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ダイヤモンドの価値を決める4C。優先すべきはどの項目?
2017年1月10日
ダイヤモンドの評価基準には、4Cと呼ばれるカラット、カラー、クラリティ、カットという4つの評価項目があります。実際にダイヤモンドを購入する際、この4項目のうちの何を優先すればいいのかは悩むもの。今回は、優先すべき項目の目安についてご紹介します。
ダイヤモンドの価値を決める「4C」とは?
ダイヤモンドの評価基準には4Cという評価項目があります。4Cとは「重さ(carat)」「色(color)」「透明度(clarity)」「研磨(cut)」、それぞれの頭文字に“C”がつくことから「4C」と呼ばれるようになりました。これは、ダイヤモンドを評価する国際基準として、米国宝石学会(GIA)が制定したものです。
なお、GIAとは、世界中で宝石の鑑定士として活躍している人が持つ称号のことです。現在日本国内で使用されているダイヤモンドの鑑定基準はこのGIAの基準に準じており、最も信頼度があるとされています。
4Cの優先すべき項目
4Cはダイヤモンドの「鑑定書」に記載されていますが、鑑定書を初めて見る方や、ダイヤモンドを初めて購入された方には理解が難しいものです。
購入の際に役立つよう、4Cの一つひとつの意味とグレードの説明も含めてご紹介します。
重さ(carat)
カラットとは、ダイヤモンドの重量を指します。鑑定書内では「ct」と表され、「1カラット=0,2g 」で計算されます。カラット数が大きいほど相場は高くなりますが、カラットの大きさに比例してダイヤモンドの見た目も大ぶりになるので、バランスも含め好みが分かれます。
色(color)
カラーはGIAの許可を受けたマスタートーンを使用して、鑑定します。実は天然ダイヤモンドは、茶色や黄色っぽい色味があることが多いため、透明に近ければ近いダイヤモンドほど希少価値が高く、グレードも高く評価されます。「D」を最高カラーとし、「D→E→F→G…」とカラーグレードが下がっていきます。
透明度(clarity)
また、自然が作り出したダイヤモンドは、結晶形成時に必ずといっていいほど包有物が含まれます。包有物が多ければ多いほどダイヤモンドの透明度は下がり、輝きが失われたり、濁って見えたりしてしまいます。よって、包有物が少ない、または目立ちにくいほどクラリティ評価が高くなり、価格も高くなります。
「FI」が一番グレードが高く、非常にまれです。「FI→IF→VVS1、VVS2→VS1、VS2→SI1、SI2→I1、I2、I3」とグレードが下がっていきます。
研磨(cut)
4Cの中で唯一、人の技術で生み出され、左右されるのがカットです。評価は一般的に5段階に分かれており、「 POOR→FAIR→GOOD→VERYGOOD→EXCELLENT」の順に、グレードが高くなっています。
こちらもカットグレードが高いほど、価格も高くなります。屈折率が高いダイヤモンドは、カットグレードが悪いと光がうまく入らず、輝きの少ないダイヤモンドになってしまうので、カット技術は職人の腕の見せどころでもあります。ダイヤモンドといえば、なんといっても輝きが魅力的なので、カットグレードは大切です。
4Cそれぞれの評価基準、理解していただけたでしょうか?4Cの全てのグレードが良ければ良いほど、魅力的なダイヤモンドになり価格も上がりますが、全てのグレードが良いことが必須というわけではありません。
たとえば、クラリティやカラーグレードが少し低くても、カットグレードが高ければダイヤモンドは輝きます。逆にクラリティグレードが高くてもカットグレードが低い場合は、ダイヤモンドは輝きません。
他にも、存在感のある大きいダイヤモンドが好みの場合は、カラット数の大きいものを基準に選んだりと、優先すべき項目は人それぞれです。
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この記事の監修者
鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店
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