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買取できない宝石 トパーズ編
2024年8月16日
買取できない宝石 トパーズ編
ゴールドウィンでは、様々な宝石の高価買取を行っております。
特に色石やダイヤモンドを中心に、大阪で地域最高の買取額を常に目指しております。
貴金属に宝石がセットされたジュエリーに付加価値をプラスして買取査定いたします。
本日は、そんな宝石の買取に強い当店でも値段がつかない宝石のひとつ、
トパーズについて説明させていただきます。
ただすべてのトパーズという宝石に全く値段がつかないのか、買取できないのか、というとそうではありません。
中には色や大きさ、種類によって買取できるトパーズも存在しますが、
ほとんどのトパーズは買取査定で値段がつかず、
枠の金やプラチナの貴金属部分や脇にセットされているダイヤモンドのみの評価となる場合が多いということです。
買取でのお持ち込みも非常に多く、かなりの数が世界中に流通しています。
トパーズは魅力的な酒黄色(ウイスキーのような色)、ピンク、
オレンジ、ブルーなどカラーバリエーションが多く、非常に人気が高い宝石です。
ジュエリーに多用されるようになったのは近世ですが、19世紀には欧州で特に人気が高まり、重要な宝石となりました。
トパーズの着色原因は不純物としてごくわずかに含まれる元素や、
結晶構造中の欠陥(格子欠陥)に起因する光の吸収によるものです。
天然のトパーズの多くは無色が淡い色の結晶ですが、宝石にされるものは限られた産地の濃色のもので、
加熱処理されることもありますが、未処理で優れた色のものは希少で価値が高い傾向にあります。
無色の石は放射線照射処理で主に青系色に施され、流通しています。
トパーズは無色や淡青色のものであれば巨大な結晶があり、200kgを超えるものも産出しています。
その為、流通量が非常に多い宝石としても有名です。
概してクラリティは高い宝石でありますが、インクルージョンとして気泡や液体、省状の空洞、フラクチャーがみられます。
近年では宝石質の石を産する鉱床が減少しているため、良質なものの供給は激減しており、
未処理で優れた色の大粒の石はアンティークや古くに採掘されたものである場合が多くみられます。
トパーズの最も重要な産地はブラジルのミナスジェライスで、
その他の産出国はアフガニスタン、パキスタン、ロシア、ミャンマー、
中国、ナミビア、スリランカなどで産出されています。
トパーズの硬度は8と高いですが完全な劈開があるために割れやすく、取り扱いに注意が必要となります。
カットの際は劈開方向をテーブル面から角度を十数度ずらす必要があり、
割れや欠けを防ぐために石が保護されるようなセッティングにすることが好まれます。
色の魅力を引き立てるためにステップカットやシザーカットにされるほか、
淡い色の石であればブリリアントカットやプリンセスカットなども見栄えが良く、多用されています。
そしてトパーズは、カラーゾーニングがみられることもあり、ピンクと黄などのバイカラーなどになる場合もあります。
これを加熱すると黄色が消え、全体的にピンクになりますが、熱を加えると結晶が脆くなってしまいます。
さらに放射線照射処理されたブルートパーズも、色調を整えるために加熱処理されることもあります。
基本的にトパーズは、買取では値段がつかないことが多いのですが、
中にはしっかりと高額な買取をできる個体も存在するため、売却時には注意が必要です。
宝石や色石の専門知識がある買取業者を見極め、しっかりと査定してもらいましょう。
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159
この記事の監修者
鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店
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