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ハル・ベリーが身につけた魅惑のパンプキンダイヤモンド
2017年3月22日
希少だとされるオレンジダイヤモンドのなかでも、世界最大級だと認定されているのが「パンプキンダイヤモンド(Pumpkin Diamond)」です。
そこで今回は、パンプキンダイヤモンドについてご紹介します。
パンプキンダイヤモンドの発見から現在まで
パンプキンダイヤモンドは、1997年に中央アフリカ共和国で発見されました。原石の大きさは11カラットもあり、発見したのは地元の農民だったとされています。
原石は茶系の色をしており、注目されるような色や輝きではなかったとのこと。後に、ダイヤモンド原石は南アフリカに持ち込まれ、売りに出されました。
原石を購入したのは、ニューヨークのダイヤモンドディーラーであるウィリアム・ゴールドバーグ社です。
11カラットあった原石は、ゴールドバーグ社の有能なクラフトマンシップによって5.54カラットのクッションカットに。美しいオレンジの輝きを放つ、ファンシービビッドオレンジのダイヤモンドへと生まれ変わりました。
その後、オレンジダイヤモンドはサザビーズオークションで競売にかけられました。落札したのはハリー・ウィンストン社のロナルド・ウィンストン氏であり、落札金額は130万ドル(約1億5千万)。現在の価値に換算すると、300万ドル(約3億5千万)といわれています。
なお、パンプキンダイヤモンドという名前はロナルド・ウィンストン氏が命名しました。ダイヤモンドの色が鮮やかなオレンジであったこと、ダイヤモンドを購入した日がハロウィンの前日だったことから着想を得たとされています。
2003年、パンプキンダイヤモンドはスミソニアン博物館にて一般公開され、その不思議な輝きで多くの人々を魅了しました。
そして現在、パンプキンダイヤモンドの行方は誰も知りません。2005年に匿名バイヤーによって買取られた、といううわさもあるようですが、それが真実かどうかは定かではないそうです。
消えてしまったパンプキンダイヤモンド。美しいオレンジの光は、ハロウィンが魅せた幻だったのかもしれません。
ハリウッド女優ハル・ベリーのためにデザイン
パンプキンダイヤモンドが世界中で話題になったのは、2002年3月24日に行われた第74回アカデミー賞授賞式でのこと。映画「チョコレート(原題Monster’s Ball)」で主演女優賞を受賞したハル・ベリーの、左手小指に輝いていたリングがパンプキンダイヤモンドでした。
ロナルド・ウィンストン氏は、パンプキンダイヤモンドを2つのホワイトダイヤモンドの間に挟み、リングにセットしました。このリングは、ロナルド・ウィンストン氏がハル・ベリーのためにデザインしたものであり、授賞式に着用するようにと貸し出されたものです。ハル・ベリーが身につけたことで、パンプキンダイヤモンドは一躍有名なジュエリーの仲間入りを果たすことになりました。
なお、レッドカーペットを歩くハリウッド女優たちがハリー・ウィンストン社のジュエリーを身につけているのは定番。このサプライズの創案者であるハリー・ウィンストン氏から続く、もはや伝統ともいえます。
ダイヤモンドは身につけることでよりいっそう輝く宝石。しかしながら、デザインが今の自分に適していないと感じている方もいるはずです。
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この記事の監修者
鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店
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