宝石は大きいだけでは高くならない?価値が逆転するケースを鑑定士が解説【2026年最新版】
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2024年11月7日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
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値段がつきにくい宝石 インディゴライト
当店ゴールドウィンは、宝石の買取に力をいれている買取店です。
大阪で10年以上、宝石を専門的に買取しておりまして、買取金額の高さは折り紙付きです。
本日はインディゴライトという宝石について説明したいと思います。
トルマリンの一種で、こちらも買取ですとなかなかお値段がつけづらい宝石なのですが、
たまに買取査定にお持ちこみされます。

インディコライトはトルマリンの宝石のひとつで、深みのある青から青緑色が魅力的な宝石です。
二色性が明瞭で有名な宝石とされています。
インディコライトをカットする際には、二色性による相の変化を考慮して、
最良の彩色となるように、細長いステップカットがよく選択されます。
トルマリン(電気石)グループの宝石は、市場でも特に人気が高く、
電気石族の鉱物は化学組成がとても複雑で、30種以上に分類されています。
宝石にされるトルマリンは、主にリチウムを含む種(エルバイトなど)で、
純粋な成分の場合は本来無色や淡色であると思われますが、
鉄や銅、チタンなどの成分が入ることで濃藍から明るい青、青緑色などに着色されます。
一般的に青系の色相が優勢なものがインディコライトとよばれています。
結晶にはしばしばカラーゾーニングや、結晶の伸長方向に向かって青や緑などの色の移りかわりが見られます。
インディコライトは、二色性による色相の変化が著しく、
結晶の長軸方向から見ると暗色でほぼ黒にしか見えなくなることもあり、
カットの際にジュエリー職人を悩ませる宝石です。
トルマリンの結晶は、液体の豊富な環境の中で生成された場合、
成長の過程で液体の一部が結晶に取り込まれ、インクルージョンとなることがあります。
結晶の伸長方向に調和的に伸びた細長い管になることが多く、
拡大して観察すると液体や気体の内包物であることがわかります。
このような管が規則的に配列されたものをカボションにすると、シャットヤンシー効果が現れることがあります。
その為インディコライトにはインクルージョンが多く、完全にクリーンな石は希少とされています。
大きくて彩度が高い石の場合にはブリリアントカットやチェッカーボードカットが適していて、
二色性による色の変化を考慮する必要があり、方向によっては光が強く吸収されて暗くなり、
煌めきが失われてしまうことがあります。
通常は結晶長軸方向から見た場合に特に暗色になり、
結晶長軸に直交する方向から見ると最良の色となることが多いです。
品質の高い原石で5ctを超えるものは希少で、10ct以上でクリーンなものであると非常に少なくなります。
多くのインディコライトは、緑の色調を除いたり明るくする目的で、650~700°Cで加熱処理がされています。
「ブルーアイス」などの名称でよばれるものは、通常は処理されたであることが多く、注意が必要です。
集められたブルートルマリンを比べたとき、全ての石が同じ色相と色調であるということは、
天然で未処理の場合ではまずありえません。
また、天然のものは自然光と白熱灯光でわずかな色の変化があり、さらに天然のものには二包性が認められます。
これらの性質が認められないのであれば、処理が施されている可能性が高いと考えてよいいでしょう。
現在、インディコライトを市場に供給している主な産地は、ブラジル、アフガニスタン、ロシアのウラル、
ナイジェリア、パキスタン、マダガスカル、アメリカおよびナミビアなどが有名です。
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ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159

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