金地金は鋳造工場にて全て溶解されます。溶解温度は、おおよそ1200度以上です。ちなみに金の融点は、1,064度、プラチナの融点は、1,768度です。

溶解された金は、オーダー指定された鋳型に入れて冷却して固められます。

鋳造された金を計量、検査します。

刻印を押して刻印され梱包を経てお客様の元に届けられます。

地金の刻印に記される基本項目は以下のような内容が表示されます。

  • 商標(ブランド)---金地金を精錬した業者の登録マーク
  • 品位表示---金の純度。999.9の場合99.99%の意味
  • 重量表示---金地金の重量をグラム表示
  • 金塊番号---商品管理上の連続ナンバー

気になる金の値動き、その歴史

世界経済の発展と共に上昇してきた金の価格ですが、現在に至るまでどのような歴史的政治的動きがあり、どのように関連してきたのでしょうか。簡単に遡ってみましょう。
1438年~1533年までインカ文明が南米ペルーで栄えました。あらゆる金細工を作っていました。しかし、インカ帝国が滅亡したのは、スペイン軍が豊かな金銀を産出するペルー地域一帯を征服しようと、侵攻してきたからです。
その後は、数十億円分の純金がヨーロッパに流入することになります。

1813年 イギリスで金そのものを貨幣として実際に流通させる金本位制が確立されました。

1848年 アメリカのカルフォルニアにて砂金が発見されたことをはじめゴールドラッシュが起こりました。これは世界のマネーサプライ(金融機関と中央政府以外の国内の経済主体が保有する通貨の合計)を急増させました。

1871年 日本でも金本位制 1g=67銭、1.5g=1円に決定しました。

1914年 第一次世界大戦により金本位制が中止されました。

1919年 金本位制が各国で復活しました。

1929年 世界大恐慌が起こります。ウォール街の株式市場の大暴落に端を発し、全資本主義諸国に波及しました。 米国の株価は80%以上下落します。 金本位制は、再び機能しなくなりました。

1944年 米ドルを基軸とした固定為替相場制が導入されました。各国の通貨と交換比率を定めたブレトンウッズ体制により固定相場制になりました。国内は、この時の相場平均、1g=4円61銭でした。

1971年 ニクソンショック(ドルショック)米国の金保有量が減ったことにより、戦後の金とドルを中心とした通貨体制を維持することが困難になったことから米ドル紙幣と金との兌換(引き換え)、一時停止が前触れなく宣言されました。それまでは1g=775円の固定相場でした。

1977年 固定相場制から変動相場制に変わりました。この時の相場平均1ドル1,355円でした。金が日本で投資対象として一般的になったのは、1978年4月の金輸出自由化以降です。

1980年 1月に金価格が最高値(1オンス850ドル)1g=6,945円をつけました。これを境に金相場は、約20年間低迷を続けます。

1989年 プラザ合意(行き過ぎたドル高を是正するため、先進5か国が外国為替市場に協調介入することについて合意)

1987年 ブラックマンデー(ニューヨークの株式市場で、史上最大の株価暴落)を経て、日経平均株価が38,957円となり、純金への投資が激減する。1g=1,678円

1991年 バブル崩壊

1998年 1997年にアジア通貨危機(タイを中心に始まったアジア各国の急激な通貨下落現象)の影響も受け1g=865円までに下落。

2000年 株や為替が盛り上がりを見せる。

2001年 アメリカ同時多発テロ

2003年 イラク戦争 1g=1,399円

2006年 北朝鮮のミサイル発射 まさに有事の安定感を求めて金に資金が流れる。1g=2,130円

2007年 サブプライムローン問題(住宅ローン危機)で株高がストップ。金価格が上昇していく。1g=2,552円

2008年 リーマンショック(米国の大手投資銀行・証券会社リーマンブラザーズの経営破綻とその副次的な影響)

2011年以降は高値を一定水準で確保しています。

2013年 円安の影響で金価格が大きく上昇します。1g=4,962円

2017年 金価格 最低値1g=4,733円 最高値1g=5,070円 4月から12月に向けて緩やかに上昇。

金インゴッドが高値を保つ要因は?

