青色の代表宝石、サファイア

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青色の代表宝石、サファイア

2023年11月16日

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青色の代表宝石、サファイア

 

青い宝石の代表格ともいえるサファイア

鉱物としてはルビーと同じコランダムに属します。

モース硬度は9で、ダイヤモンドの次に硬いとされます。

サファイアは青色だけではなく、実はカラーバリエーションが豊富で、すべての色が揃いそうなほど多彩です。

赤色以外のコランダムは全てサファイアと呼ばれます。

 

サファイアという名前は、青色を意味するギリシャ語の「サッピールス (Supphirus)」が語源で、

昔は青い色の宝石全般に使われていたといわれています。

 

 

 

■ビロードがかった柔らかな印象の青色が特徴

ブルーサファイアの最高峰と名高いのがカシミール産サファイアです。

カシミール産サファイアの最大の特徴は、コーンフラワーブルーと呼ばれる明るく柔らかな印象のある青色をしていることです。

コーンフラワーとは、矢車草のことを指し、色合いが似ていることから名付けられまし た。

ヘイジーラスター (Hazy Laster) ともいう、乳白色のもやがかかった、ビロードのよう な独特の質感を感じさせることもカシミール産サファイアの特徴です。

 

1881年頃、インドとパキスタンの国境に位置するカシミール地方の、標高4000mの険しい山岳地帯で発見されました。

発見当初は多く見つかったそうですが、鉱床が小さくすぐに枯渇してしまったことから流通量が少なく、現在ではほとんど採れない、幻のサファイアとも呼ばれています。 希少価値が極めて高く、多くは高値で取引されます。

 

2015年のクリスティーズのオークションでは、27.68ctのカシミール産サファイアが675万ドルで落札され、注目を浴びました。

 

パキスタン側のカシミール地方でも2006年頃にサファイアが発見され、2010年頃から日本市場にも出回っています。

赤紫色のものが多いのが特徴で、赤紫色をフーシャサファイ ア、青色をインダス・カシミール・ サファイアと呼ぶこともあります。

カシミール産サファイアはインド側で採れるサファイアのみを指し、価値も異なります。

 

 

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サファイアか分からないお品物でも、ゴールドウィンへとお持ちいただきましたら無料査定させていただきます。

 

この記事の監修者

鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店

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