【鑑定士監修】捨てる前に確認!古いデザインは価値がない?金のジュエリーの買取査定基準
はじめに 「もうデザインが古いから…」 「昔の指輪だし、今さら値段なんてつかないのでは?」 そう思って、タンスの奥にしまったままになっている金のジュエリーはありませ […]
2026年6月18日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
・読売テレビ 「ウェークアップ」
・関西テレビ 「news ランナー」
・関西テレビ 「ジャルやるっ!」

「金の古い指輪の内側に、小さな日本の国旗のマークがついているけれど、これって何?」
「金の買取店で『造幣局のマークがあるから安心ですね』と言われたけれど、なぜそんなに重要なの?」
大阪の梅田やなんばで金の買取りを検討される際、この「国旗のマーク」を目にされたことがある方も多いのではないでしょうか。
これまで何万点もの金を査定してきたプロとして、まずはタイトルに対する明確な答えを最初にお伝えします。
日本の「造幣局マーク(国旗マーク・ホールマーク)」が100%信頼される理由は、製造元(メーカー)の自己申告ではなく、日本の国家機関である「独立行政法人造幣局」が科学的な試験を行い、金の純度を公的に証明した「国家のお墨付き」だからです。
海外の「あとK」のように純度が下振れするリスクが本来はないため、日本の金の買取市場では最も信頼され、査定も非常にスムーズに進みます。
今回は、この造幣局マークが持つ本当の価値と、鑑定士がなぜこれを見て安心するのか、そして昨今の金の買取現場で起きている「絶対に油断できない最新の罠」について、どこよりも正直にお話しします。
目次

日本の造幣局マーク(正式名称:品位証明マーク、通称:ホールマーク)の最大の特徴は、小さな「日本の国旗(日の丸)」の刻印です。
この国旗マークの横に、ひし形の枠に囲まれた「750(18金を表す千分率表記)」や「999(純金を表す表記)」といった数字が並んで刻印されています。
これが刻まれている製品は、日本の国が「この製品の金含有量は間違いなく75%(あるいは99.9%)あります」と世界に向けて証明していることを意味します。
一般的なジュエリーに打たれている「K18」や「Pt900」といった刻印は、実はそれを作ったメーカーや職人が自ら打っている「自己申告」に過ぎません。
そのため、海外製品などでは意図的、あるいは技術不足によって純度が足りないケース(金性の下振れ)が起こり得ます。
しかし、造幣局マークは違います。
貴金属メーカーから持ち込まれた製品を、造幣局の専門官がロットごとに抜き取り、最先端の科学分析にかけて実際に金を溶かして純度を測定します。
この厳しい国家試験をクリアした製品にしか、あの国旗マークは打たれないのです。

この造幣局の品位試験の歴史は古く、日本では昭和40年代(1970年代)頃のゴールドラッシュ時代に作られた喜平ネックレスやリングにもしっかりと刻印されています。
「親から譲り受けた古いデザインだから」と価値を低く見積もる必要は全くありません。
むしろ、昔の造幣局マークがついた重厚な金製品は、近年の金相場高騰の波に乗って、当時の購入価格を超え、驚くような査定額になるケースが連日のように大阪の店舗で起きています。
ここで一つ、確かな真実をお伝えしておきます。
「金は造幣局マークがないからといって、偽物というわけでは絶対にない」ということです。
日本の造幣局による品位証明の検査は、任意(自由)の制度です。
そのため、日本国内の非常に有名な高級ジュエリーブランドであっても、独自の厳しい品質管理を行っているため、あえて造幣局の検査を通さず自社のブランド刻印(K18など)のみで販売しているケースが山ほどあります。
金はマークがなくても、本物の金であれば価値は全く変わりません。
造幣局マークがないからといって、すぐに偽物と決めつける必要はありません。
【この記事を読んだあなたへおすすめ】刻印がない金製品の考え方については、こちらの記事も参考になります。
しかし、ここで非常に重要な「現代の罠」をお伝えしなければなりません。
20年前には見られなかったことですが、昨今の買取現場では、この信頼性の高い「造幣局マークそのものを精巧に偽造した偽物の金のジュエリー」が流通しています。
近年のレーザー刻印技術の悪用により、中身はタングステンや真鍮のメッキ品であるにもかかわらず、内側には本物そっくりの「国旗」と「750」などのホールマークが打たれている粗悪品が存在するのです。
刻印があるからといって、必ず本物と判断できるわけではありません。
金とメッキの基本的な見分け方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
「国旗のマークがついているように見えるけれど、本物かどうか疑わしい」「譲り受けたものだけど、最新の偽物だったらどうしよう」そうした不安や疑問を持たれるのは当然のことです。
そうした不安や疑問を持たれるのは当然のことです。
分からないことや確証がないことを、感覚だけで「本物です」「偽物です」と適当に判断することは絶対にいたしません。
ゴールドウィンでは、マークの形状をルーペで厳密に確認するのはもちろん、最新の「X線分析機」で検査も可能です。
実際に金の買取店へ持ち込んだ場合、どのような流れで査定が進むのかを知っておくと安心です。
初めて金を売る方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
本日のポイントを振り返り
大阪の梅田となんばという激戦区で多くのお客様の大切な金を査定してきました。
お手持ちのジュエリーにあの小さな「国旗のマーク」がついているか、ぜひ一度覗いてみてください。
もし見つかったなら一級品の資産である可能性が非常に高いですが、昨今の精巧な偽物リスクも含め、最終的な「真実の価値」はプロの手に委ねていただくのが一番安全です。
「これって本物の造幣局マークなのかな?」「偽物だったら恥ずかしい」という場合も、どうぞ気にせず、そのままの状態でゴールドウィン梅田店・ゴールドウィンなんば店へお持ち込みください。
査定料や手数料、キャンセル料などは一切かかりませんので、お買い物のついでに安心してお気軽にご相談くださいね。
金・貴金属の高価買取のおすすめは大阪梅田・なんばのゴールドウィンで。
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