【鑑定士監修】「Pt950」と「Pt900」、ジュエリーとして優秀な方と、売って得する方の違い【大阪で金買取、高く売るならゴールドウィン 梅田店・難波店】

【鑑定士監修】「Pt950」と「Pt900」、ジュエリーとして優秀な方と、売って得する方の違い【大阪で金買取、高く売るならゴールドウィン 梅田店・難波店】

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【鑑定士監修】「Pt950」と「Pt900」、ジュエリーとして優秀な方と、売って得する方の違い

2026年6月6日

この記事の監修者

貴金属・宝石 査定責任者

鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店

古物営業許可証番号大阪府公安委員会許可証 第621010160159号

「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。

監修者プロフィール

2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。 2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。

メディア出演

・読売テレビ 「ウェークアップ」
・関西テレビ 「news ランナー」
・関西テレビ 「ジャルやるっ!」

 
 
「Pt950とPt900、どっちを選べばいいの?」結婚指輪や特別なジュエリーを買うとき、あるいは昔買った宝物を整理するとき、この数字の違いに頭を悩ませる方は本当に多いです。
 
私は大阪の梅田となんばで古物商の免許をいただいてから今年で丸20年、毎日お預かりする金や宝石を実直に査定し続けてきました。
その現場の人間として、まずはっきりとした結論をお伝えします。
 
結論からお伝えします。
普段使いのジュエリーとしての強度や耐久性で優秀なのは「Pt900」です。
 
しかし、将来売却するときに地金(素材)としての純度が高く、1gあたりの買取単価がより高く設定されていて得をするのは「Pt950」になります。
 
買うときの基準と、売るときの現実。20年間で何万点ものプラチナを見てきた鑑定士の目線から、この2つの違いと買取りの真実をどこよりも分かりやすくお話しますね。

ジュエリーとして優秀なのはどっち?「Pt900」の隠れた実力

数字が意味するプラチナの純度

プラチナの刻印にある数字は「千分率」といって、全体の中にどれだけ純粋なプラチナが含まれているかを示しています。
Pt950は95%、Pt900は90%がプラチナで、残りの5%〜10%は別の金属(パラジウムやルテニウムなど)を混ぜています。
 
プラチナと金の違いそのものを先に知っておきたい方は、こちらの記事も参考になります。
素材ごとの特徴や売却時の考え方を整理しておくと、Pt950とPt900の違いもより分かりやすくなります。

なぜ純度が低い「Pt900」の方が優秀なのか

「純度が高いほうが良いもの」と思われがちですが、実はプラチナという金属は、純度100%に近いほど非常に柔らかく、キズがつきやすくて変形しやすいという弱点があります。
そこに他の金属を10%混ぜて硬度をグッと高めたPt900は、毎日身につける結婚指輪などに最も適した「実用性に優れた優秀な配合」なのです。

高級ブランドが「Pt950」を好む理由

ティファニーやカルティエといった世界的な海外ブランドでは、Pt950が世界基準(国際規格)として定められているため、Pt950の製品が多くなっています。
 
最近では日本でも、混ぜる金属を工夫して硬度を上げた「ハードプラチナ(Pt950)」が登場していますが、昔ながらの通常のPt950はPt900に比べると少し柔らかく、長年の使用で変形して持ち込まれるケースを私は何度も見てきました。

売って得するのはどっち?買取現場での冷徹な「計算式」

1gあたりの単価は「Pt950」の勝ち

売却するとき、私たち鑑定士が見るのはブランドの格式ではなく、純粋な「プラチナが何グラム含まれているか」です。
 
当然、純度が5%高いPt950の方が、1gあたりの買取単価は高くなります。
 
プラチナを売るときは、Pt950かPt900かだけでなく、相場のタイミングや査定してもらう店舗選びも大切です。
 
【この記事を読んだあなたへおすすめ】プラチナを少しでも高く売るための考え方は、こちらの記事でも詳しく解説しています。

ただし、購入時の価格差は回収できない

ここが商売の難しいところなのですが、お店で買うときは「Pt950のブランドリング」の方が「Pt900のノーブランドリング」より何倍も高く売られています。
 
しかし、売るときの査定ではブランド価値が残る一部の例外を除き、基本は「重さ×その日の相場」で計算します。
 
そのため、「売って得する(高く売れる)」のはPt950ですが、「買った金額に対して元が取れたか(リセールバリュー)」という視点で見ると、実はPt900の方が損が少なかったりします。

混ぜられている金属(割り金)の価値

プラチナに混ぜられている数パーセントの金属(パラジウムなど)も、実はその時々の市場で価値がつくことがあります。
ただ、これらが非常に微量である場合、一般の買取店では計算から省かれることがほとんどです。
 
ゴールドウィンでは、最新のX線分析機を使って、その数パーセントの価値まで逃さずに査定額へ反映させる努力をしています。
 

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鑑定士が教える、プラチナジュエリーを高く売るための「3つの裏ルール」

ルール①:デザインや「脇石」を評価してくれる店を選ぶ

古いプラチナ製品は「つぶし(溶かして地金にする)」として一律で処理されがちです。
 
しかし、デザインが素敵だったり、メレダイヤ(小さなダイヤモンド)が綺麗に並んでいたりする場合、その技術や石の価値をプラス査定してくれる店でなければ大損します。
 
地金の重さだけで買い叩く店には気をつけてください。

ルール②:名前の刻印は査定に響かない

「指輪の裏に記念日やイニシャルが入っているから、安くなりますよね?」と申し訳なさそうにされるお客様がとても多いです。
どうか気にしないでください。
 
私たちプロの手にかかれば、刻印を消して綺麗に再生するか、あるいは地金としてお引き取りするため、刻印の有無で減額することは一切ありません。

ルール③:確証がない古い刻印はプロの機器へ

昭和の古い指輪には「Pm」とだけ書かれたものや、数字が擦れて読めないものがあります。
 
現場の感覚として、古い「Pm」刻印は純度がPt850前後からPt750付近までバラつきがあることが多いです。
こればかりはルーペで見ただけでは100%の確証が持てないため、きちんとした分析機を目の前で使ってくれる誠実な店舗に預けるのが一番安全です。

まとめ

本日のポイントを振り返り

  • 普段使いの頑丈さや扱いやすさで選ぶなら「Pt900」が優秀。
  • 売却時の1gあたりの純粋な素材価値が高いのは「Pt950」。
  • 買うときの価格を考えると、売却時に「どちらが絶対に得」と言い切ることはできない。

 
お手持ちのプラチナがPt950なのかPt900なのか、はたまた刻印がなくて分からないものでも、お気軽にお持ちくださいませ。
 
大阪の梅田・なんばにお越しの際は、お買い物ついでにどうぞお気軽にゴールドウィンへお立ち寄りくださいね。

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