【2025年最新版】宝石の買取相場について 相場が上がる宝石・下がる宝石の違いについて
宝石は「永遠の輝き」と言われますが、その価値は時代とともに変動します。 同じように見えるジュエリーでも、あるものは10年前より高値が付き、あるものは市場価格が下がっている。 なぜ、宝石によって相場が上がるも […]
2025年10月26日


監修 ゴールドウィン 梅田店 店長 中村 古物許可番号621010160159
宝石を毎日身につけたいあなたへ、知っておきたい「宝石の強さ」
宝石の耐久性は「硬度」と「靱性」で決まり、硬くても衝撃に弱い石もあります。ダイヤやサファイアは日常使いに最適ですが、エメラルドやオパールは慎重な扱いが必要。このコラムでは正しいケアと保管で、宝石の美しさと価値を長く保つ方法を紹介しています。
目次

宝石の強さは、ただ「硬いか柔らかいか」だけで決まりません。代表的な指標に「モース硬度(Mohs scale)」があります。これは、他の鉱物を傷つけられるかどうかで数値化され、1〜10の間で表されます。例えばダイヤモンドはモース硬度10で、すべての宝石の中でも最も硬い存在です。
しかし、もう一つ見落とされがちなのが「靱性(じんせい)」です。これは“割れにくさ”を示す指標で、硬くても衝撃には弱い宝石もあります。たとえばサファイアは硬くても割れることがありますし、エメラルドは内部に「インクルージョン(内包物)」が多いため、衝撃にやや弱い傾向があります。
ジュエリーは毎日身につけると、意外と小さなダメージを受けます。たとえば台所の水道作業や掃除のとき、指輪にぶつかったり、洗剤で油分が抜けたり。「硬度」が高くても、「衝撃」に弱い宝石は欠けることがあるため、普段使いにはバランスが大切です。
宝石の買取査定時に「傷つきにくさ」と「割れにくさ」が必ずしも評価対象に入るわけではありませんが、傷や欠けは減額の対象になります。日常生活での割れや欠けは、硬度の高い宝石でも、高度の低い宝石でも起こりうることの1つでもあり、宝石の美しさが損なわれた時点で査定額も低くなりえる場合があります。

文句なしの1位はダイヤモンド。モース硬度10と靱性の高さを兼ね備え、まさに「日常使いの王様」。リング・ピアス・ネックレスなど、どのジュエリーにも安心して使用できます。ただし、油汚れが付着しやすいため、柔らかい布でこまめに拭くと輝きが長持ちします。
コランダム(鋼玉)という同じ鉱物グループに属し、色違いでルビー・サファイアと呼ばれます。非常に硬く、耐久性も高いため婚約指輪や腕時計にも多く使用されています。日常的に着けても変色やキズが少なく、実用性は抜群。
近年、再注目されているスピネルはルビーに似た発色を持ちながら、硬度・靱性ともに優れています。割れにくく、色も褪せにくいため「デイリーに使えるカラーストーン」として人気上昇中です。
ダイヤモンドでも「角」に衝撃を受けると欠けることがあります。硬さが高い=壊れない、ではないということを忘れずに扱いましょう。

高価で美しいエメラルドですが、内部に“ヒビ”のようなインクルージョンが多く、衝撃に非常に弱いのが特徴。日常使いする場合は、リングよりもペンダントやピアスの方が安心です。また、オイル含浸処理がされていることが多いため、超音波洗浄は厳禁。
水分を含むため、乾燥や急激な温度変化に弱い繊細な宝石。リングでの着用より、室内中心のブローチやペンダントが理想的です。大阪・なんばでも「ひび割れたオパール」の査定相談がよくあります。
青紫の美しい輝きが魅力ですが、実は衝撃と熱に弱く、日常使いにはやや不向き。特にリングは注意が必要で、外出時にぶつけるだけでカケが入ることもあります。
意外かもしれませんが、真珠は非常に柔らかく、汗や酸にも弱い宝石です。外出後は乾いた布で軽く拭き、長時間の着用は避けましょう。ただし、お手入れを怠らなければ、長く上品な輝きを保てます。

硬度が違う宝石を一緒に保管すると、硬い宝石が柔らかいものを傷つけます。リングケースやジュエリーボックスは、仕切りのあるものを選びましょう。
特にパールやエメラルドは化学成分に弱いため、メイク後に着けるのが基本です。家庭用洗剤も避け、柔らかい布で乾拭きを習慣に。
ダイヤやルビーならOKですが、エメラルド・オパール・トルコ石などはNG。洗浄前に「この宝石は洗浄しても大丈夫?」と確認を。
小さな緩みや石のズレを早期に見つけることで、宝石の価値を長く守ることができます。
購入先や近所の宝石を扱うお店などで定期的に宝石を留めている爪や蝋などの確認も大事なポイントです。爪部分が欠けていたり変形していると、気付かない内に宝石を傷つけている可能性があります。
宝石は「硬い=壊れない」ではありません。耐久性を理解して正しく扱えば、毎日の暮らしの中でも安心して身につけられます。
・ダイヤ・サファイア・ルビー → 毎日使っても安心
・エメラルド・オパール → 特別な日に
・パール → 丁寧なお手入れが鍵
使わなくなった指輪や眠ったままのネックレス、「売るのはもったいない」と感じている方も多いでしょう。
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この記事の監修者
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