
エメラルドの『天然』と『非処理』は違う!?査定士が語る買取時の価値の境界線
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2018年1月17日
ゴールドウィンには金やブランド品意外にもダイヤモンドのお持ち込みが非常に多くあります。
そのため、お客様により多く還元するためにもダイヤモンド買取の専門知識をもつスタッフを雇用しお客様のダイヤモンドの高価買取をさせていただいております。
ジュエリーとしてとても人気の高いダイヤモンドですが、その言葉の語源や歴史などダイヤモンドについてきちんと知っている方はあまり多くありません。
ダイヤモンドのルーツについてご紹介いたします。
目次
ダイヤモンドの歴史は非常に古く、人類とダイヤモンドの出会いは紀元前にまで遡ります。
紀元前、インドの河原には普通の石と混じりダイヤモンドの原石が多数転がっていたと言います。
大地の奥底深くでマグマに熱され偶発的に誕生したダイヤモンドは地殻変動により地下から地表へとあらわれ河原で普通の石とともに転がっていたのです。
紀元前のダイヤモンドはまだダイヤモンドとは呼ばれておらず、ダイヤモンドがダイヤモンドと呼ばれるようになったのはローマ時代にはいってからのことと言われています。
ダイヤモンドの語源となる言葉は聖書の中に登場します。聖書ではその言葉は、「アダマント」と呼ばれています。
アダマントはもともと、ギリシア語で「征服されず、何者よりも強いもの」という言葉を意味するアダマスから派生した言葉で単に硬い石がアダマントという名前で呼ばれていました。
その後、アダマントは鉱石→磁石とその言葉が指し示すものを変え、ローマ時代に初めてダイヤモンドを指し示す言葉となります。ただ、この頃にはアダマントという言葉は音を変え、ダイヤモンドは「ディアマンテ」と呼ばれるようになりました。
ディアマンテは「ダイヤモンド」のスペルをヨーロッパ読みしたものであり、つまりローマ時代に初めてダイヤモンドはダイヤモンドという名前で呼ばれるようになったということです。
ダイヤモンドは全物質の中でも最上級に硬い物質であるため、ローマ時代の技術では加工を施すことは出来ず、当時の人々は結晶としてダイヤモンドを愛でており、その価値は今思われているほど高いものではなく、ルビーの10%以下の値段で取引されていたと言います。
ダイヤモンドの価値が高く評価されるのは、15世紀になってからのことです。15世紀にダイヤモンドに関しての画期的な考え方が生み出されます。
硬すぎて加工する道具がないのであれば、同じ硬さをもつダイヤモンドを使って加工すればよいという考えです。
その考えが実行に移されてからは、ダイヤモンドの価値は飛躍的に上がりダイヤモンドはやがて現在我々が感じているように美しく価値の高い宝石として人々に愛されることになったのです。
15世紀以降、価値の高くなったダイヤモンドはユダヤ人たちによって世界的に流通しました。
ダイヤモンドの流通の中心となったイスラエルに居住していた当時のユダヤ人達は、軽くて高価なダイヤモンドの価値にいち早く気づき各地を放浪しながらダイヤモンドの取引量をふやしていきます。
ユダヤ人達はダイヤモンドの取引を精力的に行い、現在でもダイヤモンドの流通の要となっているデビアス社もユダヤ人が創設しています。
ブラッドダイヤモンド=ダーティダイヤモンド=ウォーダイヤモンドなど、不名誉な名前で呼ばれ、忌まわしいとされるダイヤモンドがこの世にはあります。
ブラッドダイヤモンドとは、発展途上国で採掘され戦争の資金となるダイヤモンドのことです。
戦争に使われる血塗られた資金となるブラッドダイヤモンドは忌まわしきダイヤモンドとして市場への流通を規制されています。
日本にはほとんど出回ってはいませんが、ダイヤモンドはその価値の高さからこのような悲しみを生み出してしまうこともあるのです。
紀元前より長く人類とともにあったダイヤモンドは、20世紀にはいり遂に人工的につくりあげることが可能になりました。
ジュエリーとして使用されるような大きなサイズの人口のダイヤモンドは費用が高くつきすぎるため、2018年1月現在では市場には出回ってはいません。
人工ダイヤモンドは工業的に使用されており、現在では工業用ダイヤモンドの約50%ほどのシェアを得ています。
このように我々人類とダイヤモンドの関係は大変古い歴史を持っているのです。
人々に愛され親しまれるダイヤモンドについて知っていただけましたでしょうか?
大阪、梅田・難波の買取店ゴールドウィンではダイヤモンドの買取に力を入れています。
ダイヤモンド自体やダイヤモンドの買取にご興味のある方は是非当店ゴールドウィンまでご連絡ください。
この記事の監修者
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