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ダイヤモンドの「3大カッターズブランド」の歴史
2015年12月19日
ダイヤモンドは、ジュエリーの買取などでも高額買取になりやすい宝石です。宝石のなかの宝石ともいえる代表的なもので、婚約指輪などにもよく使われています。
このダイヤモンドには4Cと呼ばれる評価基準があり、この評価が高いほど価格は高くなります。買取の場合でも、評価が高ければ買取額が高くなります。その評価のひとつであるカットはダイヤモンドの形や研磨の状態などに関するもので、輝きを決定づける要素として重要視されています。
ダイヤモンドのカットをする研磨士のことをカッターといいます。そして、世界のブランドのなかには自社のカッターがカットしたダイヤモンドを提供するカッターズブランドというものがあります。以下では、そのなかでも特に有名な世界3大カッターズブランドについてご紹介します。
ロイヤル・アッシャー
ロイヤル・アッシャーは、世界で唯一ロイヤルの名を持つオランダのカッターズブランドです。ロイヤルの称号は王室から与えられるものであるため、ロイヤル・アッシャーは王室が認めたジュエラーということになります。
ロイヤル・アッシャーの創業は1845年で、その歴史は150年以上と非常に長いものです。ひとりの研磨士によって設立されたロイヤル・アッシャーは、1907年に史上最大のダイヤモンド原石「カリナン」をカットして英国王室に献上したことで一躍トップレベルのカッターズブランドとなりました。
カリナンのカットに成功したジョセフ・アッシャーが開発したアッシャー・カット、それを改良したロイヤル・アッシャー・カットはロイヤル・アッシャーの代表的なカットであり、買取においても高い査定が期待できます。
ラザール
1903年に創業したラザールは、アメリカ・ニューヨークに本拠地を置くカッターズブランドです。ラザールはこれまで3C(カラー、カラット、クラリティー)とされていたダイヤモンドの評価基準にカットを加えた4Cを提案し、それを定着させました。
ラザールはダイヤモンドの魅力は輝きにこそあるとし、角度や比率などを数学的な理論によって設定したアイディアルメイクというカットを1919年に生み出しました。このカットを施されたダイヤモンドは世界で最も美しいダイヤモンドといわれていて、「The World’s Most Beautiful Diamond」というラザールのキャッチフレーズも納得できます。美しいラザールのダイヤモンドは、ブランド買取でも高額で買取されています。
モニッケンダム
モニッケンダムは、1890年にオランダで創業したカッターズブランドです。第一次世界大戦が勃発した1914年にイギリスへと移り、現在に至ります。1920年、2代目社長アルバート・モニッケンダムの就任後はその経験や技術が評判を高め、1948年のエリザベス王女婚礼の際には政府から寄贈されたダイヤモンドをイヤリングに仕上げるという大役を賜りました。
1954年、モニッケンダムはサークル・オブ・ラスターという研磨技術を完成させ、その高い技術力は現在でも「原石に命を与えるカッティング」といわれるほどです。買取査定でも、この高い技術力は大きくプラスに働きます。
この記事の監修者
鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店
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