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指先に煌めきを。ダイヤモンドを輝かせる「裏取り」
2017年3月24日
ダイヤモンドジュエリーを光り輝かせるためには、ダイヤモンドが光を取り込み透過させることが大切です。カットや研磨ももちろん重要な作業ですが、ジュエリーに関しては「裏取り(アジュール)」という技法が肝になります。
そこで今回は、ジュエリーを作る際に行われる裏取りについてご紹介します。
裏取りってなに? ダイヤモンドを生かす技
ダイヤモンドなどの宝石を貴金属の台座にセットする際、ドリルで穴をあけてセットするのが一般的です。しかし、宝石が貴金属に埋まることで光が入りにくくなってしまうため、本来の美しい輝きが失われてしまいます。
そこで重要になるのが、裏取りと呼ばれる技法です。裏取りとは、ドリルで穴をあける際、貴金属の裏側まで穴を貫通させる技法のこと。宝石や貴金属の美しさ・強度を保てる範囲内で穴を大きく広げ、光を取り込みやすくします。
穴を大きくするだけでもダイヤモンドの輝きは増しますが、よりいっそう輝きをまとわせるために、穴の内部に鏡面仕上げを施します。こうすることで、穴の中に入った光が反射しやすくなり、より強い輝きを引き出すことができるのです。
なお、丁寧に鏡面仕上げが施された穴の壁面には、きらきらと光るダイヤモンドの映り込みがみられます。
オープンセッティングとクローズドセッティング
ジュエリーの石留め方法には、オープンセッティングとクローズドセッティングがあります。
オープンセッティング
オープンセッティングとは、裏取りを施されたセッティング方法のことです。19世紀に入ってから登場した技法であり、現在のセッティングの多くはオープンセッティングが施されています。上述したように、光が入り込みやすいので、ダイヤモンドなど透明な宝石の輝きが増すのが特徴です。
クローズドセッティング
クローズドセッティングは、19世紀半ばまで主流だったセッティング方法です。ダイヤモンドなどの宝石を台座にセットする際、裏側や側面を金属で完全にふさいでしまうため光が透過しにくく、若干鈍い光を放ちます。
オープンセッティングのようなきらきらとした輝きではありませんが、吸い込まれるような深い輝きが特徴的。アンティークのダイヤモンドジュエリーを好む方から、根強い人気を誇ります。
ダイヤモンドジュエリーは、職人の細やかな技術の結晶ともいえるものです。主流になっているオープンセッティングはもちろん、アンティークの風情が漂うクローズドセッティングにも注目してみてください。きっとすてきな発見があるはずです。
身につけなくなったダイヤモンドをお持ちの方は、ぜひゴールドウィンにご相談ください。ダイヤモンドジュエリーの買取はもちろん、ルースのみの買取も積極的に行っています。また、貴金属の買取も行っているので、お手持ちの宝石や貴金属の処分にお困りの方は、ぜひご利用ください。
なお、出張買取や宅配買取も承っているので、遠方の方でもお気軽にご連絡ください。
この記事の監修者
鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店
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