昔のジュエリーはなぜ重い?昭和の金ジュエリーが高価買取される理由を解説【最新大阪版】
「昔のリングって、なんだか今のものより重たいですよね。」 「大阪のバブル時期の金のネックレスや、ブレスレットはゴツいのが多くて、いかつい」 これは査定中によくお客様と話題になるこ […]
2026年6月14日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
・読売テレビ 「ウェークアップ」
・関西テレビ 「news ランナー」
・関西テレビ 「ジャルやるっ!」

「家にある古いインゴットに999.9って書いてあるけれど、これって24金と同じなの?」「純金と24金、どっちが高く売れるの?」
ゴールドなどの資産整理を考えたとき、あるいは遺品整理で金製品が出てきたとき、こうした表記の違いに戸惑う方は本当に多いです。
毎日、お預かりする貴金属を実直に査定し続けてきた現場の人間として、まずはっきりとした結論をお伝えします。
結論、「24金」と「純金」は言葉が違うだけで、中身はまったく同じ「純度99.99%以上の金」を指しています。
査定額や1gあたりの買取単価に違いが出ることは一切ありません。
「24金」は日本で昔から使われている24分率の表記で、「純金」は文字通り混ざり物のない金の意味です。
20年間で何万点もの貴金属を見てきた鑑定士の目線から、K24や999.9といった表記の裏側をどこよりも分かりやすくお話ししますね。
目次

私たちが日常で使うパーセント(%)は100分率ですが、金の純度は古くから「24分率」で表されてきました。
つまり、24分の24が金、つまり100%(厳密には99.99%以上)の純金であることを意味します。
なぜ100ではなく24なのかという理由については、古代地中海で使われていた「イナゴ豆(カラット)」の重さが基準だったなど諸説ありますが、「24=純度100%」とだけ覚えていただければ十分です。
世界のゴールド市場(ロンドン国際市場など)で取引されるインゴット(金塊)には、24金ではなく「999.9」という数字が刻印されています。
これは千分率(パーミル)表記と呼ばれ、1000分の999.9が純粋な金であるという証明です。
科学的に100.00%の純金を精錬するのは不可能なため、世界最高峰の技術で精錬された99.99%の金に対して、この「999.9(通称:フォーナイン)」の刻印が許されます。日本の造幣局の検定マークにも、この千分率が採用されています。
24金の前に付いている「K」は、カラット(Karat)の頭文字です。
ダイヤモンドの重さを表すカラット(Carat)とは綴りも意味も異なりますので混同しないようご注意ください。金のK表記は「純度の単位」です。
海外製品、特にアジア圏で作られた古い金製品には、数字の後ろにKが付く「24K」という表記も見られます。
これは日本の鑑定士の間で「あとK(アトケー)」と呼ばれており、中には表記通りの純度がない偽物が混ざっているケースもあるため、私たちは細心の注意を払って査定しています。

「純度が高いほうが価値も高いし、ジュエリーとしても一番良いのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、純度100%に近い金というのは、実は人間の爪で強く押すと傷がつくほど、非常に柔らかくて変形しやすい金属です。
そのため、そのままでは指輪やネックレスに加工してもすぐに曲がってしまったり、留め具がバカになってしまったりします。
そこで、金にわざと他の金属を混ぜて硬度を高める必要が出てきます。
金に混ぜる他の金属のことを、私たち専門用語で「割り金」と呼びます。一般的には銀や銅、パラジウムなどが使われます。
この割り金を混ぜる割合によって、金の純度と呼び方が以下のように変わります。
| 表記(24分率) | 表記(千分率) | 金の含有率 | 主な用途・特徴 |
| K24/純金 | 999/999.9 | 99.9%以上 | インゴット、金貨、一部の資産用工芸品 |
| K18 | 750 | 75% | 結婚指輪、高級ジュエリー(強度と輝きのバランスが良い) |
| K14 | 585 | 58.5% | ハワイアンジュエリー、万年筆のペン先、楽器 |
| K10 | 416 | 41.6% | カジュアルアクセサリー(近年若者に人気) |
18金(K18)は全体の75%が金ですが、残りの25%に何を混ぜるかによって、ジュエリーの色味がガラリと変わります。
これらはすべて、ベースとなる75%の金そのものの価値で査定されますので、色がついているからといって買取時に「純粋な18金より安くなる」ということは基本的にありません。
金とプラチナの違いや、それぞれの素材ごとの売却時の考え方を整理しておきたい方は、こちらの記事も参考になります。

お持ちいただいた製品の裏側に「K24」とあっても、その後ろにアルファベットが続いている場合は注意が必要です。
これらは残念ながら、表面にほんのわずかな金しか使われていないため、製品としての買取価格はつかないことがほとんどです。
K24と書かれていても、後ろにGPやGFが付く場合は本物の純金とは扱いが変わります。
【この記事を読んだあなたへおすすめ】金とメッキの見分け方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
売却時の冷酷な現実として、一般のノーブランドの金製品は、その日の「金相場×グラム(重さ)」だけで淡々と計算されます。
しかし、ティファニーやカルティエ、シャネルといった世界的なハイブランドのジュエリーであれば、地金(金)としての価値に加えて、デザインやブランドとしてのプレミア価値をプラスして査定することができます。
ゴールドウィンでは、地金の重さだけで一律に買い叩くようなことはせず、製品としての価値を1円でも多く残す努力をしています。
昭和の古い指輪や、海外旅行先で買われたお土産の金製品には、刻印が擦れて読めなくなっていたり、最初から刻印がなかったりするものがあります。
こればかりは、どれだけ経験を積んだベテラン鑑定士であっても、肉眼やルーペだけで「これは間違いなく24金です」と100%の確証を持つことはできません。
確証がないまま勘で安く見積もるような不誠実な真似はしたくないため、ゴールドウィンでは一時的にお預かりさせていただいた後、最新の「X線分析機」で正しい金の純度を計測いたしております。
刻印がないからといって、すぐに偽物と決めつける必要はありません。
刻印なしの金製品の売却については、こちらの記事も参考になります。
本日のポイントを振り返り
ご来店される方の多くは、「偽物だったら恥ずかしい」「こんなに古いものでも値段がつくのか不安」といったドキドキした気持ちを抱えていらっしゃいます。
「これって24金かな?」と思いついたものがあれば、お買い物ついでにいつでも大阪の梅田やなんばのゴールドウィンへお立ち寄りください。
金・貴金属の高価買取のおすすめは大阪梅田・なんばのゴールドウィンで。
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