世界の状況と金の値動きを併せて見てみると、上昇時の要因は、有事の時、原油高騰、経済恐慌等が挙げられます。これは投資家がリスク回避として金を購入する傾向にあるためです。
金は株や債券などと値動きが違います。株や債券は発行元の国や企業が破綻すると価値が無くなりますが、金インゴットは、誰のものでもなくそのものに価値がある実物資産です。価値がゼロになるリスクはありません。
市場に出回る量も急激に増加することはなかなか考えにくいです。
そしてインフレになると通貨の価値は目減りします。金がインフレに強いと言われる所以です。
その代わりに保有していても利息は付きません。利益は、値上がりの利益になります。
また地金は、ドル建てで取引されるので為替の影響を受けることに注意する必要があります。

金の価格はどこでどのように決まるの?

世界の市場で取引されている金ですが、世界4大市場と呼ばれていて重要な存在となっているのは、ニューヨーク、ロンドン、チューリッヒ、香港です。
金には国際価格というものがあります。
ロンドン市場は、金の現物取引を行っており、その指標価格となっているのがLMBA(ロンドン貴金属市場協会)の金価格です。
LMBAでは一日2回午前10時半と午後3時に金の値決めをしています。ここの価格が、世界的な金現物価格の指標になっています。
ニューヨーク市場は、金の先物市場で、ドル建ての金価格はここが指標になっています。このニューヨーク市場での先物価格を指していることが多いです。
円高ドル安は金価格が下がり円安ドル高は金価格が上がります。
金の重さの単位はトロイオンス(troy ounce)です。日本の計量法では、正確に 31.1035gになります。この1トロイオンス当りの価格を米ドル建てで表示するのが世界標準の価格です。なかでもロンドン市場で決定された相場は世界中に影響を及ぼす世界一と言われている市場です。
日本国内では、東京工業品取引所で金の取引が行われています。
日本国内の金価格を出すには、金の国際価格から1gあたりの円建て価格に換算します。

国内金価格=国際金価格÷31.1035×ドル円レート
たとえば、ドル建て金価格1,100ドルでドル円レートが、110円の場合
1,100ドル÷31.1035×110円=3,890円
となります。

ドル建てで金を買って、円建てで金を売るとオトクなの?

ドル建ての金価格が下がると円安の影響で円建て金価格は上昇します。
円建て金価格は下げにくく、上げやすい環境にあります。
そのことから金は、ドル建てで買うのが得と言われる方もいらっしゃいます。その他の様々な要因も絡むので、歴史、世界情勢、政治情勢、税金等を考慮しながら研究してみるのも面白いでしょう。

金貨の売買のメリットデメリット

金貨(コイン)は、金インゴットより気軽に購入できてそのデザインの美しさや記念そのもののプレミアム感を楽しめること、コレクションとしての愉しみ、プレゼントにも楽しんでもらえるメリットがあります。金インゴットと違い、表面にキズが付くと買取価格が下がるので注意が必要です。
地金価格相応の金貨と地金価格を上回るものがあります。もちろん発行枚数の少ないものはプレミアが付きます。

金貨はどういうものがあるのでしょう。世界で代表的なものを挙げてみました。

  • メイプルリーフ金貨 カナダ
  • ウィーン金貨 オーストリア
  • カンガルー金貨 オーストラリア
  • パンダ金貨 中国
  • イーグル金貨 アメリカ

日本国内の金貨はどうでしょうか。
  • 天皇陛下御即位記念 10万円金貨
  • 皇太子殿下御成婚記念 5万円金貨
  • 天皇陛下御在位10年記念 1万円金貨
  • 天皇陛下御在位20年記念 1万円金貨
  • 2002FIFAワールドカップ記念 1万円金貨
  • 日本国際博覧会記念 1万円金貨

以上のようなものの多くが金買取価格にプレミア料金が加算されて売買されているようです。

金貨(コイン)は、地金に加工できるのか?

日本国内の記念金貨は造幣局が発行する貨幣の一種ですので、貨幣損傷等取締法を順守しなければなりません。しかし、海外の金貨(コイン)に関しては、この法律に抵触しません。
ところが、関税法では、貨幣の変造したものを輸入するのは禁止しています。このことから結局、海外で加工しても国内での売却はできません。

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