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宝石 高価買取の基準 インクルージョン、内包物
2023年8月4日
宝石 高価買取の基準 インクルージョン、内包物
当店ゴールドウィンでは、宝石(ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイア、その他)の買取に力を入れています。
宝石(ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイア、その他)を高価買取するにあたって、宝石のグレードというのはとても重要になります。
沢山の種類のあるそれぞれの宝石によって、色味やカット、宝石内の内容物、インクルージョンによって全体のグレードランクが決まってきます。
今回は、宝石(ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイア、その他)の高価買取が可能な内包物、インクルージョンの説明をさせていただきます。
インクルージョンとは、結晶や宝石の内部に見られる内包物のことで、個体(他の鉱物の小さな結晶など)の場合もあれば、液体や気体の場合もあります。電袋や勞開に浴った割れ目などもインクルーションとみなされることがあります。
宝石職人や業者の多くはこれらを欠陥とみなし、石をカットする際に取り除いたり、隠れるようにしたりします。しかし、インクルージョンの有無は宝石を魅力的に見せるだけでなく、希少性などの点でも強みにもなりえます。
買取の話になると、もちろんこのインクルージョンや内包物が無いほうが高価買取につながります。
ダイヤモンドはもちろん、エメラルド、ルビー、サファイア、その他宝石でも同様に、インクルージョンや内包物があるほうが高価買取という宝石は存在しません。
インクルージョンや内包物があると高価買取につながりにくいという事ですが、デメリットばかりではありません。
たとえば、ペリドットのリリーパッド(水蓮の葉)やサンストーンのラメ状の煌めき、コランダムの六角形のゾーニング、デマントイドガーネットのホーステール(馬の尾、アスベスト繊維による)などのインクルージョンは宝石の識別に役立ったり、天然石で熱処理を受けていないことの証になったりする場合もあります。
この熱処理を受けていない宝石は、高価な価格で取引されることが多く、インクルージョンや内包物で判断する場合も多いため、非常に重要ですね。
上記と同じく、ルビーやサファイアに含まれる小さな結晶や針状ルチルも熱処理によって変化します。その為インクルージョンは、その石が合成石や模造石ではないことの証明になります。
他にも天然のエメラルドのインクルージョンは、合成石のものとは全く異なり、天然のエメラルドとの判別に非常に有効です。
またインクルージョンや内包物は、産地を推定する手がかりにもなっており、傾向を知っていると宝石を見極める際に非常に有利にはたらきます。
たとえばミャンマー産のルビーには一般的にルチルが含まれており、ブラジルのパライバトルマリンには、他のトルマリンには見られない銅鉱物のインクルージョンが見られることがあります。
他にもコロンビア産エメラルドにはパイライトや液体、気泡が内包されていたり、スリランカ産スピネルにはジルコンの結晶が含まれ、パキスタン産のペリドットは黒い針状のルドウィジャイトがみられます。
このように産地を特定できることによって、より高価な宝石やそうでない宝石とを、インクルージョンや内包物によって判断できるという事です。
産地によって宝石は非常に大きくグレードや評価が変わってきますので、当然買取価格にも大きく反映します。
普段は邪魔で、あっても高価な宝石にならないようなインクルージョンや内包物ですが、あると助かるメリットもあるという不思議な宝石の特徴になります。
当店ゴールドウィンでは、様々な宝石(ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイア、その他)のインクルージョンや内包物の特徴を熟知し、その宝石の本当の価値を見出し、どこと比較していただいても負けない高価買取金額を提示させていただきます。
宝石の高価買取に特化した当店ならではの、宝石買取の知識です。
査定は無料なので、お持ちの大切な宝石をぜひ一度、拝見させてください。
この記事の監修者
鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店
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