小粒ダイヤでも売れる？大阪で増えているメレダイヤ買取の最新情報【鑑定士監修】

小粒ダイヤでも売れる？大阪で増えているメレダイヤ買取の最新情報【鑑定士監修】

2025年12月6日

ゴールドウィン　梅田店　店長　中村監修　古物許可番号621010160159
 
 
 
ジュエリーに付属している小さなメレダイヤ。値段は付くのか？
 

「この小さなダイヤ、値段なんてつかないですよね？」
大阪の買取店では、こうした質問を日常的に耳にします。

指輪やピアス、ブレスレットなどの脇についている小さな石の群れ。
ジュエリー全体を飾る装飾用のダイヤ。
「メレダイヤ」と呼ばれる小粒ダイヤは、一昔前まで買取の対象外とされていたケースも多く、「どうせ価値がない」と決めつけて処分してしまう人も少なくありません。
今でもチェーン店やフランチャイズ店などでは値段は全く付かなかったというお話をお客様からよく耳にします。

しかし近年、大阪の宝石買取専門店ではメレダイヤの買取ニーズが急増しています。
その背景には、世界的なダイヤ需要の高まりと、再販市場・リフォーム市場の拡大、そして専門査定の進化が関係しています。

この記事では、メレダイヤが売れる理由・査定のポイント・高く売るコツ・おすすめの買取先選びを徹底解説していきます。
 

メレダイヤとは？知らない人が多い“小粒ダイヤ”の本当の価値

メレダイヤとはどんなダイヤ？

メレダイヤとは、一般的に一粒0.2ct未満の小さなダイヤのことを指します。
エンゲージリングやジュエリーの飾りとして、中央石（センターダイヤ）を引き立てる目的で使用されます。

例：

• パヴェリングの表面を敷き詰める石
• 指輪のサイドに並んでいる石
• ネックレスの小粒の装飾
• イヤリングやピアスの複数石

 
サイズが小さいため、「価値がない・装飾の一つ」と思われがちですが、実際にはしっかりと価値のある天然ダイヤモンドです。

小粒でも価値がある理由

メレダイヤの価値を決める要因は様々ありますが、ざっくり分けて以下の通りです。
 
・天然か人工か
・カット品質
・透明度
・色
などの要素で決まります。

近年では、人工ダイヤ（ラボグロウン）との見分けが難しくなっているため、専門的な鑑定スキルがより重要になっています。

小粒とはいえ、数十粒・数百粒になると合計重量は大きくなり、地金と併せて高額査定になるケースも増えています。
特に大きなジュエリーなどでは数十ｃｔとメレダイヤが使われているケースもあり、査定額で言えば数十万円変わる場合もあります。

大阪でメレダイヤ買取が増えている理由

大阪では、インバウンド需要や宝飾文化の強さから、メレダイヤを使用したジュエリー買取が活発です。

特に梅田・心斎橋・なんばの買取店では、職人や再販業者、海外バイヤーが直接買い付けるケースも多く、メレダイヤに対しても積極的な査定が行われています。
特に海外需要が高いのが大粒のメレダイヤや、希少なカラーストーンなどのメレダイヤです。

メレダイヤの価値はどう決まる？査定で見られる3つのポイント

4C評価は小粒でも重要

基本的にはメレダイヤも通常のダイヤ同様、4C評価＋蛍光性によって査定されます。

4C	内容
Carat	重量
Cut	カットの角度・仕上げ
Color	色のグレード
Clarity	透明度・内包物
＋Fluorescence	蛍光性

 
小粒ダイヤは1粒ずつ計測が難しいため、全体の色味や統一感、輝きの均一性が重視されます。

数量とバランスが金額を左右する

メレダイヤは1粒だと評価が難しいですが、複数まとまると査定額が大きく変わります。

例：

• 複数の指輪のメレダイヤの合計（30石）3.2ｃｔ
• ピアス両耳で（6石）0.8ｃｔ
• 大きなブレスレットで前面にダイヤモンド（100石以上）10ｃｔ

 
基本的にダイヤモンドは1ｃｔあたりの金額をいくら、と計算する為、10ｃｔあれば単純に10倍になるというイメージです。
いかに数量が大事かというのが、分かってもらえるかと思います。
 
特に大阪の市場では海外需要が高いため、まとめて査定に出すことで価格が上がりやすい傾向があります。

人工ダイヤかどうかで価値が激変

近年増えている人工ダイヤ（ラボグロウンとも呼ばれる）は、天然ダイヤに比べて価値が大きく下がります。
基本的に宝石買取専門店でも値段がつかないことがほとんどです。

・人工→大幅減額または買取不可
・天然→しっかり価格がつく
・人口加工→ほとんど値段はつかないが、まれにつくものがあり。

人工かどうかの判別は肉眼では不可能なため、査定士の技術と設備が重要です。
また、後から人工的な加工を施されたメレダイヤ(トリートメントやエンハンスメント)も存在するため、注意が必要です。

