宝石は大きいだけでは高くならない?価値が逆転するケースを鑑定士が解説【2026年最新版】
宝石を売ろうと考えたとき、多くの方が最初に気にされるのが石の大きさです。 大きなルビー、大粒のサファイア、存在感のあるエメラルドを見ると、「これだけ大きければ高く売れるのでは」と […]
2017年3月22日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
・読売テレビ 「ウェークアップ」
・関西テレビ 「news ランナー」
・関西テレビ 「ジャルやるっ!」
希少だとされるオレンジダイヤモンドのなかでも、世界最大級だと認定されているのが「パンプキンダイヤモンド(Pumpkin Diamond)」です。
そこで今回は、パンプキンダイヤモンドについてご紹介します。
パンプキンダイヤモンドは、1997年に中央アフリカ共和国で発見されました。原石の大きさは11カラットもあり、発見したのは地元の農民だったとされています。
原石は茶系の色をしており、注目されるような色や輝きではなかったとのこと。後に、ダイヤモンド原石は南アフリカに持ち込まれ、売りに出されました。
原石を購入したのは、ニューヨークのダイヤモンドディーラーであるウィリアム・ゴールドバーグ社です。
11カラットあった原石は、ゴールドバーグ社の有能なクラフトマンシップによって5.54カラットのクッションカットに。美しいオレンジの輝きを放つ、ファンシービビッドオレンジのダイヤモンドへと生まれ変わりました。
その後、オレンジダイヤモンドはサザビーズオークションで競売にかけられました。落札したのはハリー・ウィンストン社のロナルド・ウィンストン氏であり、落札金額は130万ドル(約1億5千万)。現在の価値に換算すると、300万ドル(約3億5千万)といわれています。
なお、パンプキンダイヤモンドという名前はロナルド・ウィンストン氏が命名しました。ダイヤモンドの色が鮮やかなオレンジであったこと、ダイヤモンドを購入した日がハロウィンの前日だったことから着想を得たとされています。
2003年、パンプキンダイヤモンドはスミソニアン博物館にて一般公開され、その不思議な輝きで多くの人々を魅了しました。
そして現在、パンプキンダイヤモンドの行方は誰も知りません。2005年に匿名バイヤーによって買取られた、といううわさもあるようですが、それが真実かどうかは定かではないそうです。
消えてしまったパンプキンダイヤモンド。美しいオレンジの光は、ハロウィンが魅せた幻だったのかもしれません。
パンプキンダイヤモンドが世界中で話題になったのは、2002年3月24日に行われた第74回アカデミー賞授賞式でのこと。映画「チョコレート(原題Monster’s Ball)」で主演女優賞を受賞したハル・ベリーの、左手小指に輝いていたリングがパンプキンダイヤモンドでした。
ロナルド・ウィンストン氏は、パンプキンダイヤモンドを2つのホワイトダイヤモンドの間に挟み、リングにセットしました。このリングは、ロナルド・ウィンストン氏がハル・ベリーのためにデザインしたものであり、授賞式に着用するようにと貸し出されたものです。ハル・ベリーが身につけたことで、パンプキンダイヤモンドは一躍有名なジュエリーの仲間入りを果たすことになりました。
なお、レッドカーペットを歩くハリウッド女優たちがハリー・ウィンストン社のジュエリーを身につけているのは定番。このサプライズの創案者であるハリー・ウィンストン氏から続く、もはや伝統ともいえます。
ダイヤモンドは身につけることでよりいっそう輝く宝石。しかしながら、デザインが今の自分に適していないと感じている方もいるはずです。
ゴールドウィンは、ダイヤモンドの高価買取を行っています。また、ダイヤモンド以外の宝石や貴金属の買取も積極的に行っています。店舗での買取だけでなく、出張買取や宅配買取も承っているので、身につけていない宝石があれば、ぜひゴールドウィンにてご査定ください。

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