
【2025年最新版】金貨の買取相場はこう変わった!もし10年前に買っていたらいくらになってた?
10年前、もしあなたが1枚の金貨を買っていたら――今どうなっていたでしょうか? このコラムでは、過去10年の金相場の動きを追いながら、「なぜ上がったのか」「今売るべきか」「まだ持つべきか」という3つの判断軸を、鑑定士の視 […]
2021年2月8日
所有している財産を相続したり、贈与したりすると、発生するのが「相続税」「贈与税」です。一般的には、現金や不動産などがよく知られていますが、「金地金」も例外ではありません。
そのため、金地金を子供や配偶者に相続・贈与する場合には、税金が課せられることを覚えておく必要があります。
そこで、今回は金地金を相続・贈与する際の、税金について詳しくご紹介します。
冒頭でも触れた通り、金地金の相続・贈与では、「相続税」「贈与税」の2つが発生します。
所得税や消費税の場合は、収入や赤字額などによっては、負担額が軽減したり、納付義務がなくなったりすることがあります。
しかし、相続税や贈与税に関しては、例外なく一定の税率で算出した税金を納めなければなりません。
そのうえ、相続額・贈与額が高くなるにつれて、税率も高くなるため、あらかじめ税率を配慮したうえで相続・贈与をしないと受け取った側の負担が大きくなってしまいます。
金地銀の相続・贈与にはそれぞれに税金がかかることを頭に入れておかなければなりません。
相続税・贈与税の税率は、それぞれ一定の割合が設けられています。
どれくらいの資産に対し、どの程度の税率が課せられるのかをチェックしておきましょう。
まずは、相続税の税率について解説します。
以下にて、取得金額と税率をまとめましたので参考にしてみてください。
【取得金額・税率】
1,000万円以下 10%(控除なし)
3,000万円以下 15%(控除50万円)
5,000万円以下 20%(控除200万円)
1億円以下 30%(控除700万円)
2億円以下 40%(控除1,700万円)
3億円以下 45% 2,700万円
6億円以下 50% 4,200万円
6億円超 55% 7,200万円
相続税は、最大で55%税率が課せられます。また、取得金額が1,000万円を下回る場合には、税率が10%と低めですが、控除は設けられていません。
相続税の税率については、「20歳以上の者が直系尊属から贈与を受けた場合」と「それ以外」の2つに分けられます。
それぞれにおける取得金額と税率については、以下を参考にしてみてください。
【20歳以上の者が直系尊属から贈与を受けた場合の取得金額・税率】
200万円以下 10%(控除なし)
300万円以下 15%(控除10万円)
400万円以下 15%(控除10万円)
600万円以下 20%(控除30万円)
1,000万円以下 30%(控除90万円)
1,500万円以下 40%(控除190万円)
3,000万円以下 45%(控除265万円)
4,500万円以下 50%(控除415万円)
4,500万円以上 55%(控除640万円)
【上記以外の取得金額・税率】
200万円以下 10%(控除なし)
300万円以下 15%(控除10万円)
400万円以下 20%(控除25万円)
600万円以下 30%(控除65万円)
1,000万円以下 40%(控除125万円)
1,500万円以下 45%(控除175万円)
3,000万円以下 50%(控除250万円)
4,500万円以下 55%(控除400万円)
4,500万円以上 55%(控除400万円)
贈与税の場合、贈与する側と贈与される側の立場によって、税率や控除額に違いがあります。全体的に、直系尊属からの贈与のほうが、課税率が低く、控除額が高い傾向です。
贈与を検討している場合には、上記の課税率と控除額を参考にしたうえで、実際にかかる税金額を算出してみてください。
金地銀の相続や贈与を行う場合、いくつか注意点があります。
課税の条件や、基礎控除額などについて触れていきますので、相続・贈与の前に把握しておきましょう。
