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実はダイヤモンドじゃなかった?ダイヤモンドとは似て非なる宝石
2016年8月10日
宝石の王様と呼ばれるダイヤモンド。その美しい輝きは、多くの人を惹きつけてやみません。石言葉は「永遠の絆・純血・不屈」などで、永遠の愛の象徴として、結婚指輪によく使われています。特殊な条件下でのみ生成されるダイヤは、非常に希少価値の高い宝石として世界中で高い人気を誇っています。
そんなダイヤモンドにそっくりな「人工ダイヤ」があることをご存知でしょうか?有名なのは、キュービックジルコニアとモアッサナイトの2つ。これらの宝石は、買取でも頻繁に見られるダイヤモンドとよく似た宝石で、驚くほどの安価で市場に流通しています。これらの宝石が、どのようにして作られるのか?またそれぞれどのような特徴を持っているのか?詳しくご紹介します。
買取店でも見られる!技術の力で作られる人工ダイヤモンド
天然のダイヤモンドは、地下150~200kmという限られた環境で、炭素が高温と圧力にさらされることで生成されます。私たちが目にする天然のダイヤモンドは、火山活動や地殻変動によって、地表近くまで押し上げられたものだけです。発掘ができるかどうかは自然次第であるため、全体の産出量が少なく、ダイヤモンドは希少価値の高い宝石となっているのです。
しかし、1953年に実現した「HPHT(高温高圧処理)とCVD(化学気相蒸着)」という技術によって、ダイヤモンドを人工的に作ることができるようになりました。それによって生まれたのが、キュービックジルコニアとモアッサナイトという人工ダイヤモンドです。
キュービックジルコニア
市場に一番出回っている人工ダイヤモンド。二酸化ジルコニウムと呼ばれる結晶から生成されたもので、天然のダイヤモンドに近い硬さを持っています。価格は天然とは比べ物にならないほどに安価です。買取査定でも、ダイヤと勘違いして持ってこられるお客さんが多い宝石です。
モアッサナイト
輝きも見た目もダイヤモンドとそっくりで、発掘現場でも本物と勘違いされていた鉱物。粉砕、発掘工具用の代用ダイヤモンドとして人工的に生成されており、主に工業用ですが、貴金属としても市場に出回っています。キュービックジルコニアと同様にモアッサナイトも、安価で手に入れることができます。こちらも、ダイヤと思って買取店に持ってこられるお客さまが多い宝石。
キュービックジルコニアもモアッサナイトも、鑑定士でなければ、天然との区別ができないほどにそっくりな商品です。買取でも頻繁に目にする商品ですが、天然のダイヤモンドとはまったく違うものであるということを知っておきましょう。
買取店も使う技!人工と天然の違いを見分ける方法
市場には今回紹介した2つ以外にも、たくさんの人工ダイヤモンドが出回っています。買取専門店では、鑑定方法として紙やすりをよく利用するようです。天然モノであれば、紙やすりをかけてもまったくキズが付きませんが、人工の場合はうっすらと表面にキズがつきます。自身のダイヤが本物か偽物かを確かめたいという方は、買取専門店でも使われている紙やすりを使った方法で確かめてみてもよいかもしれません。
この記事の監修者
鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店
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