【鑑定士監修】金買取の相見積もりは何店舗回る?本命店は先か後か、後悔しない回り方
はじめに 金の買取りの相見積もりは、一般的な金製品であれば2〜3店舗ほど回れば十分です。 店舗数を増やせば必ず高く売れるわけではありません。回りすぎる […]
2026年8月25日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
・読売テレビ 「ウェークアップ」
・関西テレビ 「news ランナー」
・関西テレビ 「ジャルやるっ!」

海外オリンピック金貨は、開催国や大会名が分からなくても問題なく査定・売却できます。
ただし、すべてが純金とは限りません。
国内で再流通しにくい種類は、インゴットやメープルリーフ金貨とは異なり、指輪やネックレスと同じ金スクラップとしての査定となります。
今回はそんなオリンピック金貨の売却前によくある10の疑問を鑑定士が解説します。
目次

A.代表的なものには、カナダの1976年モントリオール大会、旧ソ連の1980年モスクワ大会、アメリカの1984年ロサンゼルス大会、イギリスの2012年ロンドン大会などの記念金貨があります。
海外オリンピック金貨は、大会ごとに額面、金の純度、金の重量が異なります。
なかでもモントリオール大会では、同じ100ドル金貨でも14金と22金の2種類が発行されているため、額面だけで買取価格を判断できません。
カナダ銀行博物館も2種類の発行を紹介しています。
外国語が読めず、どの大会の金貨か分からない場合も、そのまま査定できます。
発行国や額面、発行年、図柄、重量を照合し、金貨ごとの種類と純度を確認します。
A.「OLYMPIC」や大会名が入っているだけでは、公式金貨とは断定できません。
発行国名・額面・発行年が刻まれているものは法定貨幣の可能性がありますが、模造品や民間発行の記念メダルもあります。
額面がない品物でも、純金や18金で作られていれば、記念メダルとして金の純度と重量で買取査定を行います。
オリンピックの記念メダルなど、金貨以外にも金として売却できる記念品についてもこちらの記事で解説しています。
A.開催国や大会名が分からない海外オリンピック金貨も買取できます。
「開催国が発行した公式金貨なのか」と「素材や金の純度」を分けて確認します。
査定は原則として金貨を傷付けない方法から始め、額面・発行年・図柄・直径・重量・縁の形状・成分などを照合します。
金貨の真贋は成分だけでなく、縁のギザギザ・刻印・文字・表面の凹凸などを総合して確認します。
A.海外オリンピック金貨は、すべてが純金とは限りません。
例えばモントリオール大会の100ドル金貨には14金と22金があり、ロンドン大会の5ポンド金貨も22金で作られています。
英国王立造幣局の公式仕様にも22金と記載されています。
A.現在は使われていない通貨の金貨も、海外金貨を取り扱う金買取店で原則として売却できます。
銀行で日本円に両替できるかどうかと、金としての価値は別です。
モスクワ大会の100ルーブル金貨も、額面を現在の為替で円換算するのではなく、重量・純度・当日の金相場をもとに査定します。
A.同じ純度であっても、海外オリンピック金貨がインゴットやメープルリーフ金貨と同じ買取単価になるとは限りません。
金のインゴットや主要な地金型金貨は、そのまま地金商品として再流通しやすい一方、海外オリンピック金貨は国内の流通先が限られ、金スクラップとして扱われるためです。
同じ24金でもインゴットとスクラップで買取単価が異なる理由はこちらで詳しく解説しています。
金の指輪やネックレスなどと同じ単価での買取査定となります。
A.以前から国内で保管していたモスクワ五輪金貨は、原則として売却でき、ゴールドウィンでも買取りしています。
相続品や購入時の領収書が残っていない金貨も、それだけを理由に査定できないことはありません。
日本ではロシアからの金の輸入が禁止されていますが、国内にある旧ソ連の記念金貨を個人が売却することとは別の扱いです。
ロシアから輸入した金貨など、入手経路に確認が必要な場合は、査定前にその経緯をお伝えください。
※経済制裁に関する記載は2026年8月時点の情報です。最新情報は財務省が公表する措置をご確認ください。
A.海外オリンピック金貨は、日本では金の素材価値を基準に査定されるのが一般的です。
基本的な計算方法は次のとおりです。
金貨の重量×その純度に対応する1gあたりの買取単価
例えば、重量17.2g・金純度90%のモスクワ五輪100ルーブル金貨なら、17.2gに金純度90%(K21.6相当)の当日単価を掛けて計算します。
単価に純度が反映されているため、さらに90%を掛ける必要はありません。
査定時は、重量、純度、1gの金の買取単価を明細で確認できる金の買取店を選ぶと、査定が分かりやすくて良いです。
A.発行枚数が少なくても、金の素材価格を上回りません。
多少希少な金貨でも、実際に購入を希望する収集家が少なければ、純度と重量を基準の査定となります。
特に現在は、金相場が以前より大幅に上昇しています。
過去のカタログ価格や中古流通価格よりも、現在の金の素材価値が高くなっている金貨もあります。
A.日本と海外のオリンピック金貨では、査定価格の算出方法が異なります。
長野・東京2020オリンピック金貨は、現在も使用できる日本の貨幣です。
そのため、指輪やネックレスのようなスクラップ査定ではなく、買取後に金貨として再販売できる相場から価格を算出します。
日本の記念金貨は金相場を直接掛けて計算するものではありませんが、再販相場にも金の価値が強く反映されます。
額面どおりに使用したり、金融機関へ入金したりするよりも、金貨として売却したほうが高くなる場合が多くあります。
貨幣損傷等取締法では、日本の貨幣を損傷・鋳つぶすことが禁止されています。
一方、海外オリンピック金貨は純度と重量を基準とした金スクラップとして査定いたします。
日本と海外の金貨が混在している場合も、一律の単価ではなく、それぞれに適した方法で査定します。
| 質問 | 結論 |
| 1.海外にはどのようなオリンピック金貨がありますか? | モントリオール・モスクワ・ロサンゼルス・ロンドン大会などで発行され、純度や重量は大会ごとに異なります。 |
| 2.「OLYMPIC」と書かれていれば政府発行の公式金貨ですか? | 大会名だけでは断定できません。公式金貨のほか、民間発行のメダルや模造品もあります。 |
| 3.国名や文字が読めず、本物か分からなくても査定できますか? | 査定できます。図柄・額面・重量・縁・成分などを総合して確認します。 |
| 4.海外オリンピック金貨はすべて純金ですか? | すべて純金ではありません。14金・22金・金純度90%など、種類によって異なります。 |
| 5.現在使われていない通貨のオリンピック金貨も売れますか? | 原則として売却できます。両替の可否ではなく、含まれる金の価値を基準に査定します。 |
| 6.インゴットやメープルリーフ金貨と同じ単価で売れますか? | 同じ純度でも単価が異なる場合があります。海外記念金貨は金スクラップとして扱われることがあるためです。 |
| 7.モスクワ五輪金貨は経済制裁の影響で売れませんか? | 国内で以前から保管していた金貨は、原則として売却できます。ロシアからの金の輸入禁止とは別の扱いです。 |
| 8.海外オリンピック金貨の買取価格はどう決まりますか? | 「重量×その純度に対応する1g単価」を基本に算出します。 |
| 9.発行枚数が少ない金貨は高く売れますか? | 発行枚数が少ないだけではプレミアになりません。収集需要がなければ金の素材価値が基準です。 |
| 10.日本と海外のオリンピック金貨では買取方法が違いますか? | 日本金貨は再販相場、海外金貨は純度と重量を基準に算出されるのが一般的です。 |