相続税及び贈与税は「基礎控除」を超えると課税されるという仕組みです。
相続税の場合は、基礎控除額が「3,000万円+(600万円×相続人の数)」と定められています。上記を越える場合には、課税対象となりますので覚えておきましょう。また、贈与税に関しては、基礎控除が年間110万円です。贈与税のほうが基礎控除は安価であるため、課税対象の幅が広め。
相続及び贈与では、上記を踏まえたうえで計画を立てる必要があります。
金地銀を相続・贈与する際、評価額によっては資産の半分以上の額を税金として納める必要があります。
実際に、それぞれの税率を見てみると、最大で55%が設定されています。評価額が高額となると、税金の負担が増えますので注意してください。
今回は、金地銀における相続や贈与の税金についてご紹介しました。
自分に万が一のことがあったとき、家族に資産を残しておいてあげたいと考えるのは当然のことです。しかし、きちんと税金の仕組みを理解し、綿密に計画を立てておかないと家族の負担が増えてしまいます。
本ページでご紹介した内容をヒントにしながら、家族にも配慮した相続・贈与対策を進めていきましょう。
この記事の監修者
あなたが身に着けているアクセサリーや時計、もしかしたらとんでもない金額かも!? なんでもお持ちください。ゴールドウィンの鑑定士が豊富な知識でお査定します!
・関西テレビ「ジャルやるっ!」
・2時間特番「おごれる東京に宣戦布告!!VS東京2時間SP」
金・貴金属の高価買取のおすすめは大阪梅田・なんばのゴールドウィンで。
最新の価格相場で日本一の買取に挑戦!他社とも比較してください!
どこよりも高くをモットーに買取いたします。
10年前、もしあなたが1枚の金貨を買っていたら――今どうなっていたでしょうか? このコラムでは、過去10年の金相場の動きを追いながら、「なぜ上がったのか」「今売るべきか」「まだ持つべきか」という3つの判断軸を、鑑定士の視 […]
「金を売るなら今なのか、それとも待つべきか?」 近年の金価格は過去最高水準を更新し続け、多くの人が少しでも高く売れるようタイミングを見極めようとしています。 特に大阪・梅田やなんばといった繁華街は店舗数も多 […]
2025年10月現在、プラチナは1gあたり8,500円前後の相場を推移しています。 金と比べて相場が上下しやすいプラチナは、「売るお店」や「売るタイミング」で査定額に数万円の差が出ることも珍しくありません。 実はプラチナ […]
はじめに:人類と金の出会い 皆さん、ごきげんよう。私の名前は“ゴールド博士”です。金とプラチナを追い続けて50年の専門家です。皆からはDrゴールドと呼ばれています。私は今までに様々な角度から現世に続く富の象 […]
はじめに:同じ金でも査定額がこんなに違う! 「近所のリサイクルショップで売ったら60,000円、なんばの金買取店で売ったら85,000円。同じ18金の指輪なのに、こんなに違うなんて!」 実際に、大阪の金買取市場ではこうし […]
このコラムでは、近年注目を集める銀の相場動向から、大阪での最新の銀 買取事情、さらに純銀の銀杯やSV925アクセサリーといった具体的な買取例までを分かりやすく解説します。読めば「なぜ銀の価格が上がっているのか」「梅田やな […]
まず初めに 古代エジプトのファラオ政権の時代から現代の投資家まで、金は常に価値の象徴でした。 しかし、価値を最大限にするには“売るタイミング”これこそが一番重要な事です。 皆さん、ごきげんよう […]
金相場が高騰し、「そろそろ売り時かも」と思っている人が多い今。 しかし、大阪の梅田やなんば周辺の金買取店では、実は適正価格より安く買い叩かれている人が少なくありません。 「金だからどこでも同じ」と考えるのは危険で、店舗ご […]
目次1 この記事で分かること2 プラチナと金 ― 違いを一言で言うと?3 金 ジュエリーの魅力と注意点3.1 魅力3.2 注意点4 プラチナ ジュエリーのメリットとデメリット4.1 メリット4.2 デメリット5 プラチナ […]