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産地別ルビーの特徴
2023年11月16日
世界三大貴石として日本でも有名なルビー。
ルビーと一括りにするには難しいほど、ルビーには沢山の種類がございます。
中には希少すぎて高額なルビーから、お手頃価格なルビーなどもございます。
■モゴック(ミャンマー)産
「ピジョンブラッド (鳩の血)」 に形容される鮮やかな赤色
ルビーの中でも最高級とされる「モゴック産」。
「ピジョンブラッド (鳩の血)」といわれる、鮮やかな赤色が特徴で、透明度があり美しく輝きます。
ミャンマーでは15世紀頃からルビーが採られ、イギリスの植民地時代には、モゴックのルビー鉱山もイギリスの手に。
その後、ミャンマー政府が国有化して採掘を制限しましたが、現在では緩和されています。
■モンスー(ミャンマー)産
ミャンマーでモゴックの次に人気の産地「モンスー」
ミャンマーでモゴックよりやや南にある「モンスー鉱山」のルビー。
結晶に青色が交じるのが特徴でしたが、1990年代前半に加熱処理技術が向上。
青色が除去され、鮮やかな赤色の輝きが生まれたことで人気も価値も高まりました。
基本的にミャンマーのルビーは大理石を母岩とし、クロム以外の不純物が少ないため、他の産地より色が鮮やかなことが特徴です。
■タイ産
黒っぽい赤色になるのは、鉄分が多いため
タイ産のルビーは黒っぽい赤色が特徴です。
その色は「ダークレッド」「ビーフブラッド (牛の血)」などと呼ばれます。
ルビーの赤色はクロムによるものですが、「タイ産」は鉄分の含有量が多く、蛍光するクロムに対し、鉄分は蛍光を抑制する作用があるため、鮮やかな赤さが失われます。
現在は、加熱処理により黒っぽさを除去し、鮮やかな赤色が出るようになりました。
■モザンピーク産
モザンビークベルトで採れるやや紫がかった色のルビー
モザンピーク産のルビーは紫がかった赤色が特徴です。
多くは加熱処理が施されています。
ルビーの産地には、モザンビークをはじめアフリカの国が知られていますが、これは5億5000万年前、南アメリカ、アフリカ、インド、マダガスカル島などが巨大なゴンドワナ大陸を形成していたため。
地殻変動によってルビーが生まれやすい地帯ができました。
その一帯をモザンビークベルトと呼びます。
■ベトナム産
高品質なものはミャンマー産に匹敵するものも
1980年頃まで宝石採掘が行われていなかったベトナム。
地質学者がルビーやスピネルを偶然発見したことをきっかけに調査が進み、ルビーの鉱床が見つかります。
ベトナム産のルビーは赤みのある明るい紫が特徴です。
残念なことに、世界市場に出回る際、合成ルビーが交ざっていたため、「粗悪」の烙印を押されてしまいますが、実際には高品質なものも産出されています。
■スリランカ産
漂砂鉱床から採れるルビーはピンクがかった明るい赤色
紀元前から多くの宝石を産出していたスリランカ。
「宝石の島」といわれ、宝石にまつわる歴史を多くもつ国です。
かつて、ソロモン王がシバの女王にルビーを贈るために、使者をスリランカに送ったという話も残っています。
色はビンクがかった明るい赤色が特徴で加熱処理されます。
うっすらと見える絹糸のような繊維状のインクルージョンも特徴です
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この記事の監修者
鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店
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