ゴールドウィンでは、枚数が多いという理由で1gあたりの買取単価を下げることはありません。
ただし、枚数だけを理由に一律で査定額が上乗せされるものでもありません。
同じ種類・純度であることを確認できた金貨は合計重量から計算し、種類や純度が異なるものは分けて査定します。
複数枚を売る場合は、金貨ごとの純度・重量・適用単価をご確認ください。
海外オリンピック金貨は種類が多く、同じ大会や額面でも純度・重量が異なる場合があるため、金貨ごとの買取価格が掲載されていないことがあります。
価格表に金貨名がなくても、種類を特定し、対応する純度別の1g単価から査定できます。
電話やLINEで種類と概算価格を確認できる場合もありますが、写真だけでは純度や真贋を確定できないため、最終価格は実物を確認してからお伝えします。
必ず高くなるとは限りません。海外サイトの出品価格と、実際に売れた落札価格は別です。
素材価格を明確に上回る成約実績が確認できない金貨は、まず国内で金としての買取価格を確認するのが現実的です。
そのうえで、海外オークションの手数料・保険付き送料・為替変動・売却までの期間を含め、最終的な手取額を比較します。
ゴールドウィンでは大阪の梅田となんばに実店舗がございます。
査定後に一度持ち帰って比較していただいても問題ありません。
ご売却でお考えの海外オリンピック金貨をお持ちでしたら査定さけでも大歓迎です。
お気軽にご来店くださいませ。
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