メレダイヤを高く売るための3つのコツ

地金ごとセットで査定に出す

メレダイヤモンドは、リングから外れたメレダイヤ1粒よりも、ジュエリーとしてまとめて査定に出した方が高額になりやすいです。

・K18のリング＋メレダイヤ
・Pt900のリング＋パヴェ
 
などは、地金＋ダイヤで価値を判断できます。
これには理由があり、のちにデザインを少し変えるだけで再販が可能だったり、高額なジュエリーには品質のいいメレダイヤモンドが使われている場合が多く、あとから品質ごとにメレダイヤモンドを選別するという手間を省けるからです。

鑑定書や保証書があれば持参する

「石が小さいから関係ない」と思われがちですが、鑑定書や購入証明は買取額に影響します。

例：
・カルティエ
・ティファニー
・ブルガリ
・ハリーウィンストン

上記ジュエリーブランドなどはダイヤモンド＋ブランド価値として査定金額に上乗せ可能です。
たとえ0.2ｃｔ未満でも、鑑定書があれば小さなダイヤモンドのグレードもしっかりと査定でき、金額に反映させることが可能です。

ダイヤモンドの鑑定書についてはコチラ↓

複数店で相見積もりする

大阪は店舗数が多いため、1店舗だけの査定では損する可能性が高いです。

実際に、同じ商品でも店によって査定額が1.5倍〜3倍違うこともあります。

相見積もりは大阪での売却の鉄則です。
ダイヤモンドなどの価値をしっかりと見れないお店、チェーン店やフランチャイズ店ですと、貴金属の価値だけで査定が終わってしまうことも多々あります。

ダイヤモンドの買取店を大阪で探すならこちらをCHECK！↓

大阪でメレダイヤ買取店を選ぶときの注意点

査定が見える査定かどうか

お客様の目の前で重さや石の状態を見せながら、しっかりと説明・査定してくれるお店は信頼できます。
逆に、裏へ持ち帰って長時間待たせる店は要注意です。
そのようなお店では自分で査定ができない為、上司に金額を聞いていたり、写真をとって会社の本部に値段を聞いている為、真のダイヤモンドの価値を見出すのは不可能です。
また、そういった知識がないスタッフだと、大切な宝石を手荒に扱われたり、傷をつけられたりするリスクがある為、絶対に避けましょう。

こちらは実際にあったダイヤモンド査定のトラブルをまとめたものです↓

査定士の専門知識

小粒ダイヤは見極めが難しいため、「経験豊富な査定士がいるか」「ダイヤ専門の設備があるか」が非常に重要です。
特にダイヤのカラーが分かりづらい、YG(イエローゴールド)やPG(ピンクゴールド)などの枠にセッティングされていると、カラーが見た目では非常にわかりづらく、下目で査定されがちです。
ダイヤモンドの買取店を選ぶ場合は、専門の鑑定士がいるかどうかを事前に確認しましょう。

国際相場を反映した査定をするか

相場は日々変動するため、その日の正確なダイヤ相場・金相場で判断できる店舗がベストです。
これは海外のバイヤーや、海外市場・オークションとつながりがないと、相場を把握できません。

そして海外相場にフォーカスをあてると、為替の相場なども気にしなくてはいけないので、これも専門的なダイヤモンド買取店ならではの情報と言えます。

ダイアモンドの相場や、売り時に関する詳しい記事はコチラ↓

まとめ：小粒ダイヤでも価値はある──大阪で売るなら専門店へ

メレダイヤは小さいから価値がない、と決めつけるのは早すぎます。
天然の小粒ダイヤは立派な資産であり、大阪では需要も高く、しっかり値段がつく時代になっています。

• ジュエリーの付属石でも
• 古いデザインでも
• 数十粒でも

 
正しい査定を受ければ高く売れる可能性があります。
 
ゴールドウィンがメレダイヤ買取に強い理由

大阪の梅田、なんばで店舗を構えているゴールドウィンでは、

・専門査定士が常駐
・1粒ずつ丁寧に品質を確認
・国際相場と連動した査定
・その場での細かな説明、即現金化
を徹底しています。

さらに、海外バイヤーとの直接取引ルートにより、他店に断られたメレダイヤでも高価査定が実現されるケースが多いのが強みです。

他店で値段が付かなかった場合でも、一度査定にだしてみてはいかがでしょうか。