なぜダイヤモンドは買うと高く、売ると安く感じるのか?ダイヤモンドの買取金額の理由を解説
はじめに ダイヤモンドの指輪やネックレスを購入したとき、「こんなに高いのだろう」と感じた方は多いと思います。 しかしいざ売ろうとすると 購入時の1/10の買取り金額 […]
2025年8月3日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
・読売テレビ 「ウェークアップ」
・関西テレビ 「news ランナー」
・関西テレビ 「ジャルやるっ!」

ますダイヤモンドの印象で思い浮かべるのは虹色に輝いているということです。
ブランドジュエリー、婚約指輪、ピアスやブレスレット。
どのダイヤモンドの商品でも、あのイミテーションにはない強い輝きは一目で「価値が高い」と思わせる圧倒的な存在感があります。
ですが、少し意外な事実があるのです。
光輝いているからといって、ダイヤモンドの買取において価値が必ずしも高いとは限らないのです。
目次

実はダイヤモンドの「輝き」には、専門的な構造や評価基準があり、「輝く=買取金額の高いダイヤ」とは一概には言えません。
今回はこの「ダイヤモンドの輝きの秘密」について、買取のプロの視点から解説します。
まずは基礎知識からお話したいと思います。
ダイヤモンドの輝きは、主に以下の3つの要素によって成り立っています。
| 種類 | 内容 |
| ブリリアンス | 入ってきた光が反射して生まれる白い光 |
| ディスパージョン | 光が分散して虹のように見える色の光 |
| シンチレーション | ダイヤを動かした際のチカチカする瞬きのような光 |
この3つの構造がバランスよく組み合わさることで、ダイヤモンドを「キラキラしている」と感じるわけです。
「ダイヤモンドの買取金額=カラット」と思っている方も多いのですが、実は輝きに最も大きく影響するのはカットの良し悪しなのです。
ダイヤモンドのファンシーカットについての詳しい記事はこちら!
ダイヤモンドの価値を測る世界共通の基準「4C」のうち、唯一人の手によって左右されるのが「カット」です。
カットの評価には以下の5段階があります:
Excellent(エクセレント)
Very Good(ベリーグッド)
Good(グッド)
Fair(フェアー)
Poor(プア)

特に「3EX(トリプルエクセレント)」と呼ばれる、カット・ポリッシュ・シンメトリーすべてが最高評価のものは、市場価値も非常に高くなります。
3EXは鑑定機関が自社の評価に基づいて出してくれるのですが、滅多にそのグレードがでることはありません。
ダイヤモンド全体の3~5%とも言われています。
一方でカットが悪いと、どんなにカラット数が大きくても輝かず、くすんで見えることがあります。
つまり、大きい=美しいではないのです。
では、なぜ光輝いているのに、買取査定の低いダイヤモンドがあるのでしょうか?
答えは簡単です。
色や透明度が低くても加工やカットの技術によって輝かせているだけの場合があるからです。
たとえばクラリティ(透明度)が低く、内包物が多いダイヤでも、うまくカットすることで光を反射し、輝いて見せることができます。
しかし、鑑定書で評価されるとその「クラリティの低さ」が表れてしまい、市場価格では低く評価されるのです。
10倍ルーペでプロの鑑定士が見るとクラリティは一目前で、すぐに内包物、キズを見つけることができてしまうのです。
ダイヤモンドの価値についての詳しい記事はこちら
また、ライトの当て方やディスプレイの工夫によって、店舗で「異様にキラキラ」して見えるように演出されているケースもあります。

ゴールドウィンの鑑定士の買取査定の現場では、まず鑑定書の有無を確認し、そのうえでダイヤモンドのグレードを詳しくチェックします。
特にプロポーションです。左右対称か、理想のプロポーションにどれだけ近いのか、というのを確認します。ガードルやキューレット部分に欠けがあるとカットグレードが下がる場合があります。
強すぎるとダイヤモンドの輝きのテリが少なくなり白濁して見えます。
ダイヤモンドはバランスがとても大事です。
テーブルがカラットに対して大きすぎるとクラウンが短くなり、平べったいカットになりダイヤモンドの買取金額が大きく下がります。
一見欠けているように見えても実はインクルージョンの一種で欠けているように見える場合があります。
欠けなのかインクルージョンなのかのチェックも重要です。
ダイヤモンドのインクルージョンについての詳しい記事はコチラをお読みください。
たとえ見た目がキラキラしていても、裏側が深すぎる「ディープカット」や、浅すぎる「シャローカット」は、光が上に返らず、石の中に吸い込まれてしまいます。
ダイヤモンドのプロポーションを決める上でクラウンの高さが高すぎてもごろ石(縦に長いダイヤモンド)になりますし、クラウンの高さが低すぎてもべた石(パッと見は大きく見えますが、平べったいダイヤモンド)も評価は下がります。
つまりパッと見は良くても、買取としては安くなるダイヤモンドもあるわけです。
「鑑定書がなくても、キラキラしていれば本物で買取も高いんでしょ?」という声もあります。
確かに肉眼で見る分には大きな差はありませんが、買取の際にはその他のグレードの要素が大きな差がでます。
たとえば同じ1カラットのダイヤでも──
| カラー D | クラリティ VVS1 | カット 3EX H&C | 蛍光性 NONE |
買取金額 110万円
| カラー J | クラリティ I1 | カット Fair | 蛍光性 Strong Blue |
買取金額 5万円
このように、同じ1カラットでも買取金額に100万円の差がつくこともあります。
この差はまさに、「見た目の輝き」にだまされない、正確な鑑定によって生まれるのです。
カットのグレードが高いダイヤモンドは、まさに職人の芸術です。
石の角度、光の通り方、全体のバランス。
そしてできる限りカラットを大きく残す。
例えば0.999ctと1.000ctではダイヤモンドの買取の価値が大きく変わります。
購入者側にすると0.999ctと1.000ctでは印象が全く別物だからです。
重量で言うと、その差は0.00002g。
ですがダイヤモンドの買取になると数十万円変わります。
1カラットのダイヤモンドを購入したい、という方は沢山いらっしゃいますが、0.999ctのダイヤモンドを購入したい、という方はほとんどいらっしゃいません。
宝石店やデパートで店頭に並ぶ場合の価格も同じグレードであっても0.999ctと1.000ctでは
数十万円間違いなく変わります。
それらを計算しつくしたうえで生まれる輝きは、まさに「職人の確かな技術」と「自然の結晶」が融合した奇跡と言えるでしょう。
本当の意味で美しい輝きとは、「ただキラキラしている」のではなく、技術と自然が作り出した計算しつくしされた光なのです。
ダイヤモンドの輝きは、どれも一見煌びやかに見えても、ダイヤモンドの買取金額は4Cや蛍光性で全て左右されます。
もしご自宅に「輝いているけど価値があるのか不安…」というダイヤがありましたら、ゴールドウィンへお持ちくださいませ。
| 店舗名 | アクセス | 営業時間 |
| Gold Win 梅田店 | 阪急「大阪梅田駅」徒歩3分 | 10:00〜20:00 |
| Gold Win 難波店 | 地下鉄「なんば駅」徒歩4分 | 10:00〜20:00 |
▶ 年中無休
▶ LINEでの無料査定も受付中(写真送信だけ)
お気軽にご相談くださいませ。
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159

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