
【Drゴールド シリーズ#6】人類と金の5000年の歴史
はじめに:人類と金の出会い 皆さん、ごきげんよう。私の名前は“ゴールド博士”です。金とプラチナを追い続けて50年の専門家です。皆からはDrゴールドと呼ばれています。私は今までに様々な角度から現世に続く富の象 […]
2025年8月7日
「金(ゴールド)」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
きらびやかなジュエリー、海外の金貨、あるいは時代劇に出てくる小判でしょうか?
普通の日常生活で「金」を意識することは、ほとんどない、という方がほとんどだと思います。
金はどこか遠くにある、特別な存在に感じる人が多いのではないでしょうか。
ニュースで「金価格が最高値を更新」と聞いても、「へえ、また上がったんだ」くらいで終わってしまう。
しかしふとしたとき、「金って1グラムでいくらするんだろう?」と気になりませんか。
重さとしては米粒3〜4粒分、もしくは画鋲の頭くらい。そんな小さな塊が、実はびっくりするほどの価値になっているのです。
金はなぜそれほどまでの価値があるのでしょうか?
気になった方はこちらの記事もご覧ください。
今回はその「金1グラム」を基準に、私たちの身の回りにある物やサービスと比較しながら、金の価値を感じていただければと思います。
目次
まずは価格です。
2025年8月現在、日本国内における純金の小売価格は1グラムあたり約17,500円前後となっています。
わずか1gで1万円超え。これは数年前の水準と比べても誰も予測てきなかったほどの大幅な上昇です。
なぜこんなに高くなっているのか。主な理由は3つあります。
通貨の価値が下がると、実物資産で価値を保ちやすい「金」に資金が集まる。
これは投資家や国をあげて金を保有しよう、という流れになっています。
戦争や紛争があると、人々は株価の大きな変動への不安から「安全資産」とされる金を買います。
最近ではトランプ関税のその一つです。
米中も先行きが全く不明ですので投資家や世界各国が安全資産の金を買うのです。
ドル建ての金を買うには、円の価値が低いとそれだけ多くの円が必要になるため、日本では金がさらに高く見えます。
金1gは目に見えると非常に小さい。よくあるピアス1個分、細い金のワイヤーで言えば数センチ程度しかありません。
まさに塵ほどの大きさで「札束並みの価値」を持っているのです。
それだけでも、金という素材の特別さを感じられます。
さて、「金1g=17,000円」という金額を、もっと実感していただきたいので、日常の物やサービスと比較してみたいと思います。
・おにぎり(150円)→約0.008gの金
・ペットボトル飲料(180円)→0.010g
・菓子パン(220円)→0.012g
・アイコス一箱(580円)→0.034g
・コンビニ弁当(700円)→0.041g
こうして見ると、金1gで買えるのはおにぎり約113個分です。
つまり、米粒3粒分の金で、お腹がパンパンになるほどのおにぎりが食べられるのです。
・ユニクロのTシャツ(1,500円)→0.08g
・スマホケース(4,000円)→0.23g
・スニーカー(12,000円)→0.70g
このように置き換えて比べてみると私たちは、日常的に「金1g分」の支出をしていないことがわかりました。
スニーカーや高級化粧品などがおおよそ金1gにあたります。
実際の「金」よりもはるかに大きく、重たく、場所も取るのに、価格は同じということが言えます。
・ヴィトンの新作バッグ(50万円)→29.4g
・シャネルのチェーンショルダーバッグ(170万円)→100.0g
・エルメスのバーキン(205万円)→120.5g
・ロレックスのデイトナ(235万円)→138.2g
こう見ると10cmにも満たない金の延べ棒100gでもシャネルのバッグが買えてしまいます。
・映画鑑賞(2,000円)→0.117g
・美容室カット(6,000円)→0.35g
・レストランのランチ(2,500円)→0.14g
・カップルでの遊園地デート(17,000円) →1.00g
思い出という価値のつけにくいサービスでさえ、金のグラム数で置き換えてみると金の買取相場がいかに高いかなんとなくイメージできます。
「金なんて持ってない」と思う人も多いだろう。だが、実はほとんどの人がすでに金を持っています。
それは実はスマートフォンの中です。
あまり知られていませんが、iPhoneなどのスマートフォンの基盤や接点部分には、ほんの少しの金(ゴールド)が使われています。
金は電気の伝導率が他の素材に比べて非常に高く、しかも酸化しにくいため、電子機器の高性能化に欠かせないのだ。
1台のスマホに含まれる金の量はおよそ0.03〜0.05g。つまり約500〜850円分の金が、皆様のポケットの中にあることになります。
このようなことから使い終わった電子機器から金を回収するリサイクル事業が世界中で身近な鉱山として知られています。
東京オリンピックのメダルが、実はこの身近な鉱山から回収された金・銀・銅で作られていたのです。
ゴミではなく、まさに宝の山ですね。
私たちの生活は、意外と金に支えられている。
金を「資産」として持つことに興味がある人は現在驚くほど増えています。
中国では純金の1gの玉を貯金として購入する若年層が増加しているニュースも記憶に新しいです。
投資信託や純金積立など、金融商品としての金は多いですが、やはり「実物の金」を持つという体験は特別です。
金の延べ棒(インゴット)は1kgで約1,700万円です。
ほんのつい最近とは言いませんが、25年前は金の相場は1,000円ほどでしたので、
1kgの延べ棒は100万円ほどです。
金相場が今後についてはこちらの記事をご覧ください。
手に持つとずっしりと重く、触れた瞬間にわかる密度の高さは、他の金属とは別格です。
小さな延べ棒でも100gで170万円です。
小指の先ほどの大きさである1/10ozのウィーン金貨やメイプルリーフ金貨でも5万円以上の価値があります。
ウィーン金貨やメイプルリーフ金貨に関する詳しい記事はコチラ!
ただし、実物の金は保管や盗難リスク、売買時の手数料などもあるため、気軽に持てるものではないです。
1kgのインゴットの買取させていただいたお客様にお話しを聞くとやはり銀行の貸金庫に保管している方が多いです。
貸金庫も年間に数万円掛かります。
それでも「目に見える安心感」、そしてコロナ前の6年間で約12,000円ほど上昇している金。
現在も株価や為替の変動は激しいですが、金だけは年々右肩上がりに上昇しています。
やはり金に魅力を感じる人は絶えないと感じています。
金1gという、誰もが同じ基準で見られる単位を通じて、物の価値やお金の使い方を見つめ直すことができるかもしれません。
おにぎり一つ、映画一本、スマホ一台。何気ない出費が、「これって金で言うとどれくらいだろう?」という視点を持つだけで、ぐっとリアルに感じられるようになります。
金はただの高い素材だけではありません。
私たちの生活の裏側に静かに存在し、安心を与えて、価値を映し出してくれます。
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この記事の監修者
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